Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

レーサーシューズの 手入れ

2010-03-19 20:17:47 | 自転車部品・用品
自転車に乗るのにはレーサーシューズを使いますが これも
大切なアイテム 時間が有る時に手入れをしてやるのは
大切な事じゃないかな





最近はビンディングを使うのが主流で トウクリップとストラップを使い桟(サン)とも呼ばれる
シューズプレートを使うのは 競輪選手かトラックの短距離選手くらいですね
それに伴い 最近は紐靴がほとんど無くなり、靴のアッパー部はバックルを使う物がほとんどです






このバックル部って結構細かな部品で構成されており 
一部金属部品も使われています
あまり気が付きませんが シューズの甲部は自分の汗や
汚れが結構付く処じゃないですか

このバックル部が動かなくなれば靴の機能を果たしません
この部分にはたまに粘度の低いオイルを差しておくと良いですね
あまり粘度の高い物や 樹脂を犯す物は良く有りませんが
何時も確実に動く様にしておきたい所です




写真に写っている この奇妙な形をした物は何なの?
これは靴の専用工具で 台金(ダイガネ)と言う物です

Kino はいよいよ靴の修理まで始めたのか・・(笑)






最近は桟タイプのシューズプレートを使う時も クリート取り付け用の穴を
利用しますが それ以前のレーサーシューズにはそんな物は無く
この様にシューズプレートを靴底に釘で打ち付けていたんですよ






この頃の靴はほとんどが革製品で 靴底には鉄板が入っています
鉄板が入っていない物も使いましたが やはり鉄板入りの方が良いですね

靴は 2年に一度くらい履き替えていましたがその都度 シューズプレートの
取り付けが必要です かなりシビアな調整が必要なプレート 一度では
決まらず何度も調整をします そんな時に無ければ困るのが この台金です






この台金はドイツ製ですが 3種類の部分を使い別け出来る様に
良く考えられていますね

最近のシューズはカスタムフィット システムや 優れたインナーソール
も有り 既製品でも自分に合った物を探せ、良くなりましたね

私は既製品に中々合うのが無く 靴をオーダーしたりしていました 
自転車用の靴を作ってくれる靴屋さんが結構有ったのですが 
もう見なくなりました そんな風景がちょっと懐かしいな




まだ満開とはいきませんが 桜が咲き始めましたね
今日は気持ちが良い日差しでした

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リムセメント 色々

2010-03-17 20:42:45 | 自転車部品・用品
チューブラタイヤに必要なリムセメント 私は今、パナレーサーの商品を
使っていますが これは色々な種類が有りますね 手持ちのリムセメントを
見てみましょう






じゃ、まず国産の老舗メーカー SOYO ソーヨーのチューブ入りです
今回は何種類か紹介しますが 商品インプレは無しです、ごめんなさい






ソーヨーの白いリムセメン これの缶入りは良く使いました
でも使い易いのはやはりチューブタイプですね このソーヨーは
箱に 大和ゴムと記されているのでかなり古い物ですね






WOLBER ウォルバー セメントの色は茶色 前出ソーヨーと
色は良く似ています






TOBASTI これは確か白色だったと思います






Clement クレメント ここのタイヤは高価で 我々の時代は試合
でしか使えなかったですね






PRESTO  これは良く知らないです・・・






VITTORIA ビットリア 私が選手時代には馴染みの無いメーカーです
でも最近は皆さん良く使っていますね






Panaracer パナレーサー 最近はこれを良く使っています





今回ご紹介したリムセメント達 自転車には色々な拘りが有りますが リムセメンに
関しては タイヤが外れなければ良い なんて思っています ただ乾いた時にパリパリに
なる物は好きじゃないですね 
35年以上も前にもリムテープは有ったんですよ 確かVELOX ヴェロックスが出していたと思います
その頃それを使ってみたのですが 直ぐにパリパリ、ガサガサになり あまり良くなかったのと リムと
タイヤの間に緩衝材が入っている様な感覚も好きになれず それ以降はずっとリムセメントで通しています





相変わらず本職の方が忙しく ブログの更新を怠りがちですが それでも毎日多くの方が
訪問して下さいます 有り難くお礼申し上げます
少し前に紹介した保育所の仕事がまだ続いており 5週間、日曜日に休んでいません もう
今日が何曜日だった分らないや(笑)

この仕事もあとしばらくで落ち着きます 自転車整備、もうしばらくお待ち下さい
近所の河原に咲いていた花です 綺麗ですね

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おちゃめな タクリーノ チェーンルブリカント・ドライの使用方法

2010-03-11 20:01:08 | メンテ 用品
少し前にご紹介をさせて頂いた 自転車のメンテナンス商品
TACURINO タクリーノのウェブサイト また上阪氏から案内を
貰ったのが ルブリカントの使用方法 これを覗いてみると
いや~ 最近の若手芸人なんて足元にも寄れない面白さ まあ
皆さん 一度覗いてみて下さい




以前ご紹介させて頂いた TACURINO タクリーノの WEB サイト
この手のサイトはそんな頻繁に覗くものではないですよね その辺を
見込んでか 上阪君からメールが届きました




