「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

参院選、大切な一票を投票するべき政党の条件について6:売国=「自国民の生活の基礎を解体し、外国に売り払うこと」を決して許さないひとを、ぜひとも選んでください。

2019-07-21 01:20:52 | 国政レベルでなすべきこと
 売国、「自国民の生活の基礎を解体し、外国に売り払うこと」が、水道、農地、種子、警察、消防、物流、教育、福祉、医療、土地などのモノやサービスを安定供給する責任を放棄して、市場を開放し、外国人にビジネスとして差し出すことが日本でもなされつつある。

 参院選では、売国を許さないひとをぜひ、選んでください。


 冷戦後、戦争の舞台は金融市場へと移り、デリバティブがあらゆるものを国境を越えた投資商品にした。エネルギー、温暖化ガス排出権、国家の破産、食糧、水等が投機の対象になり、外交では他国への攻撃力を持つ新しい大量破壊兵器になっている。
 外国籍企業群は民間商品だけでなく公共財産にも触手を伸ばし、土地や水道、空港に鉄道、森林や学校、病院、刑務所、福祉施設に老人ホームなどがオークションにかけられ企業に落札、企業は税金を使いながら利益を吸い上げる。トラブルがあったら、責任は自治体に負わせて速やかに国外に撤退をし、水源の枯渇や土壌汚染、住民の健康被害や教育難民、技術の流出や労働者の賃金低下等、本来企業が支払うべき社会的コストの請求書は、結局、納税者に押し付けられる。

 誰かが丁寧にわかりやすく説明をしてくれたら、国民は理解をするし、これはまずいと気付くことができるはずである。しかし、実際は、わかりやすい敵に目を奪われて、すぐ近くで息を潜めながら、大切なものを奪ってゆく別のものの存在を見落としている。政府は、わかりやすく説明をするどころか、わかりにくくさせているのではないかと、例えば、知らぬ間に法律の文言の原則と例外が逆にされたりしている。
 大手メディアが気付かなくとも、その現実を知り声高に叫ぶ方々もおられる。SNSが発達したから、一個人でも全世界に発信をすることが今や可能になっている。しかし、その発信が、ふたをあければ、自分の気が合う仲間とのやりとりだけで、反対の意見が入ってこなく、実際は広がりに欠けることに注意が必要である。日本でもSNSで盛り上がった政党が、選挙で惨敗をするパターンが少なくない。
 売国の例を知っていたとしてもそれらに警鐘を鳴らす具体的な行動がとれない事情のかたもおられる。それは、日々の生活に追われてのことであったり、子どものこと、親の介護、自らの病気や老いなど。それら自らの家庭や生活を犠牲にしてわざわざそのような行動をするかと言われれば、一人が動いたところでどうなるのかというあきらめもまた生じ、積極的に動くかたはまれであろう。

 気づいた方々の多くが行動した事例もある。その一方で、行政の側も一度決めたことは必ずやり遂げることを何度も目にして来た。18年6月カジノ法の成立の喧噪の中、ひっそり成立した「卸売市場法改正」では、公設卸売市場の民営化が進められている。市場は、食の安定供給に欠かせないものであると同時に、都市部に集めた富を、地方の生産者と商店街に戻すことで地域経済を循環させている大切な場所である。その中心的な存在が築地市場であった。築地騒動の本質は、単なる「移設問題」だけではなく、「物流センター」化させることで、仲卸業者を通さない直接取引を解禁させ企業の仕入れコストを最大限削減するなど物流の変革であった。その本質をも見通して仲卸業者は立ち上がり、デモをし、組合の長を取り、移転反対を支持する勢力が一時は都議会の多数を取ったが、結局は、18年10月豊洲へ移転した。現在、アスベスト飛散のモニタリングが不十分なままで、築地市場跡地では解体工事が進められている。

 「今だけ金だけ自分だけ」とも言える売国を止めるためにできることは、やはり、一人ひとりが声を挙げることだろうか。そのためには、自らの声が、決定プロセスに加わり、意味をなしたことの実感を得る体験をすることがまずは必要なのだと考える。実際に、イタリアでは、SNSやネットを有効に使い、市民参加型民主主義を目指す政党が8年で政権を取った実例がある。その政党の最も大事なポリシーは、地元のことは政治家に丸投げせずに、そこに住む当事者である住民達が決めることだという。特定企業や大口スポンサーに忖度する状況を作らないよう、選挙資金は専用アプリからの少額寄付で賄う。
 自らの声が決定プロセスに関わりその効果が直視しやすい基礎自治体なら売国の流れに抗うことも可能ではないか。18年の春から廃止された種子法を、自分たちの地域だけでも元にもどそうと種子条例を成立させた自治体は複数ある。50万人外国人労働者を受け入れに際し、基礎自治体が住居を提供したり現場の監督により労働環境改善の後押しができるはずである。
 まずは、起きていることがらをわかりやすく市民に伝え、市民誰からも声があがるような中学校単位の地域課題を話し合う住民協議会を一部の団体からだけでなく、多様な参加を可能にして継続的に運営をする中で、まさに当事者が決めていると実感することに繋がっていくと考える。コミュニティの再生があってこその売国への対策が始まる。

以上

参考文献:『日本が売られる』 幻冬舎新書 堤未果 
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参院選、大切な一票を投票するべき政党の条件について5:民主主義を形だけで終わらせないこと

2019-07-19 23:30:00 | 国政レベルでなすべきこと

 国だけの問題ではありませんが、民主主義を形だけで終わらせては絶対になりません。 



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小坂クリニック(中央区月島03-5547-1191)のお知らせ:21日(日)9:00~13:00 /24日(水)25日(木)の時間変更にご注意下さい。

2019-07-19 11:04:05 | 日程、行事のお知らせ

こんにちは、小坂クリニックです。

 夏休みが始まりました!
 自然体験、宿泊体験、読書体験、楽しい思い出いっぱいの夏休みが健康に過ごせますように。
 旅行の持参薬などもお早めにご相談下さい。
 蚊が飛ぶ季節ですから、日本脳炎の予防接種などもお忘れなく。

 ラジオ体操も、出来る子は、がんばってご参加を。


 一方、真夏日であったり、急に寒くなったり、じめじめしたり、体調管理が難しい気候が続いています。
 おなかの風邪、咳の風邪がやや多いです。喘息の発作の子もいます。
 手足口病やヘルパンギーナ、プール熱(アデノウイルス)など夏特有のかぜも出ています。RSウイルスも結構出ています。
 特に手足口病は、警報レベルに達しています。
 溶連菌もあります。インフルエンザは限られた一部の地域でA型が流行しています。

 食中毒の季節、手洗いとともに、食品の保存・衛生管理にはご注意願います。

 4月から新しく保育園に行き始めた子は、風邪をもらいやすく、2-3ヶ月は風邪ばかり繰り返すかもしれません。
 当院も病児保育にて、お風邪のお子様をお預かり致しますので、ご相談下さい。ご登録は、お早めに。

 
 

