「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

海外旅行中、子どもの病気・事故に、どのように備え・対応するか。外来診療中にもお気軽にご相談を。

2014-06-17 12:41:15 | 小児医療

 そろそろ、夏休み中の国内外の旅行のことが視野に入る時期です。

 国内外の旅行中、子どもの病気・事故に、どのように備え・対応するか。

 外来診療中にもお気軽にご相談を下さい。

 個別具体的に、アドバイスさせていただきます。


 本日、国内外の旅行中の子どもの健康と安全について、このテーマに関しては今年二度目の雑誌取材をお受けするところです。


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 外旅行中の子どもの健康と安全、そのための対処法

 以下、5点が、大事と思います。


1、持病への対応

 〇ぜんそく対策

 〇熱性けいれん対策

 〇アレルギー性鼻炎・結膜炎対策

 〇便秘対策


2、一般的な風邪症状などへの対応

 〇発熱への対処

 〇下痢・嘔吐への対処

 〇せき・ぜんそく発作への対処

 〇熱中症

 〇高山病

 〇時差ボケ

 〇乗り物よい

3、その地域特有の感染症、風土病への対応

 〇感染症
  ウイルス:コレラ、A型肝炎

  細菌:腸チフス、赤痢

  寄生虫:条虫

 〇蚊を媒介
  マラリア、日本脳炎、デング熱

 〇ダニを媒介
  


4、事故への対応

 〇子どもの死亡原因の一位は事故
  事故 交通事故、おぼれる、窒息 この三大原因が事故の8割
     その他、転落、やけど

 〇狂犬病
  犬、猫、タヌキなど小動物から

 〇けが
  切り傷:洗って、消毒

  打撲:冷やす

  出血:心臓に近い側の圧迫で止血

  骨折:固定


5、準備、予防、心肺蘇生など万が一への対応

 〇準備
 1:持病の薬

 2:一般的な薬、風邪薬、下痢、解熱剤、経口補水剤(ORS;Oral Rehaydration Salte)の粉末剤

 3:軟膏
  ひやけ
  スキンケア、保湿剤
  虫刺され

 4:長時間フライト対策


 5:けが
  
  消毒薬、ばんそうこう 


 6:その他 体温計、熱さまシート、虫よけスプレー、ウェットティッシュ

 


 〇予防接種 

  定期予防接種は、日本脳炎含めきちんとする

  特別な予防接種は地域によってする、A型肝炎、狂犬病、黄熱など


 〇心肺蘇生法の習得


 〇国際電話できるかかりつけ医をもつ

  海外旅行傷害保険やクレジットカードの相談デスク、日本大使館・領事館も相談にのってくれるはず。



 〇旅行する地域の情報を得る

 厚生労働省検疫所http://www.forth.go.jp/

 外務省海外安全ホームページhttp://www.anzen.mofa.go.jp/  

 国立感染症研究所http://www.nih.go.jp/niid/ja/index.html 

 日本渡航医学会 http://www.tramedjsth.jp// 

 日本旅行医学会http://www.jstm.gr.jp/ 

 〇基礎的な知識の情報

 日本旅行業協会  http://www.jata-net.or.jp/travel/info/safety/health/medical/index.html

 〇やや専門的な論文

 子どもの海外旅行 小川富雄氏
 http://www.jstm.gr.jp/kodomo.pdf#search='%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E6%B5%B7%E5%A4%96%E6%97%85%E8%A1%8C'
 
以上

コメント
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