タクリーノのチェーン用のメンテナンス商品 チェーンルブリカント・ドライ
これは使うと音が出るとか そんな風評が流れたりしているのですが
イヤイヤ、ちゃんと使えばそんな音は出ません と反骨精神を打ち出した
かどうかは知りませんが この商品の正しい使用方法を動画でアップしています

TACURINO web サイト 【 チェーンルブリカント・ドライの 使用説明 】
動画の貼り方が良く分らないので タクリーノのサイトの NEWS 欄から見て下さい
あまりのアホさ加減に思わず笑ってしまいます 又、文章では結構真面目な事も
書いてありますよ

こちらは 【 You Tube 】  




まあ 酒は酔う為に飲むんや と公言してる 浪速産まれ、浪速育ちの
上阪君、この面白さは吉本興業の芸人も舌を巻いて逃げるかもね

NIPPO のチームカーを覗いているのも 何かおもろいネタは無いかな?
くらいはきっと考えているね(笑)

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VIVALO ビバロの 終焉

2010-03-09 20:20:13 | よもやま話
オーナーでありビルダーで有る 日下周一さんが
カワムラ自転車から独立され 1979年に明石市硯町で創業された
サイクルワークショップ・クサカ フレームのブランド名は
VIVA VELO 自転車万歳! の造語で VIVALO ビバロ 多くの
オリンピック選手や競輪選手が使用した大変優れたフレームです





平成元年に現所 神戸市西区に工房が移転し 2007年に競輪競走中に事故が有り
NJS 登録が抹消された その後も経営状態が苦しい中 フレームは造り続けておられました






ビバロ創業当時 水貼りの旧ロゴ




当時のホーククラウン 刻み文字 この他ビバロ独特の
ステンレス製のシートステー 笹型の蓋などが特徴を出していました






今私が所有するこのブルーのフレームは比較的新しい物ですが 大切に磨き上げています
創業当時は私も良く工場にお邪魔し 自転車用のルーフキャリアをオーダーしたり 
他社のフレームのなめし変え(塗り替え)など面倒な事をお願いしました 
たまに日下氏とは 明石市の夜の街を飲み歩いたりもしたな





当時の歴代の従業員は今でもたまに電話をくれます そんな想い出深いビバロですが
2010年3月1日より サイクルワークショップ・クサカは 営業権、工場設備等全てが
神戸市の、ある自転車店に買収され VIVALO ビバロブランドは残りますが 経営母体は
全く別の物になりました





VIVALO ビバロのフレームは今迄通り 日下周一氏が製作されフレームの外見は何も変る事は無いでしょう
日下さんも経営上の煩わしい事から解放され 有る意味、気持ちは楽になられるでしょうね 経営者のこの苦しみは
本人しか解らない事ですから・・

ただ私にとっての VIVALO ビバロはあくまで日下氏がオーナーの  サイクルワークショップ・クサカと言う
フレーム工房 今回の一件で屋号も変りもう昔のビバロでは無くなってしまいました・・
もう高齢になられた日下さん これからはゆっくりした気持ちでより良いフレームを作って頂きたいですね

コメント (10)
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ダイヤモンド コア抜き

2010-03-05 20:11:35 | よもやま話
随分暖かくなりましたね 自転車日記と称した私のブログ
更新を楽しみにして下さる皆さんには申し訳ないのですが
本職が忙しくて自転車が触れません 申し訳ないです・・




私の本職は 給排水 衛生設備、設計 施工 こう言えば凄く難しいですが
水道屋さんです 自転車屋さんでは有りません(笑)

今請けている仕事は保育所の改装工事 建物内にトイレが何箇所か有るのですが
そのほとんどの増設と移設工事です 便器だけで 16個かな・・

この建物は R.C 鉄筋コンクリート造で この様な建物の改装工事には コンクリートの
はつりや穴あけが付いて回ります そんな穴開け工事には写真のダイヤモンドと呼ぶ
孔開け用の道具を使います






機械をセットし 水を少量使いながら機械を回すと この様にコンクリートを
切り取ってしまいます 今回のスラブ(床のコンクリート)の厚味は 150mm
これを はつり機を使い バリバリとはつると3時間は掛かるでしょう でもこの
ダイヤを使うと 15分の作業 コンクリート内の鉄筋も同時に切ってしまいます





このダイヤモンド・コア これを専門でするコア屋さんと言う職種が有るくらいです 私もコア屋さんを呼べば
良いのですが どうせ墨出しや事前準備は私がしないといけないし それなら自分で開けちゃえ!です
この機械を用意している設備屋も少ないと思いますが 何度もしていると 回りを濡らしたり、汚したり
しなくなったし随分上手になりましたよ(笑)




営業中の保育所 その中での仕事はかなりの制約が有ります
そしてする事は山程有るのですが 予算もそれ程無いので
職人も呼ばず 一人で頑張っています

そんな訳で頭の中は仕事モードのスイッチが入って 自転車が
触れません もう少し落ち付くまで待って下さいね・・・・

コメント (4)
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