1、今週末の診療について、土日にぜひ、予防接種、乳幼児健診を。 

 7月
 20日(土)9:00~15:00
 21日(日)9:00~13:00

 土曜日、日曜日も、予防接種や乳児健診もお受けいたします。大人の風しん抗体検査も行います。
 お仕事などで、なかなかご来院できない皆様、ご利用ください。

2、時間変更のお願い。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。

7月
 24日(水) 午前8:15-9:30、午後4:30-7:00(福祉保健施設の視察などのため)
 25日(木) 午前8:15-11:30、午後1:00-2:00、その後、休診(東京五輪テストイベントへの医療協力のため)



3、病児保育について:お子さんの急な発熱、ご病気で保育園・幼稚園・小学校に登園・登校できない場合、病児保育でお預かりいたします。

 *利用当日でも登録は可能ですが、念のための事前登録をお勧め致します。
 
 *原則17時30分までですが、18時30分までの延長も可能です。当院にご連絡下さい。

 *土曜日の病児保育もまた、ご相談ください。

 *保育園での急な発病の場合、親御さんに代わって当院スタッフが、保育園に出向き、そのまま当院で病児保育へ移行することも可能です。

4、予防接種、乳幼児健診(全例にスクリーニング器機を用いた簡易視力検査を行い、弱視なども見落さぬようにチェックします。)、大人の風しん抗体価検査について

 午前11:30-午後1:00、午後3:10-3:30で、予防接種や乳児健診をお受けいたします。
 診療時間においても、実施は可能です。
 土曜日、日曜日も予防接種や乳児健診をお受けいたします。

 おとなの方の風しん抗体価検査及び風しんやMRの予防接種も致します。

5、ネット予約による特別早朝予約枠(平日早朝7:15-8:15)、準夜間診療枠(平日準夜間19:00-20:00)を設けました。

 この枠は、完全予約制で対応致します。学校登校前や保育園登園前の診察で是非ご利用ください。

 インターネットで、19時まで(特別早朝予約の場合は、前日の)にご予約下さい。ネットが出来ない場合、当院に予約のお電話を下さい。
 なお、日曜、祝日の次の日の早朝予約は、カルテ準備の都合上、前日12時までの電話でのみ対応する形にさせていただきます。

 診察券番号と生年月日でログインができます。

 https://www2.i-helios-net.com/pc/hw2_pc_login.php?MID=4825     

 特別早朝予約枠:平日 午前 7時15分~8時15分

 8時15分以降は、通常の受付順の診療となります。


6、在宅療養の支援としての医療機器の貸出について
 〇鼻水吸引器、
 〇吸入器
 〇ミスト
 など、在宅療養を支援する医療機器も、病状に応じ無料貸出致します。
 お気軽にご相談下さい。


7、5歳児健診、発達のご相談について、中央区の「育ちのサポートカルテ」も有効活用していきましょう!

 当院では、5歳児健診を実施いたしております。
 発達の評価など行います。

 発達のご相談もお受けいたしております。
 時間をお作り致しますので、クリニック(03-5547-1191)にお問い合わせ下さい。

 中央区が準備致します「育ちのサポートカルテ」を用い、当院と幼稚園・保育園、療育機関、ゆりのき(子ども発達支援センター)との横の連携も行っていきます。


8、就学相談について

 小学校を、通常学級、特別支援教室、特別支援学級、特別支援学校など選択で悩まれているかたもおられると思います。
 お子さまにとって最も適した学びの場を、一緒に考えて参りますので、ご相談下さい。

 医療的ケアの必要な子ども達の学びや保育の場についてもご相談下さい。

9、不登校など外来について

 いじめ、不登校、ひきこもり、心身症、リストカットなど学校や学びの場その他のご相談、こころの診療もお受け致します。

 〇区のいじめ対策について:年三回いじめアンケートを実施し、いじめの早期発見をしています。ネットのいじめに対しては、生徒会などで子ども達自身が「学校ルール」をつくり、いじめ根絶を目指せるようにルール作りを学校が支援をしています。ルール作りができていない学校にも今後、全校に「SNS学校ルール」づくりが広がります。

 〇区の不登校の子ども達への対応:不登校の子ども達は、たとえ授業に出ることがなくとも、全員、個に応じた心地のよい環境を整えていると報告を受けています。


10、川崎市で起きた事件でショックを受けた小学生のみなさんへ

 不安な気持ちは、担任の先生、養護の先生、学校カウンセラーの先生、そして私達小児科医にご相談下さい。

 不快な感情(恐れ、心配、悲しみ、怒り)を感じるのは当たり前です。
 不快に感じていることを信頼できる大人に伝えましょう。
 不快な気持ちは、身体に表れるときもあります。
  ・身体の調子が悪くなる・・・頭痛、腹痛、熱が出る
  ・眠りが浅くなる   ・・・寝つけない、悪い夢を見る、夜中に目覚めてしまう
  ・トイレの問題    ・・・便秘や下痢

 詳細:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/30349385625635c5a60cbc479127e141  



11、ラジオ体操の実施の詳細

 夏休み恒例のラジオ体操が各地で開催されます。

 私も、近所のわたし公園で子ども達にまじり参加したいと思っています。

 早起きの得意な子は、頑張ってご参加を!

 開催場所:https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kohokotyo/koho/h31/010701/03_02/index.html




12、五輪講演会「マラソン競技の楽しみ方」

 五輪に向け、講演会が中央区主催で開催されます。

 マラソンの好きな方、走るのが好きな方、いかがでしょうか?
詳細:https://www.city.chuo.lg.jp/bunka/olympic/olympickouenkai.html?fbclid=IwAR1qDz6s8MFDxriBao327FH725CR4mywbag9w6xchPVroVePflyahWNM78w
チラシ:https://www.city.chuo.lg.jp/bunka/olympic/olympickouenkai.files/kouenkai190724.pdf

日時
令和元年7月24日(水曜日)
午後6時から7時30分(開場:午後5時30分)

会場
区役所8階大会議室

対象
区内在住・在勤・在学者

講師
大島 めぐみ さん

内容
「マラソン競技の楽しみ方」
「暑い夏を乗り切る身体づくり」



13、参議院選挙の大事な一票の投票先に関する考えかた

 大切な選挙の投票日が、7月21日(日)です。

 私は、国としてのルール(公文書管理、科学的統計含め)をしっかりと守り、持続可能な社会を提案しているかたを選びたいと考えています。
 なお、医療者の観点からはカジノへの準備はできておらず、人身の荒廃をもたらすカジノは、東京には不要だと考えます。

 私の考え方:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/c/2a73f74f7420fea9e41e7f569468c038


14、中央区政について


〇住宅マスタープランの意見書〆切7/8(月)
 提出した意見 ⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/5b56af779730916ee2478c152ccbbd87

〇東京五輪に向け交通計画

 区民生活に悪影響をかけないことはもちろんのこと、交通環境の向上をレガシーとできる取組の充実を求めて参ります。

 問題点について ⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/60d34bd29e24f414698c43e7002315db


〇自殺対策の充実

 中央区自殺対策協議会が7月3日に開催されました。自殺を予防する施策の充実を図って参ります。

 詳細⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/0873e3a144094df70b911b9077c60398

〇中央区の喫緊の課題とそれに対する区の考え方

 6月の中央区議会本会議一般質問において、今期4年間で、取り組みを進めるべきと考える喫緊の課題を網羅的に質疑しました。

 質問内容の概要は⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/bff56c7ac40d55c060cefdbdb7d10610 

 質問のインターネット録画⇒ http://www.chuo-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=84

