Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車屋さん Bicicletta di Maru

2021-07-25 20:18:13 | よもやま話
マスターズの世界チャンピオンの経歴を持つ店長が切り盛りする自転車店
ビチクレッタ ディ マルと言うお店が兵庫県伊丹市に有ります





2019年7月にオープンした Bicicllet di Maru さんが開店2周年を迎えました
今日は私も自転車に乗り久し振りにお邪魔しました




最近は雨が良く降った時期でもありこの街乗り用の
Makino マキノに乗るのも久し振りです
フリーギアとは感覚が違う固定ギアは面白いです




一般車や他店で購入した自転車の整備も OK との事です
店内の工具類は街の自転車屋さんの雰囲気も出しています






とは言え店主の丸山繁一氏は 元競輪選手であり今も
JBCF 実業団登録している現役選手 店内の自転車は
それらしい物が展示されています





店主の丸山繁一氏 多くの人脈が有り丸山氏を慕う選手も沢山居ます このお店では
クロモリのオーダーも可能で丸山塾と言うトレーニングの指導もしています
自転車の事で相談したい事があれば頼ってみるのも良いと思います

お店の H/P です
OGPイメージ

BICICLETTA DI MARU(ビチクレッタ・ディ・マル)|兵庫県伊丹市のマルの自転車屋

Bicicletta di Maru(ビチクレッタ・ディ・マル)は元プロ自転車選手の丸山繁一が兵庫県伊丹市にオープンしたサイクルショップです...

BICICLETTA DI MARU(ビチクレッタ・ディ・マル)|兵庫県伊丹市のマルの自転車屋

 


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ロードフレームの引渡し

2021-07-24 20:00:25 | よもやま話
先日自家塗装を終えたアルミのロードフレームを無事に引き渡ししました





後輩から塗り替えの依頼を請けたロード用のアルミフレームが完成したので引渡しを行いました




私が持って行くと言ったのですが自転車小屋へ来てくれると
言うので来てもらう事にしました 冷たい飲み物とスイーツを
用意しておきます




出来上がったフレームを確認してもらい 色々と自転車競技の
話しが尽きません 我々には凄く楽しい時間です 彼は輪界に
身を置いています





今までに自転車のフレームの塗装は何本かやっています その殆どがクロモリのフレームでしたが
今回はアルミとフォークがカーボンです この素材で作られたフレームはパイプが太く塗装面積が
大きくなります 私が考えていた 1.5倍くらいの塗料が必要でした こんな事はやって始めて解る事で
良い経験をさせてもらいました




来る時は手ぶらで、と言っていましたが 気を使ってビールを持って来てくれました
嬉しい塗装のお駄賃です 有難う

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緊急 パンク修理 依頼

2021-07-23 20:11:05 | 自転車整備 その他 
シティサイクルのパンク修理を行いました 普段は競技用自転車を触る事が多いのですが
頼まれると一般の自転車の整備も行います 今回は出張修理をして来ましたその様子をご覧下さい





今回は一通のラインから始まりました 自転車がパンクしたみたいなんだけど直してくれる?
毎日通学に使っている自転車ですから道具類を持ってすぐ直しに来ました




自転車を見ると後輪の様です 27×1 3/8 の wo タイヤです






何時もの事ですがまずバルブを観察します
空気は抜けています




タイヤに異物が刺さっていないか確認すると バルブ付近に
大きなホッチキスの針が刺さっています おそらくこれでしょう






虫ゴムも疑いましたがスーパーバルブが使われていました
バルブナットを緩めるとやはりバルブが曲がります タイヤの
中で、チューブが寄っているとこうなります でもこの程度なら
大丈夫でしょう






タイヤを外しチューブを引き出します






チューブを出し空気を入れます 空気入れはフレンチ用の
ヒラメにトンボを付けたホースを繋いでいます






水調べでパンクの場所を探します 分かり易い様に印しを
付けました 場所的に先程のホッチキスの針の辺りです






パンク修理の最初は 粗目のペーパーを使い穴が開いた周囲を
良く研磨します 段差が有ればそれも削ってしまいます




使うパッチゴムを当ててみます このパッチ依り広い範囲の
研磨が必要です






パッチゴムを貼る部分にゴム糊を塗り拡げます 今回古い糊を
使うと少し固くなっていて上手く塗り拡げられませんでした
あまり良い事では有りませんが何とか大丈夫でしょう






