「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【H31予特3】区民費/福祉保健費 発達にかたよりのある子たちの支援:育ちのサポートシステムうまく始まり安心しました!医ケア児者のデイも充実!子育て応援ネットワーク期待。

2019-03-07 18:51:42 | 公約2019

 3/7予算特別委員会三日目。

 主な議論をピックアップ。

 もっと深い議論がなされていますが、印象的な項目のみ拾い上げています。
 後日の議事録でお確かめ下さい。


〇区民費

1、町会のホームページ作りの支援は?(第4発言会派)

区回答:全町会176中160町会がもっており、90%である。


2、商店街振興、観光と五輪との連動は?(第4発言会派)

区回答:イベント計画時に、中身をアドバイス。今年度、晴海ー月島ー勝どきで商店街の連携企画を検討。五輪協議会で、観光文化部会において、商店街連合会会長や観光協会からの委員参加をし、連携。

3、WiFi整備は?(第4発言会派)

区回答:晴海ー銀座ー日本橋 通りに添って。

4、共通買物券で事務費の増加の要因は?(第4発言会派)

区回答:印刷費で増えた。窓口対応、人件費は増加無し。


5、晴海のまちの移動に、自動運転者は?(第4発言会派)

区回答:江戸バスを検討。


6、中小小売りの売り上げに貢献する共通買物券の今後の課題?(第5発言会派)

区回答:魅力ある商品、購入しやすい環境づくり


7、中央区観光プロモーションビデオ(第6発言会派)

区回答:太陽生命ビル、高島屋、三井ガーデンホテル、京成線、成田線などで流してもらっている。

 

〇福祉保健費

1、育ちのサポートシステム(第1発言会派)

区回答:3/1現在 51件のカルテ、健診での気付きから1月末18件ゆりのきへ。その後16名療育へ。保育園巡回1月末607件、ゆりのきへ38名。
     カルテは、18歳で中止、23歳まで管理。
     1月の説明会で52名受講。

2、医ケア児含め重症心身障害児の放課後デイ(第1発言会派)

区回答:特色として、学校から放課後デイまでの送迎、福祉タクシー。理学療法士がついて訓練。

3、生活介護の場合、福祉センターで4時まで。(第1発言会派)

区回答:5時まで延長し、それ以後は、レインボー明石の日中一時支援を8時まで。職員が、移動に付き添う。
     非常勤Nsを常勤Nsへ。
     東部療育から3ヶ月に一回医師往診。

4、ベビーシッターのような居宅訪問型保育(第1発言会派)

区回答:親が、自宅をwebカメラでみて保育状況を確認

5、子育て応援ネットワーク 新しく始まる(第1発言会派)

区回答:孤立しない子育てのため、子育て応援ネットワークを、保健所と子ども家庭支援センターが連携し、構築。
     一時預かり、予約取れない。⇒平成31年度から、回数制限。

6、幼児保育無料化 3-5歳。(第2発言会派)

区回答:これから詳しく決まる。10/1~


7、産後ケア事業(第2発言会派) 

区回答:宿泊型6泊7日まで。1泊から
      H29 165人、H30 186人(1月末まで)
      アンケートで、大変満足80%、満足16%、普通1%、不満0%
      訪問型産後ケア事業は、区民ニーズや、他区を検討。

8、民生委員、マンションに入るの難しい(第4発言会派)

区回答:マンションから、民生委員を選んでもらう形をとる

9、生活保護(第4発言会派) 

区回答:中央区990世帯、高齢者591、5年間過半数超える


などなど



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【ポスト平成へ34】大目標 中央区の条例の中で最も重要な条例『中央区の教育環境に関する基本条例』の目標を達成すること

2019-03-07 09:44:42 | 公約2019

 中央区の数ある条例の中で最も重要な条例『中央区の教育環境に関する基本条例』の目標達成をすることが、今、求められていると考えます。

 あらゆる施策を、この基本条例の目標を達成することに向け、取り組んでいかねばなりません。

 あらためて、その条例中の目標(第1条)を掲げます。

一 子どもが健康で楽しく遊び、学ぶことができるようにすること。

二 子どもの健全な育成を妨げるおそれのある行為を防止すること。

三 子どもと人、文化、自然等とのふれあいを豊かにすること。

四 家庭及び地域社会の教育力の向上を図ること。

 条例中で、健康で安全な生活環境の確保が求められています(第5条)。
 昨年9月、晴海で起きた月島第三小学校児童の重症交通事故を繰り返さぬよう、安全な交通環境の確保に全力を投じます。
 五輪を契機に、運動できる環境を、もっともっと充実させて行きましょう!

