Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

インフレーターの手入れ SILCA Campagnolo

2020-11-10 20:01:47 | 自転車整備 その他 
インフレーターとは携帯用の空気入れの事をそう呼びます 本体は SILCA シリカ ポンプアダプターは
Campagnolo カンパニョーロを使っています 全て分解し手入れをしてやります





全て CILCA シリカのインフレーターです 少なくとも 1970年頃から使っていました
歴史も長い名器ですから細かな部分はマイナーチェンジが繰り返されています
今回は多くの写真を使い整備方法の細かな所までご覧頂きます





ポンプアダプター 奥の2つは SILCA の純正
真ん中の 2つは Campagnolo の鼓型 これがセットに
なっている物も有ります 手前は Campagnolo のツノ付
これは別売りで SILCA などのアダプターと交換して使います




ハンドルの頭 赤い方が古くフレームに取り付けるには
ポンプペグ=ホルダーが必要です グリーンの方はペグの
必要が無く 凹んだ部分がトップチューブの下で固定されます






今回はこのグリーンの物を分解し手入れを行います
未使用品です アダプターはカンパニョーロの鼓型です






ここから分解します ※ 正ネジです






シリンダーからピストン部を抜きました 革製のパッキンです






ポンプアダプターもねじ込みです ※ 正ネジです






パッキンを外します ゴム系です






シャフトから革パッキンを外しました




ポンプにはグリスが使われています 洗浄します






ポンプ本体内部は ブラシを差し込みパーツクリーナーで
洗浄します




薄い樹脂製です パーツクリーナーは出来るだけ早く
エアブロワーで飛ばし 乾燥させます






シャフトの清掃です パーツクリーナーを使います




シャフトの汚れはほとんどグリスです






ポンプアダプターのネジ内部に何か白い物が見えます
後で調べます






アダプターの蓋を外し 中のパッキンを抜きました






パッキンの奥に一枚ワッシャーが入っています 鉄製です




これで構成パーツは全て外しました






ネジ部に入っていた白い物を出しました セメダインが硬化した
様な感じです ネジ部に接着剤が使われていたのでしょうか




アダプターの部品です




ポンプはこれだけのパーツで組まれています






これから組み付けて行きます 革のパッキンは湿っている
必要が有ります まだ潤いは残っています








パッキンにグリスを塗ります 保湿と潤滑が目的です






パッキン取り付け用のネジです グリスを塗りました






シャフトの先に取り付けます






シャフトにもグリスを塗り ピストン側はここまでです




ポンプアダプターの内部の掃除です






ワッシャーに錆が出掛けていました 薄くグリスを塗ります




アダプターの中に入れました






フレンチバルブを差し込む部分のパッキンです




アダプターのネジの掃除です






蓋です 汚れは拭き取りました




アダプターに蓋をします




アダプター装着部のパッキンです






ポンプ本体の内部にオイルを塗ります Super Lube の
超耐久潤滑剤です




指が届く所までオイルを塗り拡げておきます






インフレーターを組み立てる前に本体外側の汚れを
ワックスで落とします




うっすらと汚れが有りましたが 綺麗になりました






アルミ製の握りです この感触は初めてです
ピカールで磨くとアルミの素肌で アルマイトが
されていませんでした 今迄使って来た物は全て
アルマイトがされていました






アルミの素肌は磨けば光ります ただこれを握って空気を
入れると手が真っ黒になるでしょう・・






組み立てます シャフトを本体に差し込みます
革パッキンが変形しない様に気を付けます






取り付けネジを締め込みます




何度かピストンを繰り返し 潤滑剤が行き渡る様にします








ポンプアダプターを取り付けます パッキンです






握りを差し込みます






ポンプアダプターです






アダプターを取り付け手入れは終わりました






綿のハンドルバーテープを用意しました




このインフレーターにも欠点が有ります この取り付けネジの
本体側に良くヒビが入ります






これで絶対にヒビが防げる訳ではありませんが テープを
巻く事で幾らかヒビを防げます




テープを巻いてから操作すると テープの部分が太くなり
ハンドルが当り上手く動きません これは他の奴でも有りました






ここは伸び戻しが少なく糊が沸かない ハーネステープを
巻いておきます これで全てが完了しました






イタリア発祥の SILCA  今は他の企業に買収され 確か
アメリカ籍の会社になっていると思います






樹脂製のポンプアダプター 綺麗な形をしています





空気入れの為に長くお付き合いを頂きました 名器と呼んでもおかしくない SILCA シリカ
これから無くなる一方ですから 少しでも写真で残しておきたい気持ちも有りました
こんな記事が将来、何かの役に立つ事があれば幸いです