パッチゴムの裏紙を剥がし チューブに貼り付けます
接着面は指で触らない様に気を付けます






ローラー等を使いパッチゴムを良く押さえ込みチューブに
密着させます ハンマーで殴るのも ok です






さらに違う専用ローラーを使い隅々まで押えました
押さえが終わったので、表面の保護フィルムを剥がしました




良く密着しているか確認します 特にパッチの周囲は
良く見ておきましょう






修理ヶ所と他に穴が開いていないか 良く調べます
空気漏れが無ければウエスで良く水を拭き取ります






タイヤに刺さっていた針を抜きました






タイヤの裏側に異物が刺さっていないか良く調べます
リムに装着されたリムフラップの状態も確認します




チューブをタイヤの中に入れます バルブも新しい物に
交換します 買い置きのスーパーバルブを使います




リムのバルブ穴にバルブを差込み バルブを組んでから
少し空気を入れてからタイヤをはめます 空気を入れるのは
チューブの捻れを防ぐのが目的です




タイヤを嵌めてから使用圧まで空気を入れました 3キロ位の
空気圧です






少しチェーンが伸びていたので 張り調整を行いました
使った工具は先日購入した輪業レンチ 廉価な工具ですが
充分使える道具でした





チェーンその他 必要な所にオイルも注しておきます この様なシティサイクルでも
使う場所に依ってオイルは選んでいます 一般車のチェーンには Super Lube の
超耐久潤滑剤が抜群の相性です





これでパンク修理と一連の整備が終わりました 明日の通学に使ってもらえます

パンク修理の中でゴム糊を接着剤だと思い 厚く塗る人がいらっしゃいますが
ゴム糊はチューブとパッチゴムを融着させる為の促進剤で 出来るだけ薄く塗ります
厚く塗るのは失敗する原因の一つですから注意が必要ですね

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アルミフレームの塗装 手直し 完成

2021-07-22 20:03:42 | 自転車 塗装
自転車のロード用アルミフレームの塗装をしています カースプレーを使い作業を進める
自家塗装ですその作業風景を是非ご覧下さい





ここまでにフレームの古い塗装を研磨し上塗りの着色 仕上げのクリア塗装まで行いました
しかし前回塗装を乾燥させる為に自転車小屋にフレームを格納する時に ヘッドチューブに
ビニール袋が触れてしまうと言う悲劇が起こりました 今回はその手直しを行います






今回は手直しをする為にも塗装の乾燥は必要で一晩待ちました
どの様に進めるかはまで決めていませんがコンパウンドを用意
しました






加えて 2000番の耐水ペーパー




不具合が有ったのはヘッドチューブの左側 写真には写りませんが
ビニール袋の模様が凸凹に入っています 最近はこの様な塗装も
有りますが今回は全くそれを望んでいません(笑)






何とかしましょう もし模様の凸凹が研磨で消せるなら
それに越した事は有りません 耐水ペーパーで削ります






コンパウンドの粗目で研磨




コンパウンドの細目を使います






コンパウンドの極細 塗装の艶が出せる粒子の大きさです
確かに塗装の艶は出ますが 今回の凸凹を完全に消すまでに
至りませんでした これ以上研磨すると塗装のやり直しが
必要になります




研磨で駄目なら 部分的に塗装をします この範囲での
ボカシ塗装はかなり難しいですが 一度白色を吹いてみます





こう言う所でマスキングテープを使うと見切りが出来てしまうのは当然です
しかし塗装を避けて手直しをするのは無理です 出来てしまったこの見切りラインなどは
塗料が乾燥してから研磨して消します その後マスキング無しでもう少し広い範囲にかけ
塗装をやり直します




そして

手直し塗装の写真は撮る余裕が無く画像は一枚も有りません ヘッドチューブの左側を主に
ヘッドチューブ全体とトップとダウンチューブの集合部分辺りまで白色を吹き さらに
ヘッド、トップ、ダウンチューブ全体にクリアを吹き直しました
少し時間は掛かりましたが上手く処理は出来ました