1.区民の声が直接区長へ届く仕組

2.子ども全員の一貫した育ち支援

3.がん患者の就労継続支援

4.障がいのある方の親亡き後支援

5.発災直後の要支援者安否確認

6.町会・自治会支援員配置

7.ネットいじめ根絶に向け生徒会でネット利用の学校ルール作り

8.不登校児全員の学びの場の確保

9.運動過多の成長障害等専門医と連携した医学面からの健康教育

10.児童の五輪ボランティア参加

11.街づくりに参加する権利の保障

12.月島三丁目両再開発で区が仲介し住民同士の話し合いの場を設置することについて

13.人口抑制と風害及び空き家対策

14.カジノ誘致阻止と食のプロが集う築地再開発の実現について

15.「本の森ちゅうおう」の運営形態は、区直営であることについて

16.ほっとプラザはるみ温浴施設を廃止させず存続

 
 小坂和輝メール:kosakakazuki@gmail.com     


以上

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参院選、大切な一票を投票するべき政党の条件について4:最低限の条件、公文書の管理ができること

2019-07-18 23:00:00 | 国政レベルでなすべきこと

 投票先の条件として、最低限の条件ではありますが、公文書の管理ができることが重要です。

 公文書管理の現状や、その見解を各紙で見て見ます。


******毎日********




******朝日********




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参院選、大切な一票を投票するべき政党の条件について3:各政党のスタンス

2019-07-17 23:00:00 | 国政レベルでなすべきこと

 各政党のスタンスを見てみます。

 朝日新聞が以下、分析手法を用い、各政党のスタンスを分析しています。






 

 

 

 












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開かれた議会に向けて:中央区議会の各委員会は、お子様連れで傍聴が平成29年度より可能になりました。

2019-07-16 23:00:00 | 議会改革

 議会や行政が開かれたものになることが、大きなゴールのひとつです。

 手続きの公正が図られることにより、そこで決められる内容自体の公正の担保となります。

 中央区議会の各委員会は、お子様連れで傍聴が可能になりました。

 なかなか知られていないことかもしれませんので、こちらでもお知らせをするとともに、議会の方からもわかりやすい広報に期待を致します。


*****中央区議会 決算特別委員会議事録2018.10.3 抜粋******

https://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/kaigiroku.cgi/h30/kessan20181003.html

まず、1点目の局内幹事長会の決定文書をどういうふうに周知するかということでございますけれども、例えとして、今、乳幼児の傍聴の取り扱いということで委員のほうからお話がございましたが、委員会等で乳幼児を同伴される方は今までも何件かございました。ただ、お子さんですので、そこで泣いたり、むずがったり、委員会室を歩き回ったとかいうことで、議事の進行に妨げがあろうかということがあるときは、今までですと、当然、退場ということで取り扱っていたんですけれども、今回からは、第三委員会室を使って、音声傍聴になりますけれども、やったらどうかということの取り扱いを局内幹事長会で決めたところでございます。


それを文書として出したらどうかということでございますけれども、局内幹事長会の部分については、決定の文書等につきましては、区民が知るべきものというか、区民に知らせるべきものだけではなく、いわゆる議会内だけの問題もございます。そういうこともございますので、局内幹事長会の決定文書をそのまま公表するということではなく、今、委員が言われたような乳幼児等の同伴傍聴者の取り扱いにつきましては、委員がおっしゃるように、そういうことができるならば傍聴したいという区民の方もおられるかもしれませんので、その点につきましては、例えばホームページとか、それから議会だよりとかで掲載等をしながら、周知していきたいというふうに考えております。

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参院選、大切な一票を投票するべき政党の条件について2:東京には、カジノはいらない。東京選挙区の各候補者のカジノについての考え方

2019-07-15 23:00:00 | 国政レベルでなすべきこと

 重要な政策のひとつ、カジノ誘致論。

 東京にはカジノは不要であると考えます。

 以下、東京選挙区のカジノへの考え方を見ておきます。

******毎日新聞2019.07.15******




 

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『資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界』佐々木実著、2019年3月第1刷 講談社

2019-07-13 13:34:47 | 書評
 2014年に86歳で亡くなられるその命の灯が燃え尽きるまで、宇沢弘文氏は、経済学はひとのためにあるということを実践した。経済学に人間の心を持ちこもうと努力し続けた。

 宇沢は、現代経済学の課題について、二つの類型に分類し批判する。

 第一は、経済学が、その分析対象をあまりに狭く市場的現象に限定しすぎて、より広範な、政治的、社会的、文化的側面を無視ないし軽視し過ぎたという批判である。環境破壊、公害、人間疎外、ゆたかさの中の貧困などが生じている。第二は、経済学の分析的方法に関するもので、内在的な批判である。すなわち、いわゆる近代経済学の理論的枠組みをかたちづくっている新古典派の経済理論があまりにも静学的な均衡分析に終始しすぎていて、インフレーション、失業、寡占、所得分配の不平等化などという動学的な不均衡状態に関する問題に対し有効な分析を行うことができていないことである。

 第一の問題への対応として、宇沢は、社会的共通資本論を構築した。

 社会的共通資本とは、一つの国ないし特定の地域に住むすべての人々が、ゆたかな経済生活を営み、すぐれた文化を展開し、人間的に魅力ある社会を持続的、安定的に維持することを可能にするような社会的装置を意味する。大気、森林、河川、水、土壌などの自然環境、道路、交通機関、上下水道、電力・ガスなどの社会的インフラストラクチャー、そして教育、医療、司法、金融制度などの制度資本がその重要な要素である。ジョン・スチュアート・ミルの定常状態の経済を理想的な姿としてみている。

 この社会的共通資本の概念に理論的および実証的な観点からの分析を深めるのが制度主義で、ソースティン・ヴェブレンに始まる制度学派の流れの中に位置づけられている。

 数理計画法から始まり、消費者の顕示選好、一般均衡理論の存在と安定、中立的技術進歩の理論、2部門経済成長モデル、最適成長理論、内生的経済成長理論など数理経済学の分野で世界的な業績を発表し、36歳にシカゴ大学の教授になった。ジョセフ・スティグリッツ、ジョージ・アカロフ、青木昌彦など多くの重要な経済学者を育てた宇沢は、1968年に突然、東京大学に戻った。不惑の歳と呼ばれる40歳を迎えた時、ベトナム戦争が始まり、徴兵されることを憂慮し家族を守るための行動であった。

 帰国した日本は、発展途上国から先進国に、近代から現代に脱皮する過程において高度資本主義社会への適応過程の中であり、学園紛争、水俣病を初めとする公害や環境破壊の問題、三里塚闘争などに宇沢は直面することとなる。

 1970年代は、世界は東西冷戦構造であり資本主義国と社会主義国に二分されていた。資本主義国のオルタナティブとして社会主義国が実在していたわけであるが、宇沢は、社会主義体制は資本主義国の選択肢となる可能性を明確に否定したうえで、現在の市場経済制度への批判を通じて、新しい経済制度が模索されるというというビジョンを有する。