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シマノ レーサーシューズ RC3 SH-RC300 ワイド

2020-11-08 20:00:25 | 自転車部品・用品
Shimano シマノが発売するレーサーシューズ RC3 と言うミドルグレードの商品を購入しました
どの様な靴なのか 色々な角度からの写真をご覧頂きます 今回はワイドサイズを選んでいます





2020年8月頃の発売だったかと思います Shimano SPD-SL レーシングシューズ RC3
定価 14000円(税別) のミドルグレードの商品です




シマノと直ぐに分る明るいブルーの箱です






商品の詳細が書かれています まず私はかなり幅広で甲高な
足をしています運動靴では 4E を履きます 今回のシューズも
ワイドを選びました 当然ノーマルも用意されています
サイズは 43EUR 27.2cm




白を選びましたが黒も有ります 凄く綺麗な容姿をしています
これ以降 簡単な説明にし色々な角度の写真を載せて行きます






靴の底はナイロンソールで 最近のカーボン等と比べると
かなり柔らかく感じます






クリート取り付け部と踵部分です




正面です






右サイドです






左サイドです






少し上から見ています この靴には甲部分のタンが有りません






BOAダイヤルをシューズの中央部に配置してあり
これで 3ヶ所を締め上げます




BOA を操作しワイヤーを緩めました






普通の人なら問題は無いと思いますが 私の甲高では
履く時に靴に足を入れ難く感じます もっと大きく
開いて欲しいかな・・






靴の内部です 特に感じる事は有りません




サイズ感

先にご紹介しました様に ワイドシリーズ 43EUR 27.2cmです
今使っている 他の物と比べてみます ※ 以下使っている靴の
写真を載せます すみません






SIDI メガ 42.5EUR このシューズは私の幅広の足でも
全く苦痛を感じません 今回のシマノ RC3 は 43EUR
ですがこの SIDI より窮屈に感じます 






これは GAERNE ガエルネ 特にワイドサイズと言う表記では
無かったと記憶していますが 41.5EUR  実はこれが一番
ゆったりしています





靴を選ぶ時には サイズが気になります、私も今使っているシューズを参考にし
RC3 の 42EUR を履いてみましたが これは窮屈で履けませんでした

底の柔らかいシューズ これは硬いソールでは感じ難い事を色々と感じる事が
出来ると思います 足の裏で何かを感じながらペダリングを作って行く為には
良い靴だと思います 特に自転車に乗り始めた人達はこれで充分じゃないでしょうか

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タイヤの貼り替え リムセメントの量はこれだけ使います

2020-11-07 20:00:37 | 踏切り自転車 組立て
普段使っているチューブラーホイールのタイヤを貼り替えます チューブラータイヤの
交換にはリムセメントをどの程度使うのでしょうか 交換作業も含めご紹介させて頂きます





組み立てを進めている街乗り用の固定ギア自転車です これのホイールのタイヤを
交換します、使っているのはチューブラータイヤです






この前後のホイールは私が組んだ物では有りませんが
実に上手く組まれています 腕の良いホイールビルダーが
仕事をされたのでしょう




ハブは古い Shimano DURA-ACE です






リムは前後とも MAVIC GP4 後期のタイプで弁当箱と
呼ばれる事もあります




車輪を外します






まず前輪です




後輪はメンテスタンドに乗せてから外しました
チェーンレストを使いチェーンが垂れない様にしています






タイヤを外します 前輪の空気を抜きました






以前に貼り変えてから まだ時間が経っていないので
リムセメントが良く効いています 少し嫌な剥がれ方を
しています






前後のタイヤを剥がしました






これは残ったリムセメントを缶に集め 有機溶剤で
やや柔らかく調整した物です これをプライマー
として使っています




後輪のリムに先ほどのプライマーを塗りました 本来しっかりと
ベッド=床 が出来たホイールにはしなくても良い行程です 今回は
既存のセメントを落ち着かせたかったので私の判断で使っています






