「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

写真家中筋純氏への問い、その問いから生まれる自分への問い。3月6日(土)13時-15時、語り合いたいことがら

2021-03-04 17:27:26 | 地球環境問題

写真家中筋純氏。

彼は、チェルノブイリ、そして福島第一原発を追って来た写真家です。
彼のカメラを通し、3.11を考えたいと思っています。

 彼が、写真家として大切にしているもの、詩人アーサー・ビナード氏との対談から、①「当事者であること」と感じました。
 和歌山出身で、福島に親戚もいない彼が、果たして「当事者」でありうるか?
「コンセントの向こう側」とも通じるところであるし、彼の行動がそうさせています。


●彼のスタイルが現れた写真:


 ②彼の撮る写真からは、観る以上の感覚、それは、においであり、音であり、感触が伝わってきます。
 どうやって生みだせたの?

●何が聞こえますか?:


●何が見えますか?最も強烈だった写真。それを彼はどう表現したか:



●何が見えますか?何気ないと思うとたいへん。:




 そして、③そして切れ味の鋭い言葉を、詩人のように操ります。
 「もやい」に込めた思いとは?


 彼は、④時間を撮るし、⑤ものに宿る命をも撮ります。

●時間を撮る、私が、最も心打たれた写真、この写真の隣がさらに衝撃的:


●ものに宿る命を撮る:




 彼の写真を観ることで、私にも問いが生まれます。


自身への問い:
1、言葉がうまく使われすぎていないか。どうする?

●この言葉大丈夫?:


 空虚な言葉を見抜く力とは?

2、東京2020を、復興五輪と呼んで果たしてよいのか?
 

 歌人三原由紀子氏は、詠まれています。
 ・復興と言われてしまえば本当の心を言葉にできない空気

 ・復興は「なかったこと」の連続で拠り所のなきふるさとになる



 忘却と対峙する五輪にするには?
 逆転のシナリオを描けないか?

●果たして、復興の下には?:




3、「サマショール(わがままな民)」、でも、「故郷をさることを選んだひと」も、「故郷に留まることを選んだひと」も、善いと思って選んだことでは同じなのに…。その両者でもし、対立なんかが生まれることは、本当に不条理なのでは?なにが起きているのだ?

●ネット上で話題提起されました。:


 シナリオに乗せられていないか?
 力を合わせて、真に向き合うべきものはなにか?

4、大人の責任で生んでしまった人災に、「未来」というバトンを子どもたちにどう渡す?

 もやい展、すなわち、絵画、彫刻、写真、映像、そして音楽…表現は未来へ何を語り紡ぐのか?
 

5、コロナで、また、同じ過ちを犯してないか?

など

●ウェビナー開催:2021年3月6日(土)13時-15時
                 開場12時30分~
 参加申し込み:https://peatix.com/event/1831407/view

 呼びかけ人:小坂和輝

 詳細:3/6(土)写真家中筋純に問う 3.11から10年 絵画、彫刻、写真、映像、そして音楽…表現は未来へ何を語り紡ぐのか?

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