一日以上置き 手直しの塗装も乾燥したので最後の美装をします






フレームにワックスを掛けます Wako's ワコーズのシィクワックス
コンパウンドの入っていないカルナバロウ配合のワックスです






フレーム全体に優しく塗り込みます






ボトル台座のメスネジに塗料が入らない様にボルトを
入れて養生していました






ボルトを抜きました






ワックスを新しいウエスを使い拭き取ります 塗装面が
滑らかで気持ちが良いです




預かったフレームセット カーボンフォークと共に
塗装が完了しました






整備テーブルで最後の仕事を行います
マスキングテープの剥離です






エンド小物のクイック当り面とリプレースエンド
ディレーラーハンガーの取り付け部です




フロントフォークのクラウン






ハンガーシェル部分とリアエンド小物付近
フレームに何のマークも無かったですが聞けば解る
結構有名な工場で作られたフレームだとの事です





依頼を請けてから 1ヶ月近く掛かりました 梅雨の時期が絡んだのも有りますが
待たせて申し訳なかったです 今回の費用はカーボンハンドルも有りそれには
違う色を塗っています プライマーやプラサフも含め塗料代は 8000円税込程度です
時間が許せば皆さんもされると良いと思います 塗装作業は充分楽しめます

前回の作業はこちらです 【 アルミフレームの塗装 上塗り 】

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アルミフレームの塗装 上塗り

2021-07-21 20:01:07 | 自転車 塗装
アルミのロードフレームの塗装をしています 業者に依頼するのでは無く
自分で行う自家塗装です 使用材料等を含めその作業風景をご覧下さい





今回の塗装は後輩から依頼された仕事です 購入後 3年程経ったアルミフレームに
元色と同じ白色に塗り替えます 前回までに古い塗装の研磨と足付けをしその後に
下塗りのプラサフまで吹いています

前回までの作業はどうぞこちらをご覧下さい 【 アルミフレームの塗装 研磨 足付け 】




前回の下塗りをした時にもマスキングは行いましたが
ヘッド周りだけもう一度マスキングをやり直します






ヘッドチューブのボールレース圧入部分のマスキングです




ペイントうすめ液でプラサフの表面を軽く拭き取ります
主な目的は塗装面の脱脂です






塗装は屋外で行います 簡易塗装台にフレームをセットし
エアブロワで埃やゴミを吹き飛ばします




まずは塗料の食い付きを良くするプライマー ミッチャクロンを
スプレー 薄く2回吹きました






フレームに着色するのは HOLTS' ホルツのカースプレーを
使います T-13 トヨタ系のソリッド 白色です






まずフレームの裏側のスプレーの入り難い所から
始めます




フレームを正立させ 塗り残しの無い様全体にスプレーします
実はこの白色は下塗りにします




今回は色を決めかね 白色を 2色用意しました 僅かな違いですが
選んだ色を仕上げ色にし 片方は下塗りに使います






ここから仕上げ色です 同じ白ですが マツダ系の M-60
はっきりした白色なのでこちらを選びました
フレームの方向が変わっていますが 風の影響を受け難い
方向を選んでいます






仕上げ色を時間の間隔を開け何度か重ね塗りをしました
さらに艶を稼ぐ為にクリアを吹きます








クリア塗装も終えました 艶を出す為に塗料が垂れる寸前まで
厚めにスプレーします 塗り過ぎて塗料を垂らし失敗するのは
ここの作業です




これで一連の塗装の行程は全て完了しました マスキングテープの剥離が残っていますが
塗料がもう少し乾いてから行います それまでは自転車小屋の中に入れて乾燥を待ちます

後は時間が全てを行ってくれるはずでした しかしここで悲劇が起こります
フレームを塗装台と共に自転車小屋に格納した時にヘッドチューブが物入れの
ビニール袋に触れてしまいました・・・ 一瞬で今までの作業が無駄になる
悲しい瞬間でした 続きは次回にさせて頂きます次回もお付き合い下さい


前回の作業
OGPイメージ

アルミフレームの塗装 研磨 足付け - Kinoの自転車日記

自転車のロード用アルミフレームの塗装を行います塗装業者に依頼するのではなく自分で行う自家塗装という奴ですまずは塗装前の下地作りから始めますそ...

アルミフレームの塗装 研磨 足付け - Kinoの自転車日記

 


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