 社会的共通資本の経済学の始まりを告げる作品として、『自動車の社会的費用』を1974年出版しベストセラーとなった。経済学を、与えられた知識の体系として受け止めるのではなく、自分自身の身近な問題、社会の問題を分析する道具として鋳なおそうという意気込みで書かれている。安心して道を歩くことが社会的に合意した基本的な権利であるという認識から出発し、展開する考え方が社会的共通資本の経済学に基づくものであるとした。「価値判断の問題は経済学の範疇ではない」とみなす既存の経済学への反旗として、宇沢は、価値判断を下す経済学者、行動する経済学者へと変貌していったのであった。

 第二の問題に対しては経済学の主舞台であるアメリカの経済学会と向き合う。

 貨幣数量説(マネタリズム)、自由放任主義、市場原理主義などを進める新自由主義の正当性を説くフリードマンが1967年12月アメリカ経済学会の会長に就任し「金融政策の役割」と題する講演を行った。ケインズ革命を葬るための「反革命」がこの時始まったとされる。宇沢は貨幣数量説を厳しく批判し、50歳を目前の1976年計量経済学会会長としてヘルシンキ講演を行ったが、不発に終わった。一方、新自由主義は、1979年誕生のサッチャー首相、1981年誕生のレーガン大統領に取り入れられ多大な影響力をもつこととなる。マネタリズムが現実の政治の中で取り入れられ、自由放任主義が世界の中心に据えられていくこととなる。宇沢は敗れた。

 2008年リーマンショック・ショックによる市場原理主義の破たんを目にしながら、日本は、社会的共通資本が守られようとはしないでいる一方で、新自由主義の経済路線は根強く続いている。新自由主義に翻弄されている現実にどのように対峙するための根拠とする考え方をなかなか見いだせないままでいた。国連のSDGsの考え方が使えるのではないかと思っていた矢先に、宇沢氏の社会的共通資本論に出会った。

 経済学は、政治に入り込んでおり、一部の経済学者と金融界の癒着があるとも言われている。「キル・レーシオ」などはじく恐ろしい学問ともなりうる。今後は、経済学の視点からも政治を分析すると共に「社会的共通資本」を守って宇沢の意志を継げるように最大限の努力をしたい。

 なお、数学が得意だったらよかったと経済学を学ぼうとして反省する次第…

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小坂クリニック(中央区月島03-5547-1191)のお知らせ:連休の診療時間14日(日)9:00~13:00、15日(祝)は電話対応。/17日(水)の時間変更にご注意下さい。

2019-07-12 23:00:00 | 日程、行事のお知らせ

こんにちは、小坂クリニックです。

 真夏日であったり、急に寒くなったり、じめじめしたり、体調管理が難しい気候が続いています。
 おなかの風邪、咳の風邪がやや多いです。喘息の発作の子もいます。
 手足口病やヘルパンギーナ、プール熱(アデノウイルス)など夏特有のかぜも出ています。RSウイルスも出ています。
 特に手足口病は、警報レベルに達しています。
 溶連菌もあります。インフルエンザはありますが散発です。

 食中毒の季節、手洗いとともに、食品の保存・衛生管理にはご注意願います。

 4月から新しく保育園に行き始めた子は、風邪をもらいやすく、2-3ヶ月は風邪ばかり繰り返すかもしれません。
 当院も病児保育にて、お風邪のお子様をお預かり致しますので、ご相談下さい。ご登録は、お早めに。

 楽しい夏休みまで、もう少しです。
 がんばって!


 

1、今週末の診療について、土日にぜひ、予防接種、乳幼児健診を。 


 7月
 14日(日)9:00~13:00
 15日(月、海の日)電話対応9:00~12:00

 土曜日、日曜日も、予防接種や乳児健診もお受けいたします。大人の風しん抗体検査も行います。
 お仕事などで、なかなかご来院できない皆様、ご利用ください。

2、時間変更のお願い。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。

7月
 17日(水) 午前8:15-9:00、午後 休診


3、病児保育について:お子さんの急な発熱、ご病気で保育園・幼稚園・小学校に登園・登校できない場合、病児保育でお預かりいたします。

 *利用当日でも登録は可能ですが、念のための事前登録をお勧め致します。
 
 *原則17時30分までですが、18時30分までの延長も可能です。当院にご連絡下さい。

 *土曜日の病児保育もまた、ご相談ください。

 *保育園での急な発病の場合、親御さんに代わって当院スタッフが、保育園に出向き、そのまま当院で病児保育へ移行することも可能です。

4、予防接種、乳幼児健診(全例にスクリーニング器機を用いた簡易視力検査を行い、弱視なども見落さぬようにチェックします。)、大人の風しん抗体価検査について

 午前11:30-午後1:00、午後3:10-3:30で、予防接種や乳児健診をお受けいたします。
 診療時間においても、実施は可能です。
 土曜日、日曜日も予防接種や乳児健診をお受けいたします。

 おとなの方の風しん抗体価検査及び風しんやMRの予防接種も致します。

5、ネット予約による特別早朝予約枠(平日早朝7:15-8:15)、準夜間診療枠(平日準夜間19:00-20:00)を設けました。

 この枠は、完全予約制で対応致します。学校登校前や保育園登園前の診察で是非ご利用ください。

 インターネットで、19時まで(特別早朝予約の場合は、前日の)にご予約下さい。ネットが出来ない場合、当院に予約のお電話を下さい。
 なお、日曜、祝日の次の日の早朝予約は、カルテ準備の都合上、前日12時までの電話でのみ対応する形にさせていただきます。

 診察券番号と生年月日でログインができます。

 https://www2.i-helios-net.com/pc/hw2_pc_login.php?MID=4825     

 特別早朝予約枠:平日 午前 7時15分~8時15分

 8時15分以降は、通常の受付順の診療となります。


6、在宅療養の支援としての医療機器の貸出について
 〇鼻水吸引器、
 〇吸入器
 〇ミスト
 など、在宅療養を支援する医療機器も、病状に応じ無料貸出致します。
 お気軽にご相談下さい。


7、5歳児健診、発達のご相談について、中央区の「育ちのサポートカルテ」も有効活用していきましょう!

 当院では、5歳児健診を実施いたしております。
 発達の評価など行います。

 発達のご相談もお受けいたしております。
 時間をお作り致しますので、クリニック(03-5547-1191)にお問い合わせ下さい。

 中央区が準備致します「育ちのサポートカルテ」を用い、当院と幼稚園・保育園、療育機関、ゆりのき(子ども発達支援センター)との横の連携も行っていきます。


8、就学相談について

 小学校を、通常学級、特別支援教室、特別支援学級、特別支援学校など選択で悩まれているかたもおられると思います。
 お子さまにとって最も適した学びの場を、一緒に考えて参りますので、ご相談下さい。

 医療的ケアの必要な子ども達の学びや保育の場についてもご相談下さい。

9、不登校など外来について

 いじめ、不登校、ひきこもり、心身症、リストカットなど学校や学びの場その他のご相談、こころの診療もお受け致します。

 〇区のいじめ対策について:年三回いじめアンケートを実施し、いじめの早期発見をしています。ネットのいじめに対しては、生徒会などで子ども達自身が「学校ルール」をつくり、いじめ根絶を目指せるようにルール作りを学校が支援をしています。ルール作りができていない学校にも今後、全校に「SNS学校ルール」づくりが広がります。