こちらは前輪です 先ほど嫌な剥がれ方と書いたのはこれで
タイヤのフンドシがリムに残っています これ自体は珍しい
事では無いのですが このフンドシは鳥の羽毛みたいにリムに
残っています これは手でむしるわけにも行きません 参った






色々な刃先の彫刻刃を使い 除去しましたがリムセメントも
一緒に剥がれています




この状態では ベッドから作らないといけません
仕方が無いですね






これはタイヤの貼り替えとは別の作業です 風が出て来たので
室内でリムセメントを塗り時間を置きます






今回はこのタイヤを使います Vittoria Strada ビットリアの
ストラーダです






梱包を解くと折り癖が強く付いています 多少は構わないのですが
今回の奴は少しきついです 予備のホイールに入れ空気を張って
時間をおきます




ホイールに仮入れし一晩置きました これはリムのベッドが
出来るまでの時間も必要でしたから 丁度良かったです






ここからが通常のタイヤの入れ替え作業です 
新しいリムセメントの重量を測っておきます
内容量は 33ml らしいです 重量は 39g です




タイヤの裏 フンドシにリムセメントを塗ります
綿の粗い繊維で出来ています






フンドシにリムセメントを出し 歯ブラシで塗り拡げて行きます




この様な感じです






フンドシに塗り拡げると直ぐに吸い込み 短時間で
乾燥します 
均等に塗り拡げる事が出来る量は おのずと決まります




ここでの重量は 32g  タイヤ一本に使った量は 7g です




タイヤを貼る為にセメントをリムに塗りました ここに
これ以上塗るとセメントが垂れますので、その寸前まで
塗っています こちらは前輪でベッドを作った方です






タイヤを貼りました チューブラータイヤを貼る方法は
過去記事に幾つもご紹介しているので 今回はそこには
触れません




ここでの重量は 24g です タイヤ一本に使ったセメントは
15g と言う事ですね






こちらは後輪です 前輪と違うのはリムのベッドの状態で
後は同じです




後輪が完了した後の重量は 12g です 後輪には 12g の
セメントを使っています これはリムの状態を見ながら
作業を進めています ベッドの善し悪しでこの位、使用量の
差が有ると言う事ですね





これで前後のタイヤの貼り替えが終わりました 通常はリムセメントの量まで計って
作業は進めていませんが 今回の結果はベッド= 床がしっかり出来ていれば 12g 程度の
セメントを使うと言う事ですね もっと強度を稼ぎたかったらフンドシやリムに重ね塗り
するのも全く問題はありません こんな事が何かのお役にたてば幸いです

前回の記事 【 ブレーキワイヤーの取付けと調整 】

次の記事 【 ホイール組みは延期します 街乗りピスト 】

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ブレーキワイヤーの取付けと調整

2020-11-06 20:00:40 | 踏切り自転車 組立て
街乗り用の自転車を組んでいます ブレーキのワイヤーを取り付けます 少しでも良い自転車に
する為に丁寧に作業を進めています その様子をどうぞご覧下さい





普段の脚にする為の自転車を組んでいます 今回はブレーキのワイヤーを取り付けます
ここまでにワイヤーの長さを決めワイヤーが軽く動く為の整備も済ませています






ワイヤーの切り口の面出しを行い 高性能潤滑剤で
オイルアップも済ませています このワイヤーを
使います




右側から始めます 右レバーは前ブレーキにします
これを 右前 と言っています ブレーキゴムの位置は
すでに調整しているので 今回の作業はワイヤーの
取り付けと調整だけです






