北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

文京区での人口増減

2012-10-24 22:51:35 | Weblog
 港湾事業の要望で上京中。

 行き交う人たちは寒そうだけれど、北海道から行った組はこの程度の寒さはどこ吹く風。暑いくらいです。

 釧路では今週の日曜日に文京区の本郷商店街で開催されるいちょう祭に、地元の物産を展示即売する準備を進めているところ。

 文京区長さんとは今年6月に盛岡市で開催された、「石川啄木没後百年記念事業」でのゆかりの地サミットでご一緒させて頂き、知己を得ていることから、ご挨拶に行ってきました。

 成澤区長さんは、「いやあお久しぶり、その節はご苦労様でした」と快く迎えてくださいました。

 啄木の話から様々な文学者の話になったところで、「実はもううちは啄木じゃなくて、今は森鴎外の話題で大変なんです」とのこと。

「森鴎外といいますと…?」
「実は今年が森鴎外の生誕百年なんですよ」

「ははあ、そんなことを言い出したら実に多くの偉人達が文京区では生まれたり死んだりしているのではありませんか?」

「実におっしゃるとおりです。実は啄木の関係で先日も盛岡市議会議員の皆さんが視察に来られたのですが、そのときに森鴎外の話をしたところ、『それだったら今年は新渡戸稲造先生の』生誕百五十年の年ですよ」と言われてしまいました。
「はあ、言われてみないと分からないものですね」

「そうですねえ、でも次々に言われても対応しきれるかどうかは自信がありません(笑)」


 先人の生き死にを話題にし始めると、どこかで線を引いておかないと大変なことになりそうです。

 ちなみに文京区は面積が11平方キロメートルで住んでいる夜間人口は20万人だそう。

 人口だけで言うと釧路とそんなに変わらないとは意外です。

「これでも増えたんですよ。ちょっと前には16万人にまで落ちましたからね。都心回帰でマンションが建ち、人口が20万人に増えたのは良いのですが、保育所が足りなくなったりして不満の声が聞かれます」


 面積が1360平方キロメートルで人口が18万人の釧路市と比べると、随分違っているのが分かります。

 自治体って一つひとつに特徴があって本当に面白いですね。
コメント
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