 〇区の不登校の子ども達への対応:不登校の子ども達は、たとえ授業に出ることがなくとも、全員、個に応じた心地のよい環境を整えていると報告を受けています。


10、川崎市で起きた事件でショックを受けた小学生のみなさんへ

 不安な気持ちは、担任の先生、養護の先生、学校カウンセラーの先生、そして私達小児科医にご相談下さい。

 不快な感情(恐れ、心配、悲しみ、怒り)を感じるのは当たり前です。
 不快に感じていることを信頼できる大人に伝えましょう。
 不快な気持ちは、身体に表れるときもあります。
  ・身体の調子が悪くなる・・・頭痛、腹痛、熱が出る
  ・眠りが浅くなる   ・・・寝つけない、悪い夢を見る、夜中に目覚めてしまう
  ・トイレの問題    ・・・便秘や下痢

 詳細:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/30349385625635c5a60cbc479127e141  


11、中央区政について

〇住宅マスタープランの意見書〆切7/8(月)
 提出した意見 ⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/5b56af779730916ee2478c152ccbbd87

〇東京五輪に向け交通計画

 区民生活に悪影響をかけないことはもちろんのこと、交通環境の向上をレガシーとできる取組の充実を求めて参ります。

 問題点について ⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/60d34bd29e24f414698c43e7002315db


〇自殺対策の充実

 中央区自殺対策協議会が7月3日に開催されました。自殺を予防する施策の充実を図って参ります。

 詳細⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/0873e3a144094df70b911b9077c60398

〇中央区の喫緊の課題とそれに対する区の考え方

 6月の中央区議会本会議一般質問において、今期4年間で、取り組みを進めるべきと考える喫緊の課題を網羅的に質疑しました。

 質問内容の概要は⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/bff56c7ac40d55c060cefdbdb7d10610 

 質問のインターネット録画⇒ http://www.chuo-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=84

1.区民の声が直接区長へ届く仕組

2.子ども全員の一貫した育ち支援

3.がん患者の就労継続支援

4.障がいのある方の親亡き後支援

5.発災直後の要支援者安否確認

6.町会・自治会支援員配置

7.ネットいじめ根絶に向け生徒会でネット利用の学校ルール作り

8.不登校児全員の学びの場の確保

9.運動過多の成長障害等専門医と連携した医学面からの健康教育

10.児童の五輪ボランティア参加

11.街づくりに参加する権利の保障

12.月島三丁目両再開発で区が仲介し住民同士の話し合いの場を設置することについて

13.人口抑制と風害及び空き家対策

14.カジノ誘致阻止と食のプロが集う築地再開発の実現について

15.「本の森ちゅうおう」の運営形態は、区直営であることについて

16.ほっとプラザはるみ温浴施設を廃止させず存続

 
 小坂和輝メール:kosakakazuki@gmail.com     


以上

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参院選、大切な一票を投票するべき政党の条件について1:正確な信頼できる統計をつくることができる政党であって、統計結果をごまかさずに真摯に向き合えること

2019-07-11 18:20:00 | 国政レベルでなすべきこと

 大事な一票の投票先は、ぜひとも、国の政策を作る根幹の資料となる統計について、正確な信頼できる統計をつくることができる政党を選んでください。

 以下、なぜ、統計が大事なのか、日本経済新聞において、西村清彦教授(専門、理論経済学)が日本経済新聞で論じておられます。

 同日、朝日新聞において、蟻川恒正教授(専門、憲法学)も視点を変えて、論じておられます。

 なお、「約2000万円」という金融庁だけではなく、経済産業省でも、老後の必要な蓄えを「2895万円」としており、「政府の政策スタンス」ではないでしょうか?

 
*****日本経済新聞2019.07.11*******

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190711&c=DM1&ng=DGKKZO4718149010072019KE8000 



*****朝日新聞2019.07.11*********




*****朝日新聞2019.06.28*********


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2019年7月5日~7日砂町銀座商店街、来街者や商店主がまちの将来を考えるイベント。中央区もさらなる商店街振興を、ぜひ!! 

2019-07-11 09:33:39 | NPO・地域力
 地域のにぎわいの核は、商店街にあります。  中央区も、さらなる商店街振興への取組に期待を致します。  月島三丁目の長屋学校を主催されている志村秀明教授も大切なコメントをされています。    「一般的に商店街の将来について協議するときは、関係者が密室でやることが多い。今回はオープンな環境の中で、来街者や忙しい商店主からも意見を集めることが出来た。商店街の魅力の維持と課題の解決に向けて、今後のまちづくりの参考になるだろう」 ******江東区 J-CAST****** https://www.j-cast.com/trend/2019/07/08362057.html?fbclid=IwAR3YULhl0YFXW0wYxzyeKiPxx82U1vF4ku682g5Yt6nbc_IDqkGInENA0rM 東京・砂町銀座商店街が直面する難問 空き店舗増に防災不安、未来をみんなで考える 2019/7/ 8 18:00 東京・江東区の砂町銀座商店街は、全長670メートルの通りに生鮮食品店や総菜店を中心に約160店が軒を連ねる。休日には1万人が訪れる、都内でも人気の商店街だが、近年は商店主の高齢化にともなう空き店舗の増加や、老朽化した建物の密集による防災上の不安など多くの問題に直面している。 2019年7月5日~7日、来街者や商店主がまちの将来を考えるイベントがおこなわれ、J-CASTトレンドが5日に取材した。 休日は多くの客が訪れる砂町銀座商店街開催されたまちづくりイベント商店街の一部を再現した模型1971年当時の砂町銀座の写真商店街の魅力と課題を記したマップ商店街の将来について多くの意見が集まった 「認知症になっても安心して買い物」など多くの意見 イベントは2016年に地元住民らで組織されたまちづくり協議会主催のもと、江東区、芝浦工業大学志村研究室、UR都市機構の協力で開かれた。商店街の一部を100分の1スケールで再現した模型や、昔の商店街の写真、現在の商店街の魅力と課題を記したマップが展示された。 「砂銀目標イメージゲーム」と題した企画では、参加者が理想とする「将来の砂町銀座商店街」と、実現に向けた具体的な行動案を専用用紙に記入。紙は会場内の壁一面に貼り出され、「商店街全体が楽しめるレストラン」「認知症になっても安心して買い物ができる」「色々な人種の集まる商店街」など様々な意見が集まった。 イベントに協力した、まちづくりに詳しい芝浦工大の志村秀明教授は、 「一般的に商店街の将来について協議するときは、関係者が密室でやることが多い。今回はオープンな環境の中で、来街者や忙しい商店主からも意見を集めることが出来た。商店街の魅力の維持と課題の解決に向けて、今後のまちづくりの参考になるだろう」 と語った。
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『住宅マスタープラン』改訂に対する私の意見書 「子どもや高齢者など、多様な世代のふれいあいが生まれる住環境づくり」の実現を是非とも目指しましょう!

2019-07-08 23:00:00 | 意見書提出

都市整備部住宅課計画指導係 御中

『住宅マスタープラン』への意見書
(意見書募集記事: https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/82c8fb69eae5ff197771898a69da4eab )

氏名 小坂和輝
中央区月島3丁目30番3号2階


 住宅マスタープラン改訂についての意見書を提出致します。
 都市整備の観点にとどもらない福祉、防災・防犯、環境、恊働などの幅広い視点から計画が策定されており敬意を表します。
 以下、細かな点もありますが、意見申し上げます。
 よろしくご検討のほど、お願い申し上げます。



総論
1、今回の改定が、従前の住宅マスタープランの満了である平成29年から時間をあけて計画期間をはじめてしまった理由を教えて下さい。
 本来、平成30年度(2018年度)から計画の期間を始めるべきではなかったでしょうか?

