北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

4DXの映画を観てきました

2015-09-13 23:45:45 | Weblog

 札幌ファクトリーのユナイテッドシネマにこの夏お目見えした"4DX"と呼ばれる装置の映画を初めて観てきました。

 映画は「ミッション・インポシブル/ローグネイション」、トム・クルーズ主演の人気シリーズの第五弾です。

 これまで最新の映画システムは3Dと呼ばれる、専用のメガネかけることで映像を立体的に観るものがありましたが、これからは4DXの時代です。

 4DXとは、シートの可動・風・水しぶき・香り・煙・風圧・雷・雨・泡の9種類で、これまでの静かな座席に座って観るという映画の概念を根底から覆しています。

 鑑賞券は前日に買い求めたのですが、売り場の女の子から「車酔いは大丈夫ですか?」とか「足腰は大丈夫ですか?」、「荷物は持って入れませんのでロッカーに預けていただきます」とやたら事前の諸注意が多い。「一応大丈夫だと思います…」と説明してやっと券を売ってもらいました。

 そのうえでなお、「座席が揺れている間はトイレに行けないので事前にしっかり準備してください」という注意。ト、トイレにも行けないのか…。

 ちょっと不安になったので、「あのう、どうしても我慢ができなくなったらどうしたらよいのでしょうか」と訊くと、「映画の最中ずっと揺れているわけではないので、動いていないときにさっと座席から降りてもらえば良いと思いますが、戻ったときにやっぱり揺れていると座れませんので、動いていないときに素早く席に戻っていただければよいと思います」

 まあ期待半分、怖いもの見たさ半分見たいな感じですが、妻は一応酔い止めの薬を飲んで映画館へ向かいました。


       ◆ 


 座席は硬い感じながらゆったりしたつくりで、シートベルトやセーフティバーなどはありません。前後左右にゆとりがあって普通のシートよりは楽に観られます。これも安全上の配慮なんでしょう。
 しかし今回は3Dメガネは必要なかったので、座席の仕掛けを主に味わう感じとなりました。

 …で、「ミッション・インポシブル」はさすがにストーリーが良く練られていて、ドキドキするシーンの連続。相手の裏をかいてはまた裏をかかれ、こいつは敵か見方か…とテンポよくシーンが展開してゆきます。
 さすがにハリウッド映画は良くできている。

 4DX効果は、カーチェイスや空からのシーンでは座席が動き風が吹いてきますし、ヘリコプターの振動が座席に伝わり、殴り合いのシーンでは拳の突き上げが背中を襲います。水しぶきを浴びるシーンでは確かにしぶきが襲い会場がどよめきました。

 最初のうちはドキドキしていましたが、段々慣れてくると次がどんな風になるかも大体予想がついてきました。

 妻は「乗り物酔いの薬を飲んだけどいらなかったね(笑)」といっていましたが、これで映画鑑賞の料金が2,300円となると、「一度体験したかったから良かったけれど、次からは普通の座席でいいかなあ」という感想でした。

 私も一度は味わってみると楽しいと思いますし、映画によってはもっと4DX効果に合う映画があるのかもしれないな、と感じました。

 実はさらに上の効果のあるMX4Dなんてのもあるんだそうですよ。これもイノベーションといえるんでしょうねえ。

【4DXとMX4Dの違いは?】
 http://ciatr.jp/topics/42260

 ディズニーランドのアトラクションに映画が加わった、という印象でしょうか。でも百聞は一見にしかず。野次馬的にとにかく一度は味わってみると良いでしょう。

 こういうアトラクションも都会だからこそで、地方にいるとこれを味わうために余計な時間と旅費がかかるんですね。

 地方に暮らしていると都会との違いをいろいろと考えさせられます。

コメント
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