「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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法科大学院、既修者の適性試験免除 文科省が検討⇒私見:適性試験自体無くしてもよいのでは?

2015-07-05 11:30:49 | シチズンシップ教育
 法科大学院経験者として思うに、適正試験は、いったい何を問いたかったのだろうかと、今でも疑問です。


 法学既修者が免除というのではなく、全員免除、すなわち、適性試験自体無くしてもよいいのではと思います。

 論理的思考は、適正試験の高得点を目指して訓練しなくとも、自然に法科大学院で習得できます。
 入学前にふるい分けする必要性がありません。

 もし、適正試験を存続するというのであれば、今のような知能テストのような試験ではなく、ふるい分けをすべきは、医学を含めどのような分野でも言えることですが、そしてそれはマークシートの試験では実はそのふるい分けは不可能かと思われるところの「倫理的な感性」だと考えます。


 
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http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0153211.html

法科大学院、既修者の適性試験免除 文科省が検討

07/04 17:28、07/04 17:42 更新


 法科大学院の適性試験について、志願者のうち、法学部の卒業生ら法学既修者は受験が免除されるよう、制度の見直しを文部科学省が検討していることが4日、関係者への取材で分かった。司法試験合格率の低迷で年々減少している志願者数を、負担の軽減で増加に転じさせたい考えだ。

 適性試験は、法科大学院の履修に必要な思考力などをみるため、1次試験として課される。法科大学院の設置基準の「入学者の適性を的確かつ客観的に評価する」との条文が根拠だが、明確な規定はない。
コメント (1)
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