2、従前の住宅マスタープランを総括して、今回のマスタープランに反映させることがPDCAサイクルの考え方からは必要であると考えます。
 どのように従前の住宅マスタープランを総括するのか、新規の計画は分かりますが、廃止した計画はあるのかどうか、など記載をお願い致します。

3、西暦と元号の併記
 令和が入り、元号だけでは、カウントがやりにくくなってきています。利便性の向上のために、西暦と元号の併記を、図表など含め、お願いします。

4、計画、施策における数値目標の記載
 4−3住宅施策の内容においては、現状の数値と、該当施策の実施によりどのように数値を向上させるのか、数字を入れた具体的な記載をそれぞれにお願いします。

5、人口密度による分析の追加
 第2章中央区における現状と課題において、人口と世帯における分析で(3頁)、人口密度の分析もお願い致します。
 超高層建築物の出現で、人口密度が過密になり過ぎ、社会インフラの供給が追いつかない可能性を、人口密度の分析により知ることが可能であると考える理由からお願いします。

6、マンションなどを建てたあとの事後評価
 計画では、事前に検討をすることを強く求めていますが、建てられたあとの事後評価が適切になされている事例は、少ないです。
 事後評価を行う視点を入れていくことをお願い致します。
 計画段階で、「子どもや高齢者など、多様な世代のふれいあいが生まれる住環境づくり」を謳っていたとして、建築後にそれが達成できているのか、経時的なフォローを各マンション毎にお願いします。


各論
1、3世帯同居世帯または近居を支援する施策
 3世帯同居世帯を増やす施策も、それを求めている家族が増加していることから(3頁)、必要であると考えます。

2、超高層への居住者
 できれば、超高層(20階以上)と言われる住居への居住している世帯の割合も記載をお願い致します。(4頁)

3、戸建ての空き家数
 空き家数について、地域別に戸建てにおける数も記載をお願い致します。(5頁)

4、「やすらげる緑や水辺の空間」と「オープンカフェ」を別の項目に
 生活する上で必要なものの記載(6頁)において、「やすらげる緑や水辺の空間」と「オープンカフェ」は、空間という広場と、カフェという飲み物を飲む場所と根本的に異なるものであり、統計で加えず別々の数で記載すべきであると考えます。

5、「プロアクティブ・コミュニティ」の用語
 地域コミュニティへの支援(7頁)において、「自ら率先して行動する地域コミュニティの形成」は、基本構想で重要な概念である「プロアクティブ・コミュニティ」のことであり、その用語も落とさぬように記載をお願いします。

6、概念図の訂正(町会の追加)
 概念図(9頁)において、「民間企業やNPO、大学、自治会、管理組合等」とありますが、町会が落ちています。「民間企業やNPO、大学、町会・自治会、管理組合等」へ訂正をお願います。このように、自治会があるけれど町会が落ちている箇所が複数有り、それぞれ、訂正をお願います。

7、概念図の訂正(中央区の内部の組織の図の追加)
 概念図(9頁)において、中央区として二人の職員が笑顔で並んでいます。社会福祉協議会、都市整備公社、都市整備部、環境土木部、福祉保健部、地域振興課、防災、教育委員会など主な区の組織のイメージ図をもう少し詳述願います。そして、縦割り行政の弊害をなくし、横の連携ができているイメージとして記載をお願い致します。

8、長周期地震動
 基本目標1、(3)高層建築物における対策の検討において(16頁)、長周期地震動の検討を入れたことは、とても重要だと考えます。
 その検討をさらに具体的にお願いします。耐震構造の検討をするのか、既にある超高層建築物を耐震補強工事をするのか、その検討の方向性を明示願います。
 長周期地震動を考慮するなら、地震国日本においては、超高層建築物は、建築を止めるべきという結論にならないでしょうか。
 一度目の大規模地震に耐えたとして、躯体の痛みが生じるため、複数の大規模大地震には耐えられないのではないでしょうか。複数の大規模地震の場合の安全性の検討もお願いします。

9、家具類転倒防止器具の取付
 基本目標2、(1)防災に配慮した住まいやまちづくりの推進において(17頁)、家具類転倒防止器具の取付を行うとありますが、その数値目標の記載もお願いします。どれだけの需要があり、そのどれだけが現状できていて、どれだけのさらに推進を図る予定でしょうか?誰が、主体的に進めるお考えでしょうか。地域の消防団と民生委員などの連携のもと、推進体制の構築をお願いします。

10、防災区民組織の活動支援における管理組合の参加の拡大
基本目標2、(1)防災に配慮した住まいやまちづくりの推進において(17頁)、防災拠点委員会の記載がありますが、地域のマンションの管理組合も参加できるように参加者の拡大についての記載をお願いします。

11、災害時地域たすけあい名簿と個別避難計画
 基本目標2、(1)防災に配慮した住まいやまちづくりの推進において(17頁)、災害時地域たすけいあい名簿の作成は進められていますが、その名簿登録者の個別避難計画の立案ができていません。
 ケアマネージャーらがケアプラン作成において、災害時ケアプランは作成をしつつありますが、それらを個別避難計画として位置づけるとともに、個別避難計画の作成がなされるべきことの記載もお願いします。
 少なくとも「個別避難計画」の文言はいれていただけますようにお願いします。

12、防災対策推進マンションの登録の数値目標
 基本目標2、(2)マンションの防災マニュアルの作成、防災訓練の支援等において、「防災対策推進マンション」(18頁)は区内全マンションになっていただくのが目指す目標であると考えます。
 現状の数と、10年後の達成目標数の記載をお願いします。

13、子ども110番の設置の数値目標
 基本目標2、(3)防犯対策の推進において(19頁)、子ども110番の現状の数と、設置の数値目標を記載をお願い致します。

14、分譲マンション実態調査の実施の回答率の向上策
 基本目標3、(3)マンションの管理状況を踏まえた維持管理支援において(21頁)、分譲マンションの実態調査の実施で、調査協力をいただいたマンションには得点を与えるか、答える義務が生じるような法的な根拠付けを「市街地開発事業者指導要綱」などに入れる等、実態調査の回答率の向上策を入れるべきであると考えます。それでないと実態調査の実効性が担保できないと考えます。

15、今回の地区計画変更で既存不適格となるマンションへの支援策
 令和元年7月1日施行の住宅設置による容積率緩和の廃止にともなう既存不適格となるマンションの支援策を、基本目標3、(4)改修・大規模修繕・建替えへの支援において、項目建てをしていれるべきと考えます。

16、債権管理条例の追記
 基本目標4、(2)区民住宅の管理の適性化において(25頁)、滞納指導の強化で、債権管理条例に則った適正な管理を進める旨、債権管理条例の文言の追記をお願いします。

17、区民住宅の建替えにおける検討会の設置
 基本目標4、(2)区民住宅の管理の適性化において(25頁)、建替えの検討では、多角的な観点から施設のあり方を検討する必要があるため、専門家や区民を交えた検討会の設置をお願いします。

