マビックのチューブラーホイール HELIUM ヘリウムの整備を行っています
今回は現在どの程度スポークが張られているのか テンションメーターを使い
計測してみます どうぞご覧下さい
MAVIC HELIUM 軽量ホイールとして人気が有ったホイールですが おそらく 1996年
くらいに製造された物だと思います
今回このホイールを整備するにあたり どの程度
スポークが張られているのか確認してみます
使う道具は Park Tool TM-1 ごく簡単な構造の道具で
数値が信用出来ないとの声も有りますが 私が用意
している物は 代理店で校正して貰っています
TM-1 本体と 色鮮やかな物は測った数値を張力 kgf に
置き換える換算表 これが無ければただの玩具になって
しまいます それとスポークの外径を測るゲージがセットです
マビック ヘリウムの資料では フロント 650g リア 850g
の重量 使用空気圧は MAX 8BAR 110PSI MIN 5BAR
70PSI の記述が有ります
リアホイールの左側 反フリー側から始めます
スポークの太さをゲージで確認すると 太さは 1.8mm
材質はスチールで形状はラウンドです
ノギスが有るならこれで測る方が間違いは有りません
同じく 1.8mm を指しています
計測場所はスポークの中心で行います
スポークを銜える部分です
道具のグリップを握り 測定支にスポークをセットし
グリップをゆっくりと離します
そして測定支とは逆にあるポインターが指した数字を
読み取ります
白いポインターの先は 12 と読み取れます
これを今回はノートに記入して行きます
それでは右側 フリー側を同じ様に計測して行きます
28穴の フリー側 4本組タンジェント イタリアン方向です
反フリー側はラジアルで組んであります
今回はバルブ穴を基準に左右同じ場所から測り始めました
前輪も同様に進めます 26穴のラジアル組です
それぞれをノートに書き写しています 数字の羅列になりますが
それぞれを貼ってみます
後輪と前輪の左側と右側
左の数値がメーターが示した数字で 単位の無いただの数字です
その右側は換算表で照らした数字で 単位は張力の kgf です
この単位はどのテンションメーターで測っても 同じ数値になるはずで
人と話すときに共有出来る数値です
後輪左側はテンションが低く 換算表に載っていませんでした ですから
これは人に話しても相手が理解出来ない数字です
これは MAVIC の COSMIC ELITE やはり 4年程前に
テンションを測っています
これは W/O のホイールでした
こちらは道具が示した数字しか書いていませんが
見事な数字のバラツキ これには少し驚きました
それでもホイールは振れていなかったのです
今回は普段あまりやらない様な事をしてみました
このホイールはどの様な使われ方をしていたのか全く解らないのですが
回転部分はまずまずなんですが それ以外あまり良い状態では有りません
次は振れ取りとセンター出しを行ってみましょう 次回もお付き合い下さい
前回の作業 【 MAVIC HELIUM ホイールを洗浄する 】
今回は現在どの程度スポークが張られているのか テンションメーターを使い
計測してみます どうぞご覧下さい
MAVIC HELIUM 軽量ホイールとして人気が有ったホイールですが おそらく 1996年
くらいに製造された物だと思います
今回このホイールを整備するにあたり どの程度
スポークが張られているのか確認してみます
使う道具は Park Tool TM-1 ごく簡単な構造の道具で
数値が信用出来ないとの声も有りますが 私が用意
している物は 代理店で校正して貰っています
TM-1 本体と 色鮮やかな物は測った数値を張力 kgf に
置き換える換算表 これが無ければただの玩具になって
しまいます それとスポークの外径を測るゲージがセットです
マビック ヘリウムの資料では フロント 650g リア 850g
の重量 使用空気圧は MAX 8BAR 110PSI MIN 5BAR
70PSI の記述が有ります
リアホイールの左側 反フリー側から始めます
スポークの太さをゲージで確認すると 太さは 1.8mm
材質はスチールで形状はラウンドです
ノギスが有るならこれで測る方が間違いは有りません
同じく 1.8mm を指しています
計測場所はスポークの中心で行います
スポークを銜える部分です
道具のグリップを握り 測定支にスポークをセットし
グリップをゆっくりと離します
そして測定支とは逆にあるポインターが指した数字を
読み取ります
白いポインターの先は 12 と読み取れます
これを今回はノートに記入して行きます
それでは右側 フリー側を同じ様に計測して行きます
28穴の フリー側 4本組タンジェント イタリアン方向です
反フリー側はラジアルで組んであります
今回はバルブ穴を基準に左右同じ場所から測り始めました
前輪も同様に進めます 26穴のラジアル組です
それぞれをノートに書き写しています 数字の羅列になりますが
それぞれを貼ってみます
後輪と前輪の左側と右側
左の数値がメーターが示した数字で 単位の無いただの数字です
その右側は換算表で照らした数字で 単位は張力の kgf です
この単位はどのテンションメーターで測っても 同じ数値になるはずで
人と話すときに共有出来る数値です
後輪左側はテンションが低く 換算表に載っていませんでした ですから
これは人に話しても相手が理解出来ない数字です
これは MAVIC の COSMIC ELITE やはり 4年程前に
テンションを測っています
これは W/O のホイールでした
こちらは道具が示した数字しか書いていませんが
見事な数字のバラツキ これには少し驚きました
それでもホイールは振れていなかったのです
今回は普段あまりやらない様な事をしてみました
このホイールはどの様な使われ方をしていたのか全く解らないのですが
回転部分はまずまずなんですが それ以外あまり良い状態では有りません
次は振れ取りとセンター出しを行ってみましょう 次回もお付き合い下さい
前回の作業 【 MAVIC HELIUM ホイールを洗浄する 】
日常的に使われる自転車ですが 愛情を持って接しています