北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

継承の年代~檀家をどうするか

2015-08-01 23:18:55 | Weblog

 実家から「今日(檀家になっている)お寺さんが檀家回りに来てくれるよ」という連絡がありました。これはグッドタイミングということで朝一番に実家へ顔を出しました。

 到着するまでの間、弟夫婦と雑談をしていて、「最近はお坊さんの檀家回りで家に来る時間が早まっているんだそうだよ。そしてその原因は檀家さんが減っていることなんだって。だから順番がだんだん早まって、お坊さんの到着時間が早くなるんだってさ」

 お寺さんは祖父母が生前住んでいた虻田町にあるお寺さんなのですが、その縁が続いて石狩市にいる父母のところでも檀家になって節々のお参りに来ていただいているのです。

 さて檀家回り。例年は朝の九時くらいに我が家へ来るはずなのですが、今日はなかなか来なくて十時過ぎにようやく到着。しかも住職ではなくてその子供さんの若ボンさんでした。

「途中何かありましたか?ちょっと遅いので心配しました」と訊くと、「小樽で檀家が一軒増えたものですから、ちょっと時間がかかってしまいました」とのこと。

 なんと弟夫婦としていた話は逆に檀家さんが増えたために遅れてきたとのことで、噂とは真逆の結果に笑ってしまいました。


 この春にお墓をつくり、それまでお寺さんには納骨堂に祖父母の遺骨を預かってもらっていたのを札幌へと移したところで、最早お参りのためにお寺を訪ねる理由もなくなってしまった今、それでも檀家さんとしての関係は続いています。

 私も今はまだ持っていないものの、親の仏壇を承継するようになるときには檀家さんになろうかな、と思っているところです。

 今日の若ボンさんのお経は声に張りがあって、誠実さの伝わってくるものでした。

 いろいろなものの継承をまじめに考えなくてはならない年代になりました。

コメント
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