「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

小坂クリニック(中央区月島03-5547-1191):25(土)9時半~15時、26日(日) 9時半~13時。就学相談、発達相談、いじめ相談、不登校外来などもお受け致します。

2019-05-24 19:52:33 | ブログ目次 / イベント情報・会議日程

こんにちは、小坂クリニックです。


 学校行事も本格化してきました。運動会がもうすぐある学校もあります。がんばってください。
 わんぱく相撲は無事終了しました。青年会議所、青少年委員はじめ地域の皆様、お疲れ様でございました。子ども達の安全な相撲のための見守り、本当にありがとうございました。負けて悔しく思った子、来年、がんばってください。


 おなかの風邪、咳の風邪がやや多いです。喘息の発作の子もいます。溶連菌や水ぼうそうも出ています。インフルエンザは、B型がごくわずかです。

 食中毒の季節、手洗いとともに、食品の保存・衛生管理にはご注意願います。

 4月から新しく保育園に行き始めた子は、風邪をもらいやすく、2-3ヶ月は風邪ばかり繰り返すかもしれません。
 当院も病児保育にて、お風邪のお子様をお預かり致しますので、ご相談下さい。ご登録は、お早めに。
 ご利用日前日の予約制ですが、当日に空きがあれば、当日でもお預かり致します。
 原則17時半までですが、18時半までの延長対応も致します。
 保育園へのお迎えも行います。
 

1、今週末の診療について、土日にぜひ、予防接種、乳幼児健診を。 

5月
 25(土) 9:30~15:00 

 26(日) 9:30~13:00


 土曜日、日曜日も、予防接種や乳児健診もお受けいたします。大人の風しん抗体検査も行います。
 お仕事などで、なかなかご来院できない皆様、ご利用ください。


2、病児保育について:お子さんの急な発熱、ご病気で保育園・幼稚園・小学校に登園・登校できない場合、病児保育でお預かりいたします。

 *利用当日でも登録は可能ですが、念のための事前登録をお勧め致します。
 
 *原則17時30分までですが、18時30分までの延長も可能です。当院にご連絡下さい。

 *土曜日の病児保育もまた、ご相談ください。

 *保育園での急な発病の場合、親御さんに代わって当院スタッフが、保育園に出向き、そのまま当院で病児保育へ移行することも可能です。

3、予防接種、乳幼児健診(全例にスクリーニング器機を用いた簡易視力検査を行い、弱視なども見落さぬようにチェックします。)、大人の風しん抗体価検査について

 午前11:30-午後1:00、午後3:10-3:30で、予防接種や乳児健診をお受けいたします。
 診療時間においても、実施は可能です。
 土曜日、日曜日も予防接種や乳児健診をお受けいたします。

 おとなの方の風しん抗体価検査及び風しんやMRの予防接種も致します。

4、ネット予約による特別早朝予約枠(平日早朝7:15-8:15)、準夜間診療枠(平日準夜間19:00-20:00)を設けました。

 この枠は、完全予約制で対応致します。学校登校前や保育園登園前の診察で是非ご利用ください。

 インターネットで、19時まで(特別早朝予約の場合は、前日の)にご予約下さい。ネットが出来ない場合、当院に予約のお電話を下さい。
 なお、日曜、祝日の次の日の早朝予約は、カルテ準備の都合上、前日12時までの電話でのみ対応する形にさせていただきます。

 診察券番号と生年月日でログインができます。

 https://www2.i-helios-net.com/pc/hw2_pc_login.php?MID=4825   

 特別早朝予約枠:平日 午前 7時15分~8時15分

 8時15分以降は、通常の受付順の診療となります。


5、在宅療養の支援としての医療機器の貸出について
 〇鼻水吸引器、
 〇吸入器
 〇ミスト
 など、在宅療養を支援する医療機器も、病状に応じ無料貸出致します。
 お気軽にご相談下さい。


6、5歳児健診、発達のご相談について、中央区の「育ちのサポートカルテ」も有効活用していきましょう!