ワイヤーの取り付けはブレーキレバーの下側で行います
インナーワイヤーの先端に加工された タイコを レバーに
装着しました






レバーのアジャストボルトにインナーとアウターワイヤーを
差し込みます






ワイヤーの片方はブレーキ本体のアジャストボルトに
差し込みます




アウターワイヤーはこの様な形に収まっています






ブレーキのワイヤーを固定する為に ブレーキを掛けた
状態にする道具、ブレーキハサミを使っています






レバーとブレーキ本体のアジャストボルトは ワイヤーの
引き調整をする時に使います 通常はワイヤーを張る時に
使う事が多いのですが 緩める事も考え 1~2回転、余裕を
見ておきます




アウターワイヤーがアジャストボルトのアウター受けに
確実に入っている事を確認し インナーワイヤーを引っ張ります






インナーワイヤーの固定部分です ワイヤーが決められた
場所に通っている事を確認します






ワイヤーのクランプボルトを 5mm のアーレンキーで
締め込みます まだ仮締めでワイヤーが潰れない程度で
結構です






ブレーキハサミを取り外しブレーキを自由にします
レバーを操作しブレーキレバーの握り代を確認します




握り代が良ければワイヤーの本締めを行います ここでは
なるべくアジャストボルトを使わず ワイヤーの張り加減で
調整するのが良いでしょう アジャストボルトはワイヤーを
固定してから、いざと言う時の微調整で使います






インナーワイヤーが長くて邪魔になります 適度な場所で
カットしておきます




インナーワイヤーの長さと先端処理は組立ての最後に
行います この後の組立てで何が起こるか解らないので
少し余裕を残しておきます




フロントワイヤーの取り付けが終わりました






続けて後ろブレーキに掛かります 整備したワイヤーは
とても良い状態です






先端のタイコをレバーに取り付けます






アウターをレバーのアジャストボルトに差し込みます
片方は後ろブレーキまで持って行きます






アウターワイヤーをアウター受けに取り付け
インナーワイヤーは固定部に通します 
ここでもブレーキハサミを使っています




ワイヤーの固定ナットを 11mm のメガネレンチで
仮止めをしておきます






アウターワイヤーをフレームに固定する前に トップチューブの
汚れをワックスで綺麗にしておきます ワイヤーを決めると
掃除が出来なくなります






アウターバンドでブレーキワイヤーをフレームに固定します
マイナスドライバーを使っています




ワイヤーバンドはトップチューブの前後 2ヶ所に使っています
バンドでワイヤーを固定する時は レバー側、ブレーキ本体側
双方のアウターワイヤーの状態を何度も確認しています





ここでする事は前と同じです レバーの握り代を
確認し 良ければインナーワイヤーを本締めします






こちらのワイヤーも適度な長さを残しカットします




余分な長さをカットしたワイヤーです




これでブレーキワイヤーの取り付けと調整が終わりました




ハンドル周りのブレーキワイヤー 長さに付いては事前に
しっかり決めています




リアブレーキ付近のワイヤーの状態 ここは綺麗な形に
収めたい所です




アウターバンド DIA-COMPE のかなり古い物ですが
今回の為に在庫を使いました




チェック

ワイヤーが丁度良い長さなのか 最後にチェックします






通常ハンドルを切る角度は僅かです ここまでハンドルが切れる時は
落車をした時くらいです その時にワイヤーに充分な長さが無ければ
ワイヤーに無理をさせると共に何処かを壊す事になります この程度の
余裕は見ないといけません ここも大丈夫です




これで安全に表を走れる状態にはなりました
完成まであと僅かです





今回はワイヤーの長さの決定から事前整備に時間を掛けました これは何時も競技用の
自転車にしている事ですが街乗り自転車にも区別は有りません 凄く気持ちの良い
ブレーキの操作感になっています 次回もどうぞお付き合い下さい

前回の記事 【 ブレーキワイヤーに ナノドライ潤滑スプレー 】

次回の記事 【 タイヤの貼り替え リムセメントの量はこれだけ使います 】

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ブレーキワイヤーに ナノドライ潤滑スプレー

2020-11-05 20:10:12 | 踏切り自転車 組立て
新しい自転車の組立てを進めています ブレーキに使うワイヤーに潤滑剤を使い事前処理を行います
ジェイマックス(株)から発売された ナノドライ潤滑スプレーを使ってみます どの様な商品なのか
ご紹介させて頂きます





