北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

全道市長会の代理出席

2012-10-18 23:58:37 | Weblog
 選挙期間中の市長代理で、全道市長会議に出席してきました。

 見回せばよく存じ上げている市長さんも半分ほどいて、休憩時間や交流会などでは親しくお話ができました。

 港湾事業や道路事業などで一緒に要請活動をした苫小牧市や小樽市のようなところあれば、講演会をしたことがある恵庭市や美唄市なども覚えていてくださいました。

 他の市長さんも釧路市と見ると、「蝦名市長は選挙中なんだもんね。よろしく伝えてください」と声を掛けてくれます。

 知らないよりは知っている方が良いし、知られていないよりは知られている方が良いのは間違いありません。

 「一度でも 会ってしまえば お友達」の精神で良いのです。

 こういう場にいられただけでも幸せです。


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 会議の中では函館市の工藤市長さんから青森県の大間原発に対する活動についての発言がありました。

 工藤市長さんは、「自分たちは決して反原発や反原子力ということで動いているわけではない。しかし、3.11の原発事故に対する検証や反省が十分ではないこの時期に新設をするという政府の対応は、再稼働ですら厳しくチェックするという市政と矛盾しているのではないか」ということや「対岸で直線距離が23kmしかないところでありながら、事前の説明や所在自治体にしか行わないという姿勢も問題ではないか」ということを説明されました。

 こうした動きに対して全道市長会としてどのような対応をするかは、事務局と理事会に委ねられた形となりました。

 もちろん、この問題については様々なご意見をお持ちの方も多いことでしょうから、簡単に方向が定まるものではなく、後日改めて検討をすることになったようです。

 
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 その一方で、研修の時間では北電の常務さんに来て頂いて、今冬の電力事情について説明を受けました。

 夏の節電は無事乗りきったものの北海道の場合、冬期の方が暖房や融雪のために電力需要が大きいという特性があり、厳冬の度合いや道民の節電意識と行動の浸透、あるいは期待される発電施設の事故やトラブルのない安定的な稼働度合いによって、電力需給が逼迫する可能性もある、ということで、我々としても心してかからなくてはいけない大問題です。

 この冬、北海道が抱える最も大きな問題は節電問題だという意識で、取り組みをより強化しなくてはなりません。

 いつも課題を解決してゆこうという強い気持ちを持ち続けることが必要ですね。
コメント
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