 当院では、5歳児健診を実施いたしております。
 発達の評価など行います。

 発達のご相談もお受けいたしております。
 時間をお作り致しますので、クリニック(03-5547-1191)にお問い合わせ下さい。

 「育ちのサポートカルテ」を用い、当院と幼稚園・保育園、療育機関、ゆりのき(子ども発達支援センター)との横の連携も行っていきます。
 丁度、説明会が、6月11日(火)10時~11時と17日(月)4時~5時に開催されるとのことです。区報6月1日号にも詳細が掲載されます。
 詳細⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/ff0f560df00ac4d70bec19b71da076ad



7、就学相談について

 小学校を、通常学級、特別支援教室、特別支援学級、特別支援学校など選択で悩まれているかたもおられると思います。
 お子さまにとって最も適した学びの場を、一緒に考えて参りますので、ご相談下さい。

 医療的ケアの必要な子ども達の学びや保育の場についてもご相談下さい。

8、不登校外来について

 いじめ、不登校、ひきこもりなど学校や学びの場のご相談もお受け致します。



9、中央区政について

 先の中央区議会議員選挙におきましては、無事3期目の負託を受けることができました。5月に入り、新しい期の議員活動が開始されました。子ども達の育ちの場の環境整備に向け、中央区政からもアプローチを引き続きして参る所存です。
 日々、お声もいただいておりますが、あらためて、区政へのご意見・ご提案がございましたら、診療の機会や街の辻立ちの機会などにお気軽にお声かけください。

 痛ましい交通事故も発生しております。ちょうど、中央区では春の交通安全運動(5/11-5/20)が実施されています。
 交通の危険箇所の改善を区や警察署に要望を届けてもいます。改善すべき箇所につきまして、ご意見・ご提案をお待ち申し上げます。
 ⇒ 交通安全に対する考察:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/ab7a54c3f70f33555ab3c7249534c9db

 5月28日には、旧優性保護法下での強制不妊手術に対する国家賠償事件で初めての司法判断が下されます。同じような過ちを繰り返さぬように医療者として声をあげて行きたいと考えます。
 詳細⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/5c9390194dc5288ec8902b043773a1b5

 小坂和輝メール:kosakakazuki@gmail.com    


以上

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重要判決5月28日午後3時仙台地方裁判所 旧優性保護法下での強制不妊手術に対する国家賠償事件で初めての司法判断が下されます。毎日新聞記者栗田愼一氏のご講演を拝聴して。

2019-05-24 17:16:53 | 医療

 5月28日午後3時仙台地方裁判所(中島基至裁判長)で、重要な判決が出されます。

 旧優性保護法下での強制不妊手術に対する国家賠償事件で初めての司法判断が下されます。

 5月23日には、積極的に取材をされてきた毎日新聞記者栗田愼一氏のご講演『メディア協働と社会的インパクト創出の可能性~キャンペーン報道「旧優性保護法を問う」から考える~』を拝聴する機会も得ることができました。

 一医師としてなんとかならなかったのかと反省をするべきところもございます。

 きっと当時でも声をあげた医師がおられたはずです。同じ社会の過ちを繰り返さぬように、現場から声を上げていかねばならないと考えます。
 新しく議員立法された強制不妊救済法の恩恵が全員に行き渡るようにすることもやらねばならないことのひとつと考えます。

 
 ご講演後の質疑応答の中で、栗村氏が問題提起をされた「出生前診断」と根のところでは通じる部分もあり、旧優性保護法の問題をこれからも反省と共に考察を加えて参る所存です。
 『強制不妊 旧優性保護法を問う』毎日新聞取材班 発注しました。

******栗田氏 ご講演の全体像****



******栗田氏 資料********





******毎日新聞2017.12.03*******



******日経新聞2019.05.24*******

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5月29日午後2時勝どき区民館(中央区勝どき1-5-1)月島三丁目南地区都市再開発に関する都市計画決定の取消訴訟記者会見:大規模再開発を許容する地区計画変更の段階で法的問題提起ができるために