今回組み立てを進めているのは 街乗りピストと呼ばれる固定ギアを使った自転車です
ブレーキワイヤーは長さを決めた後、アウターケーブルの端末処理も済ませています
今回はワイヤーの作動を滑らかにする為に J-MAX ジェイマックス(株)から発売された
ナノドライ潤滑スプレー と言う商品を使ってみます






ナノドライ潤滑スプレーの容器です この商品にはオイルが
含まれていず CNT=カーボンナノチューブをアルコール系の
溶液に配合した物で 溶液が揮発すれば CNT だけが残ると
言うものです




以前私のブログでも紹介させて頂いた ナノコロオイルスプレー
これと併用する事で潤滑性能が向上するとも紹介されています




一度使ってみます 容器を振り良く攪拌します






内部を良く攪拌した後、ブレーキのアウターケーブル内部に
スプレーします 量については未知数ですので反対側から
溶液が出てくるまでスプレーしました




反対側の切り口からナノドライの溶液が出ています この時に
感じている事が有ります・・ これは暫くして確信に変わります






次はインナーワイヤーにスプレーします 充分な量のスプレーです




これは溶液が揮発する前です 黒くなったオイルらしい物と
金属粉らしい物がワイヤーから排出されています 先ほどの
アウターから黒くなった溶液が出て来たのと同じ状況です 
これはこのスプレーが持つ 強い洗浄力に依るものですね






ナノドライの溶液が揮発してから ステンレス製のパレットを
指先で擦ってみました これは意外でしたが何も感じません
少しは潤滑効果が有ると思っていましたが、金属同士なら
違った感覚が得られるのでしょうか




先ほど溶液で濡れていた場所も乾燥しています まだ 5分も
経っていません 次の作業に掛かります






ナノコロオイルを併用します このオイルは以前チェーンに
使っていますが、音の静かさと乗った時の軽さを感じる事が
出来る潤滑剤です






アウターケーブル内にスプレーします






インナーワイヤー全体に充分な量をスプレーします




ワイヤーの内部まで浸透する量を使いました






手に付いたオイルを指先で感じるのは 粘度が低く
吸着力もあまり感じないスベスベと言う感触です






こちらも指先でパレットを擦ってみましたが
明らかに強い潤滑性を感じる事が出来ます




これでオイルが落ち着くまで時間を起きます




今回は自転車にワイヤーを取り付けるのが目的ですから
必要なパーツの準備をします






これだけブレーキの補修パーツを揃えていても 欲しい物が
無い事は良くあります 今回は幾つか揃っていそうです






今回のアウターの端末にはアウターキャップを使います
これは必ず必要な物では有りませんが ブレーキレバーと
ブレーキ本体に依り使った方が良いとの私の判断です






アウターにキャップを付けるから 切り口はどうでも良い訳
では無く 端末は綺麗に処理をしています こうする事で
キャップも真っ直ぐに取り付ける事が出来ます




塗布したオイルも充分浸透した頃です






アウターケーブルにインナーワイヤーを通します 凄い!
この軽さは経験した事が無いくらい滑らかです 
シマノの通常のアウターとステンレスワイヤーです 今迄にも
色々な潤滑剤をワイヤーに使いましたが 動きの軽さでは一番です
ただここは結構オイル持ちの良さも必要ですので その結果が
分るのは少し先になりますね






ブレーキレバーに取り付けるタイコです ここはレバーの
装着部と錆付いて固着する事も良く有ります Super Lube の
グリスを塗布しておきます





これで自転車に取り付ける前のワイヤーの準備は出来ました 今回驚いたのは
ナノドライスプレーとナノコロオイルを併用したワイヤーの動き方の滑らかさです
この感触は一度試されても良いと思います 次回はワイヤーの取付けを行います
次回もどうぞお付き合い下さい

前回の記事 【 ブレーキ アウターワイヤーの先端処理 】 

次の記事 【 ブレーキワイヤーの取付けと調整 】

ご紹介しました ナノドライ潤滑スプレーの価格は 3900円(税別)
販売代理店はこちらです 株式会社 ヌマタ 【 https://www.numata.co.jp/nanodry.html

ナノコロオイルの過去記事です 【 ナノコロ オイルスプレー J-MAX 】

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