「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

宇部という街 芸術を街づくりのひとつのテーマに入れて #UBE

2010-10-29 23:00:00 | 街づくり
 中央区議会環境建設委員会で宇部市における『道路整備における市民要望の適正管理について』行政視察が行われ、私も一委員として参加をしてきた。

 宇部空港に立つと、空港ギャラリーに宇部市の紹介が展示されている。
 そこにあるのは、「緑と花と彫刻のまち」とある。



 宇部市は、主要産業の中心が、まさに宇部興産(株)であり、同社発祥の地である。

 臨海部に同社本社があり、そこでは、石炭を原料に自社発電が行われ、視察当日も白い煙が煙突からもくもくと出されていた。



 彫刻というだけあり、街のいたるところに彫刻が作られている。
 それも道の真ん中に、存在感をアピールしての配置が多い。



 常磐公園という180ヘクタールほどの大きな緑の公園があり、かつての炭田であった作業櫓が、移設され石炭博物館の展示もある。
 その櫓に、エレベーターで上ると最上階は展望台になっており、市が一望でき、瀬戸内海を挟み、九州も望むことができる。
(宇部市中心方面)
(瀬戸内海側方面)
 常磐公園には、100ヘクタールほどの大きな池があり、白鳥や黒鳥が群れをなしている。


 この公園は、なんと入場料が無料であり、植物園(サボテン、熱帯植物、蘭)も無料である。
 (ただし、駐車場料金400円は必要。)

 広い敷地内に、もちろん、いろいろな彫刻が配置されていて、見ていてあきない。
 二年に一度、日本最大級の野外彫刻の国際コンクール『UBEビエンナーレ』が実施される。最優秀二作品には、数百万円が賞金として出される。今年は、300程度の応募から、40点の選考と、実物製作指定作品20点を選んだところ。コンクールにエントリーされた作品の10分の一の模型が、まず、展示室に展示されていた。来年、その20点の実物が作られるという。(第24回展、50周年)
 選考の様子も一般公開されている。
 世界に誇れるコンクールである。


 市内には、歴史的建造物としての「渡辺翁記念会館」がある。(特徴的な外観、風格ある作りのこの建物をよく保存していることに感銘)
 そこでは、例年クラシックコンサートが催されてきた。
 世界で有名なオーケストラが招致される。
 オーケストラは、単に演奏するだけではなく、中学生への指導も行うこともする独自プログラムがある。音楽を愛する土壌が醸し出されている。
 来年の市政90周年に向け、大きなイベントが企画されることであろう。


 彫刻、音楽など芸術への様々な取り組みを、街に入っただけで受けることができたが、この12月議会では、「文化芸術振興条例」も制定される予定と聞く。
 どのようなものが提起されるのか、注目していきたい。

 宇部市を訪れて感じた街の印象を書き綴った。

 宇部市は、芸術を街づくりのテーマの一つとして取り入れているところに大きな学ぶ点のひとつがある。
コメント
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