3.11から10年。
震災時、災害救急医療で、石巻に入っていったことを思い出します。
被災地の状況がどうであるのか、復興がどのように進んでいっているのか、自分が現地に行って確かめられれば一番よいのですが時間的な余裕がない中、メディアを通してしか知ることができません。
先日は、写真家中筋純氏から福島などの状況をご講演(下記)いただきました。
新たに整備されたものはあるものの、まだまだである現実、伝承館における展示のありかた、大切なものが保存されないで壊されている現実、故郷にもどれないかたがおられる現実など、いろいろ考えさせられる内容でした。
これからも、現場の状況を見てまいる所存です。
自然災害は、今後も起こるとしても、同じような人災を起こしては決してなりません。
できることはなにがあるか、それを見出し、行動していきたい。
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(パスコード: Xt$4*TRz)
●導入編(なぜ、このような講演会を企画したのか、なぜ、中筋純氏はチェルノブイリに行ったのか)
https://us02web.zoom.us/rec/
(パスコード: D3R4L4?D)
中筋純氏記載:「3.11」
10年前のちょうど今頃は新宿2丁目のロックバーで飲み明かしたその足で、渋谷の女の子たちの撮影で街を練り歩いていたな。そして編集部のある雑居ビルで、東北とともに揺れたのだ。
あれから10年。
変わったこともあるし変わらないこともある。
憎しみより抱擁を
略奪より贈与を
支配より調和を
人は人と、そして万物と寄り添いながら生きている。
生きていることはやはり素晴らしい。
多くの犠牲者、被害者がそれを教えてくれている。
そのことだけは絶対変わらないメッセージとしてきっちりと心に刻んでいこう。
そして、「見えざるものを見る!」
コンセントの向こう側をいつも見るように心がけよう。