1 区は、子どもの健康が保護され、生活環境が保全されるよう、安全な交通環境の確保及び大気汚染、騒音、日照阻害等の防止に努めるものとする。

2 区は、子どもと自然とのふれあいが保たれるよう、緑地、水辺等の整備に努めるものとする。



 


*******『中央区の教育環境に関する基本条例』(全文)*******

○中央区の教育環境に関する基本条例

平成十一年四月一日

条例第十五号

 

一人ひとりの子どもが、その人権を等しく尊重され、心身ともに健康で、自主性と創造性に富み、人間性豊かに育つことは、私たち区民すべての願いである。

この願いを実現するためには、子どもが自ら学ぶ意欲を持ち、その能力に応じた教育の機会を得るとともに、良好な生活環境はもとより、人や自然との様々なふれあいを通して、人権を尊重する心、他人を思いやる心、美しいものに感動する心などを培うことのできる環境が必要である。

すべての大人は、家庭、地域社会、学校、文化、風俗、自然など子どもを取り巻くあらゆる環境が、子どもの心身の健全な成長にとって極めて重要なものであることを認識し、教育的な見地からその維持向上に努めなければならない。

中央区、区民及び事業者が相互に協力しながらそれぞれの役割を果たし、より良い教育環境を実現するため、この条例を制定する。

(目標)

第一条 中央区(以下「区」という。)は、次に掲げる事項を目標として、学校環境の充実、健全育成の推進、地域活動及び家庭教育への支援、健康で安全な生活環境の確保等、教育環境の維持向上を図るものとする。

一 子どもが健康で楽しく遊び、学ぶことができるようにすること。

二 子どもの健全な育成を妨げるおそれのある行為を防止すること。

三 子どもと人、文化、自然等とのふれあいを豊かにすること。

四 家庭及び地域社会の教育力の向上を図ること。

(学校環境の充実)

第二条 区は、子どもが自らの個性を伸ばすとともに、精神的及び身体的な能力を十分に発揮し、発達させることができるよう、学校環境の充実に努めるものとする。

2 教育委員会は、区が設置する学校(以下「区立学校」という。)の施設及び設備の整備充実等に努めるものとする。

3 教育委員会は、区立学校に勤務する教員が自らの資質の向上に努め、指導の内容及び方法を研究し、開発することを奨励するものとする。

(健全育成の推進)

第三条 区は、子どもの健全な育成を図るため、子どもが保護者、友達、地域社会の人々等とともに様々な体験や活動をすることができる場と機会の充実に努めるものとする。

2 区は、子どもの健全な育成を妨げるおそれのある行為を防止するため、区民等と協力して、清浄な風俗環境の保持等に努めるものとする。

(地域活動及び家庭教育への支援)

第四条 区は、地域社会が教育の場として十分な機能を発揮することができるよう、地域社会における自主的な活動を支援するものとする。

2 教育委員会は、家庭における教育力の向上を図るため、情報の提供、相談体制の整備等の施策を講じ、家庭教育を支援するものとする。

(健康で安全な生活環境の確保)

第五条 区は、子どもの健康が保護され、生活環境が保全されるよう、安全な交通環境の確保及び大気汚染、騒音、日照阻害等の防止に努めるものとする。

2 区は、子どもと自然とのふれあいが保たれるよう、緑地、水辺等の整備に努めるものとする。

(区民の役割)

第六条 区民は、子どもの人権を尊重するとともに、地域社会における相互の連帯と活動の活発化を図り、教育環境の維持向上に努めるものとする。

(事業者の協力)

第七条 事業者は、区の区域内において事業活動を行うに当たっては、良好な教育環境の維持に配慮するものとする。

2 区長及び教育委員会は、良好な教育環境を確保するために必要があると認めるときは、事業者に対して協力を求めるものとする。

(国、東京都等との連携等)

第八条 区は、良好な教育環境を確保するため、国、東京都その他関係機関(以下「国等」という。)との連携を図るとともに、必要に応じ、国等に対して適切な施策を講じ、又は必要な措置を採るよう要請するものとする。

附 則

この条例は、公布の日から施行する。

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