18、高層マンション型地域包括ケアシステムの事業計画作成時からの検討
 基本目標4、(4)高齢者や障害者等に対応した住宅改修等への支援において(26頁)、高層マンションの準備組合などにおける計画段階から、地域包括ケアシステムをマンション内にどのように構築するか、検討することを指導する旨を項目立て(例えば、「高層マンションの計画段階からの高層マンション型地域包括ケアシステムの導入検討」)をして記載をお願いします。

19、協議型まちづくりの推進
 基本目標5、(1)開発の機会を捉えた住宅・住環境の整備の促進、「協議型まちづくりの推進」において(29頁)、根拠法令は、中央区まちづくり基本条例や市街地開発事業指導要綱の二つだけではないため、指導要綱の後に「等」を追加するとともに、「住民が積極的にまちづくりに参加をする」旨の文言の追加をお願いします。
 まちづくり協議会に学識経験者を入れることや、まちづくり協議会の開催日程の区民への事前通知等をし、まちづくり協議会の話し合いのテーマや議事進行も区民が行うなど、形式的な会議運営から、実質的な会議運営へと変えていくことも合わせてお願い致します。

20、住み続け働き続けれるまちづくりのために高齢者などへの配慮
 基本目標5、(1)開発の機会を捉えた住宅・住環境の整備の促進、「住み続け働き続けられるまちづくり」において(29頁)、再開発事業等では、工事期間が4年間程度に及び、高齢者等健康を害されておられることより、再開発事業においては、ご高齢の方の住まいのエリアを施工区域において先に作り、一度の引っ越しで終えられる工夫をすることを強く求めます。

21、子どもの遊び場、運動場の確保
 基本目標5、(2)人にやさしいまちづくりの推進において(30頁)、「まちづくりのおける子どもの遊び場、運動場の確保」の追加をお願いします。
 特に、公開空地が遊び場や広場になるような工夫をすることを強く求めます。現状理想的な公開空地は少なく、単なる通行の場や植栽の場で済まされています。

22、ゼロ・エネルギー・ビルディングの追加
 基本目標5、(3)環境等に配慮した住宅・住環境整備の促進、「開発事業における環境対策の指導」において、省エネルギー型対応設備の使用だけではなく、施工区域内でエネルギーをまかなう「ゼロ・エネルギー・ビルディング」の指導を行うことの追加をお願いします。省エネルギーだけでは対策は不十分であると考えます。

23、基本目標5へ「風害対策」の追加
 基本目標5において、「風害対策」を施策の柱のひとつとして追加することを求めます。その内容として、計画段階には風害の影響評価を行っているが、実際に建築後においても事後評価を行い、風害が生じる場合には、その対応策を実施することを義務付けることを求めます。また、中央区内の全域の風害の調査を実施、その対策も行うことも求めます。

24、基本目標5へ「太陽光の享受」の追加
 快適な生活で最も重要な要素は、緑と太陽光であると考えます。緑の整備は、施策の柱にありますが、「太陽光の享受」については記載がありません。追加をし、「健康な生活を送れるように、受忍限度を超えた日影(複合日影も含む)を作る建築は許可しない旨の記載をお願いします。

25、基本目標5へ「生きる希望が湧くまちづくり」の追加
 本区での自殺の手段として特徴的なことは飛び降りが多いという事実があります。記載がたいへん難しいのですが、まちづくりにおいて、生きる希望が湧くまちづくりとして、自殺予防の観点からのまちづくりへの配慮をする内容の記載をできればお願いします。

26、基本目標5へ「超高層居住における健康リスクの評価と対応」の追加
 欧米では、超高層居住は、子育て等では行わないと言われています。健康リスクをきちんと評価し、リスクを回避する対応策をとっていくことの必要性があり、施策の柱のひとつとして追加をお願い致します。

27、ゲートキーパーの追加
 基本目標6、(3)地域を支える担い手の育成、各種サポーターの養成研修において(34頁)、自殺予防につながる「ゲートキーパー養成講座」の追加をお願い致します。

28、自立支援協議会などの提言の受け入れについて
 第5章施策の推進に向けて、5−1各主体との連携、(2)住宅関連事業者、NPO等の団体との連携において(35頁)、「自立支援協議会や子ども子育て会議など区の協議会・審議会」との連携も追加をお願いします。
 自立支援協議会などにおいて、まちづくりへのバリアフリーの意見は常に多く出されており、その意見をどうか積極的に吸い上げる体制の整備をお願いします。

以上

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小坂クリニック(中央区月島03-5547-1191)のお知らせ:今週末の診療時間7月6日(土)9時~13時、7日(日)9時~10時と12時~13時。

2019-07-05 19:34:56 | 日程、行事のお知らせ

こんにちは、小坂クリニックです。

 真夏日であったり、急に寒くなったり、じめじめしたり、体調管理が難しい気候が続いています。
 おなかの風邪、咳の風邪がやや多いです。喘息の発作の子もいます。
 手足口病やヘルパンギーナなど夏特有のかぜも出始めました。
 特に手足口病は、警報レベルに達しています。
 溶連菌もあります。インフルエンザは、ありません。

 食中毒の季節、手洗いとともに、食品の保存・衛生管理にはご注意願います。

 4月から新しく保育園に行き始めた子は、風邪をもらいやすく、2-3ヶ月は風邪ばかり繰り返すかもしれません。
 当院も病児保育にて、お風邪のお子様をお預かり致しますので、ご相談下さい。ご登録は、お早めに。

 楽しい夏休みまで、もう少しです。
 がんばって!


 

1、今週末の診療について、土日にぜひ、予防接種、乳幼児健診を。 


 7月
 6日(土)9:00~13:00
 7日(日)9:00~10:00、12:00~13:00

 土曜日、日曜日も、予防接種や乳児健診もお受けいたします。大人の風しん抗体検査も行います。
 お仕事などで、なかなかご来院できない皆様、ご利用ください。

2、時間変更のお願い。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。

7月
 8日(月) 午前8:15-11:30、午後4:30-7:00


3、病児保育について:お子さんの急な発熱、ご病気で保育園・幼稚園・小学校に登園・登校できない場合、病児保育でお預かりいたします。

 *利用当日でも登録は可能ですが、念のための事前登録をお勧め致します。
 
 *原則17時30分までですが、18時30分までの延長も可能です。当院にご連絡下さい。

 *土曜日の病児保育もまた、ご相談ください。

 *保育園での急な発病の場合、親御さんに代わって当院スタッフが、保育園に出向き、そのまま当院で病児保育へ移行することも可能です。

4、予防接種、乳幼児健診(全例にスクリーニング器機を用いた簡易視力検査を行い、弱視なども見落さぬようにチェックします。)、大人の風しん抗体価検査について

 午前11:30-午後1:00、午後3:10-3:30で、予防接種や乳児健診をお受けいたします。
 診療時間においても、実施は可能です。
 土曜日、日曜日も予防接種や乳児健診をお受けいたします。

 おとなの方の風しん抗体価検査及び風しんやMRの予防接種も致します。

5、ネット予約による特別早朝予約枠(平日早朝7:15-8:15)、準夜間診療枠(平日準夜間19:00-20:00)を設けました。

 この枠は、完全予約制で対応致します。学校登校前や保育園登園前の診察で是非ご利用ください。

 インターネットで、19時まで(特別早朝予約の場合は、前日の)にご予約下さい。ネットが出来ない場合、当院に予約のお電話を下さい。
 なお、日曜、祝日の次の日の早朝予約は、カルテ準備の都合上、前日12時までの電話でのみ対応する形にさせていただきます。

 診察券番号と生年月日でログインができます。

 https://www2.i-helios-net.com/pc/hw2_pc_login.php?MID=4825     

 特別早朝予約枠:平日 午前 7時15分~8時15分

 8時15分以降は、通常の受付順の診療となります。


6、在宅療養の支援としての医療機器の貸出について
 〇鼻水吸引器、
 〇吸入器
 〇ミスト
 など、在宅療養を支援する医療機器も、病状に応じ無料貸出致します。
 お気軽にご相談下さい。


7、5歳児健診、発達のご相談について、中央区の「育ちのサポートカルテ」も有効活用していきましょう!

