Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

RUNWELL GAUGE42S チェーンラインゲージ

2024-01-22 19:55:22 | 自転車 工具
日本が誇る ピストバイク用工具ブランド RUNWELL ランウェル から新しい道具が
発売されています GAUGE42S チェーンラインゲージを紹介させて頂きます





新潟県三条市に本社を置く 相場産業(株)の 工具ブランド RUNWELL 現在は海外の
ナショナルチームのメカニックも使う程の人気が有ります その様なブランドから
新しい工具が販売されています




商品名 GAUGE42S チェーンラインゲージ 自転車の
フロント側のチェーンラインを測定する道具です




材質:ステンレススチール 全長:80x35mm 重量:28g
この道具は 日本の競輪競走で走る為の NJS 規格に添った
チェーンライン 42mm±2mm の測定をする為に作られています




実はこの商品には 前作が有り 今回はその改良型です






自転車を用意しました フレームは MAKINO NJS 認可フレームです 
チェーンホイールは 1968年製の SUGINO MIGHTY COMPETITION
現在の NJS の前身 BIA 規格の部品です




チェーンラインとは フレームの中心からフロントの大ギアの
歯先までの距離の事を言います これは前だけではなく後ろの
小ギアにも存在する寸法です 
前後の寸法が同じなら 前後のチェーンラインが通っているなどと
言います 良い自転車を組む為には大切な事です






このチェーンラインの状態を簡単に確認する為に作られたのが
GAUGE42Sです 実際に競輪の開催時に行われる車検では毎回
チェーンラインの確認が行われています
その合格ラインが 42mm±2mm です





では実際に使ってみましょう メンテスタンドに乗せて視認し易い様に大ギアから
チェーンも外しました 当然チェーンを付けたままでも使える道具です






上から見ています 道具の三角部分をシートチューブに当てます
ここの角度を前作の 90°から 108°に広げたことで 使い易くなって
います






この時 道具右側のスリットはギア板と平行に合わせます
この幅 4mmのスリット内に 歯先が収まっていれば検査は
合格です 私のマイティコンペは歯先が見えるかどうかの
ギリギリです 44mm 位あります

併せてこの道具はクランクを回転させる事で ギア板の横振れを
チェックする事も出来ます




こちらが 以前の物ですが スリットでは無く 4mm幅の
黒いラインが引かれていました




チェーンラインの確認はこの様に行いました 私の自転車は
チェーンラインの寸法が大きかったですが その様な設計で
作られていたのだと思います




現状のチェーンステーと大ギアとの隙間を測ってみます






隙間が 5mm 程度有りますから 多少内側へ入れる事は出来ます
とは言っても 実際には難しい問題です





今回ご紹介しました工具は NJS に特化した商品で 実際、競輪の検車員の方からの要望が有ったとの事です
でもアマチュアの自転車愛好家も一つ用意しておくと便利に使えますね 価格も求め易く 1210円(税込)です

今回ご紹介した GAUGE42S はこちらから購入出来ます その他にも魅力的な商品が多く有ります

GAUGE42S

競輪の検車場が主な活躍の場。最高のパフォーマンスを発揮して欲しい想いから開発が始まったゲージです。 GAUGE42S(ゲージ42S)は、競輪用フレーム中心面とギヤ板中心面...

RUNWELL

 

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