「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

6月本会議(第二回定例会) 一般質問に向けて

2009-06-12 08:36:21 | 政策・マニフェスト
 現在、来週から始まる第二回定例会の本会議で行う一般質問の内容をつめている段階です。

 街を歩き、皆様のお声をお伺いしながら、最終的なものを形作ろうと考えています。

 現段階の青写真を書きます。


*****一般質問、青写真*****
<区民サービスの向上の観点から>
Ⅰ区民サービスの向上について
○ 中央区民とは、どのような定義をお考えか。

○ このたび新設の浜町集会施設(名称は8月募集)では、開館時間が午後10時まで延長が可能である。まだまだ午後9時までという施設が多いが、学校関連施設や区民館なども、同様に10時まで会館延長を可能にし、区民サービスの向上を求めるがいかがか。

<喫緊の課題より>
Ⅱ-1築地市場現在地再整備の実現について
○ 中央区は築地市場の移転断固反対である。現在地再整備の実現に向け、今後、どのように取り組むつもりか。現在地再整備に向けた街づくりのビジョンを述べていただきたい。

○ 都民、消費者、市場関係者、中央区など、築地市場の移転断固反対であるが、頑なに東京が移転を強行する背景を、どのように認識しているか。

Ⅱ-2築地市場移転候補地豊洲の深刻な土壌汚染問題について
○ 東京都は、技術会議の方針に沿って、豊洲の土壌汚染対策を進めるということであるが、非公開であったこと、情報の隠蔽と捕らえかねないベンゾ(a)ピレンの汚染隠し、出されている新技術の実行可能性の証明がないこと等が指摘されている。
 環境影響評価調査計画書に対して、区は意見書を提出しているが、豊洲土壌汚染とその対策でどのようなところを問題点としてとらえ、今後、その問題点をどのように解決していくお考えか。

Ⅱ-3移転強行で中央区が被る影響について
○ 万が一、移転が強行された場合、都民の食の安心・安全脅かされることともに、中央区がこうむる影響は、多大である。食の文化、築地の街が消えることになる可能性がある。
 実際、どのような影響があると考え、それに対し、どのように対策を取っていくお考えか。経済的損失は、如何ほどを想定しているのか。商店街への影響はたいへん深刻であると考えるがいかがか。

○ 万が一、移転が強行された場合、築地市場跡地が売却されるといわれている。都民財産の安易な売却はあってはならないし、民間に売却された場合、乱開発が行われる可能性もある。いかに、区として歯止めをかけていくお考えか。

○ 万が一、移転が強行された場合、対策のひとつとして、「鮮魚マーケット構想」を立てられたことがあった。もし、その構想が生きているとした場合、その計画を立てた時期から時間が経過し、現在の深刻な経済状況では、構想通りに行きづらいと考えるが、いかがか。


Ⅲ晴海通り沿い(勝どき駅~黎明橋間)地下道新設について
○ トリトンに向かう晴海通り沿い歩道の混雑緩和が喫緊の対策として必要性を考える。事故が起こる前に、指導員を立てるなど何らかの対応をすべきだと考えるがいかがか。

○ 今後、住宅建設に伴う急激な人口増加を想定すると、反対側の交通量も増加する可能性がある。両者を解決するためには、晴海通り下に、月島駅~月島区民センター間に存在するような地下歩道を設置することが、有効な解決策と考えるがいかがか。


Ⅳ新型インフルエンザに対する医療体制の整備について
○ 小児では、重症化するといわれている。小児医療体制整備に向けどのような対応をお考えか。

○ 医療機関に正確な情報を迅速に伝えていく必要があると考えるが、どのような対策をお考えか。

○ 急激に患者が増加した場合、現状一箇所の発熱外来では対応できなくなると考えるが、どのように整備していくお考えか。

○ 職員の補償体制の整備とともに、医療従事者をはじめ新型インフルエンザ対策に従事するすべての人における補償体制をどのように整備していくお考えか。


<新たな第三次中央区保健医療福祉計画の実施の中から>
Ⅴ病児・病後児保育事業のさらなる充実について
○ 病児・病後児保育事業の国の方針が変わってきていることや現状の問題点をどのように捉え、今後どのように事業展開していくお考えか。
 板橋区では、先駆的に病児を看護師が迎えにいくサービスを提供している例などがある。

Ⅵ障害のある方のグループホームの充実について
○ グループホームの需要をどのように認識しているのか。その需要を満たすために今後はどのような方向性・手法で進めていくのか。どのような機能の充実を図っていくのか。


<街づくり>
Ⅶ孫の代、孫の子の代まで責任をもつ街づくりについて
○ 街づくりの情報が、容易に入手される体制を整えることが、大切であると考える。その場合、街づくり協議会に関する情報や都市計画審議会に関する情報が、広く住民にいきわたるようにすべきと考えるがいかがか。

○ 科学的な根拠に基づき計画が提案されるべきであると考える。現状の計画では、住民が納得できる科学的根拠が示されることなく、街づくりの計画が進められていることが多い。東京都においてだけでなく、本区にもあてはまるのではないか。
 )晴海通り沿い歩道の歩行者混雑の緩和を、朝しお運河への歩道橋を設置することで何割の歩行者緩和が達成することができるという科学的根拠をお示しいただきたい。
 )歌舞伎座は、耐震性もコンクリートの耐久性も十分であると分析でき、ゆえに日本建築学会も要望書を提出している。耐震性、耐久性がないという科学的根拠をお示しいただきたい。
 )歌舞伎座建て替えにより、地下空間に震災時避難場所を確保する計画であるが、震災時、地下に設けた避難場所が有効に機能するという科学的根拠をお示しいただきたい。

○ 建設後の評価を実施し、環境影響評価通りに周辺環境がきちんと守られていることを検証することが大切であると考えるがいかがか。



Ⅷ教育振興基本計画の策定について
○ 何の目標を掲げることにより「教育の中央区」を成し遂げてきたのか、改めて問う。

○ 今の、中央区における教育の課題をどこにあると認識し、教育振興基本計画によりさらに、何の充実を目指すのか

○ 新たに始まる幼保一元化施設の認定こども園で目指すものはなにか

以上、
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