 当院では、5歳児健診を実施いたしております。
 発達の評価など行います。

 発達のご相談もお受けいたしております。
 時間をお作り致しますので、クリニック(03-5547-1191)にお問い合わせ下さい。

 中央区が準備致します「育ちのサポートカルテ」を用い、当院と幼稚園・保育園、療育機関、ゆりのき(子ども発達支援センター)との横の連携も行っていきます。


8、就学相談について

 小学校を、通常学級、特別支援教室、特別支援学級、特別支援学校など選択で悩まれているかたもおられると思います。
 お子さまにとって最も適した学びの場を、一緒に考えて参りますので、ご相談下さい。

 医療的ケアの必要な子ども達の学びや保育の場についてもご相談下さい。

9、不登校など外来について

 いじめ、不登校、ひきこもり、心身症、リストカットなど学校や学びの場その他のご相談、こころの診療もお受け致します。

 〇区のいじめ対策について:年三回いじめアンケートを実施し、いじめの早期発見をしています。ネットのいじめに対しては、生徒会などで子ども達自身が「学校ルール」をつくり、いじめ根絶を目指せるようにルール作りを学校が支援をしています。ルール作りができていない学校にも今後、全校に「SNS学校ルール」づくりが広がります。

 〇区の不登校の子ども達への対応:不登校の子ども達は、たとえ授業に出ることがなくとも、全員、個に応じた心地のよい環境を整えていると報告を受けています。


10、川崎市で起きた事件でショックを受けた小学生のみなさんへ

 不安な気持ちは、担任の先生、養護の先生、学校カウンセラーの先生、そして私達小児科医にご相談下さい。

 不快な感情(恐れ、心配、悲しみ、怒り)を感じるのは当たり前です。
 不快に感じていることを信頼できる大人に伝えましょう。
 不快な気持ちは、身体に表れるときもあります。
  ・身体の調子が悪くなる・・・頭痛、腹痛、熱が出る
  ・眠りが浅くなる   ・・・寝つけない、悪い夢を見る、夜中に目覚めてしまう
  ・トイレの問題    ・・・便秘や下痢

 詳細:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/30349385625635c5a60cbc479127e141  


11、中央区政について

〇住宅マスタープランの意見書〆切7/8(月)郵送の場合、当日消印有効。
 住まいに関する施策に対し、ご意見・ご要望があれば、中央区へお届け下さい。

 詳細 ⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/82c8fb69eae5ff197771898a69da4eab

〇東京五輪に向け交通計画

 区民生活に悪影響をかけないことはもちろんのこと、交通環境の向上をレガシーとできる取組の充実を求めて参ります。

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〇自殺対策の充実

 中央区自殺対策協議会が7月3日に開催されました。自殺を予防する施策の充実を図って参ります。

 詳細⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/0873e3a144094df70b911b9077c60398

〇中央区の喫緊の課題とそれに対する区の考え方

 6月の中央区議会本会議一般質問において、今期4年間で、取り組みを進めるべきと考える喫緊の課題を網羅的に質疑しました。

 質問内容の概要は⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/bff56c7ac40d55c060cefdbdb7d10610 

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1.区民の声が直接区長へ届く仕組

2.子ども全員の一貫した育ち支援

3.がん患者の就労継続支援

4.障がいのある方の親亡き後支援

5.発災直後の要支援者安否確認

6.町会・自治会支援員配置

7.ネットいじめ根絶に向け生徒会でネット利用の学校ルール作り

8.不登校児全員の学びの場の確保

9.運動過多の成長障害等専門医と連携した医学面からの健康教育

10.児童の五輪ボランティア参加

11.街づくりに参加する権利の保障

12.月島三丁目両再開発で区が仲介し住民同士の話し合いの場を設置することについて

13.人口抑制と風害及び空き家対策

14.カジノ誘致阻止と食のプロが集う築地再開発の実現について

15.「本の森ちゅうおう」の運営形態は、区直営であることについて

16.ほっとプラザはるみ温浴施設を廃止させず存続

 
 小坂和輝メール:kosakakazuki@gmail.com     


以上

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オープンハウス型説明会のこころみ

2019-07-04 23:00:00 | 街づくり
 原案あるいは原原案を作って行く過程において、オープンハウス型説明会の手法に関心があります。

 もちろん、これだけではなく、会議の場で区民・都民と行政が意見を交換し、様々なご意見を反映させる場が重要であることはいうまでもありませんが。

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令和元年度第1回中央区自殺対策協議会R1.7.3。第2回はR2.2.5開催予定。

2019-07-03 23:00:00 | 医療
 重要な協議会のひとつ「中央区自殺対策協議会」がR1.7.3に開催されました。

 中央区での自殺をなくすための意見交換がなされました。

 重要なご指摘が出されており、列挙致します。

1、厚労省統計(居住地での統計)と警察統計(発生場所での統計)の連関

2、自殺のバックグラウンドが拾いきれない。死亡診断書からはそこまでの記載はなく、個人情報の壁や自死のご遺族からも話をうかがいづらい。

3、しかし、少しずつでも個別のケースを負うことで対策も見えてくるはず。

4、対策は、二方向。啓発とハイリスク者対策。

5、ハイリスク者へのアウトリーチ、相談の有機的なつながりが重要。

6、自殺を防止する84施策を区民に広く知っていただく

7、今年はこれを重点的に取り組むなど、強化して取り組む事項を作る手もある。

8、84施策の日々の仕事が、自殺予防につながって行っており、それらの有機的なつながりを持つ。

9、ホットスポットの検証し予防策を講じる。ただし、自殺の名所などと認識されることは逆効果。

など

********中央区HP*******
https://www.city.chuo.lg.jp/kenko/hokenzyo/kokoronokenko/utujisatutaisaku/chuokujisatutaisakukyougikai.html


中央区では、中央区自殺対策協議会を設置し、

1、中央区の特性に応じた自殺対策の取組みの方向性に関すること
2、自殺の状況把握に関すること
3、関係機関等の相互の連携に関すること
などを検討することにより、区における自殺対策を総合的に推進しています。

令和元年度第1回中央区自殺対策協議会を次のとおり開催いたします。
日時:令和元年7月3日(水曜日) 午後7時00分から午後8時30分まで
場所:中央区保健所大会議室

本会議は原則として、傍聴を可能としています。傍聴を希望される方は、令和元年7月3日(水曜日)正午までに以下の問い合わせ先までご連絡ください。
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