2019-05-24 12:42:19 | 月島三丁目南地区第一種市街地再開発問題

 月島で培われた大切なコミュニティーや街並み、商店街のにぎわいに重大な影響を与えかねない、月島の許容量を超えた大規模再開発が計画されようとしています。

 急激な人口増は、月島の社会インフラの許容範囲を超えているため、保育園・高齢者施設、公共交通機関、そして、月島第一小学校の教室に大幅な不足をもたらします。
 月島第一小学校では、すでに、十分な広さがない校庭をさらに狭くしてしまう増築をやらざるを得ないことまで教育委員会が予測をしていながら、計画の規模の妥当性が顧みられません。

 愛する月島を守る会を中心に、月島地域の住民の皆様が、中央区に対し、やむにやまれぬ思いから、その大規模再開発を許容する都市計画決定を取り消すべき訴えを東京地方裁判所に提起しました。

 現段階の争点は、中央区が行った地区計画変更というものが、一般的抽象的な規制であり、住民の直接の権利制限を与えていないのではないかという点(処分性)であり、計画の内容の是非以前の問題について争われています。

 しかし、用途地域の指定などのような一般的抽象的な規制でなく、ただ一つの大規模再開発を目指した地区計画変更であり、裁判所がその計画の内容の是非を判断すべき問題であると、住民側は考え、そのことを支持する行政法の学者の先生方もおられます。

 学者の先生方のご意見も伺いながら住民側の主張を再度整理し、東京地方裁判所に意見書を5月29日に提出する予定です。

 重要な論点の問題提起であり、記者会見を以下の日程で行います。

 全国の各地のまちづくりにおいて、早い段階で訴えが提起できず問題となっている重要な論点であると考えます。

 報道機関の皆様には、この問題の重要性をお伝えしたく考えています。
 令和の時代、住民主体の新しいまちづくりを行っていきたいものです。



関連重要判例:http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/787/036787_hanrei.pdf
平成17(行ヒ)397  行政処分取消請求事件 
平成20年9月10日  最高裁判所大法廷  判決  破棄自判  東京高等裁判所

************弁護団より**********************


                               2019年5月24日


報道機関 各位


月島三丁目南地区都市再開発に関する
都市計画決定の取消訴訟記者会見のお知らせ



 月島三丁目南地区において、地上50階建て(高さ約190m、共同住宅750戸)
の超高層ビルの建築を含む、第一種市街地再開発事業を行う計画が持ち上がっています。

 2018年2月28日、中央区長は、同地区の地区計画変更、高度利用地区、第一種市
街地再開発事業に関する都市計画決定を行いました。

 当該地域の住民が原告となり、同8月21日、都市計画決定取消訴訟を提起しました。
住民が知らないまま進められている月島三丁目南地区の再開発が都市再開発法及び
中央区まちづくり基本条例に違反するもので、この都市計画決定は歴史的に作り上げて
きた月島の路地と街、人間関係を破壊するもので違法であり、取消されるべきものと主
張してきました。

 2019年4月19日に行われた第2回口頭弁論期日が行われました。裁判長が交替
して初めての期日でした。鎌野真敬裁判長は、突然弁論終結を宣言しました。

 当該地区の再開発に直結する都市計画決定が現に行われているのに原告らの生の声
に接することもなく門前払いをする裁判所の姿勢は許されません。原告側は裁判長に抗
議の声を届け終結後も住民の声、法律的な主張に耳傾けるべきと食い下がり弁論終結後
といえどもきちんと書面を読むと裁判長に約束させました。

 原告らは、裁判所に対し、弁論再開の申立てを行い、本件は処分性が認められ、実質
審理に入るべき事案であるとして、具体的事実と説得力ある法律論を展開し、追加主張
と立証を行います。

 弁論再開申立て後、下記の日時場所において、弁論再開の申立てに関する記者会見を
実施しますので、お知らせいたします。


愛する月島を守る会
月島再開発問題弁護団
弁護士 梓澤和幸 弁護士 大城 聡
弁護士 斎藤悠貴 弁護士 熊澤美帆




日時:2019年5月29日(水)14時00分~
場所:勝どき区民館 6号室(東京都中央区勝どき一丁目5番1号)

会見出席者:原告、月島再開発問題弁護団

問合せ先:東京千代田法律事務所

(電話)03-3255-8877 (FAX)03-3255-8876

以上

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