北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

国勢調査にインターネット回答

2015-09-15 22:54:33 | Weblog

 久しぶりに戻った単身先の住まいですが、国勢調査のインターネット解答利用案内が届いていました。

 今回の国勢調査ではインターネット回答を推奨していて、それへの答えがなかったところに紙の調査票を届けて回答をしてもらうという優先度になっています。

 国勢調査は西暦の末尾が「0」年の年に大規模調査を行い、「5」の年には簡易調査として少し少ない項目で調査を行い、今年は簡易調査の年です。

 項目を見ると簡易調査の年は大規模調査よりも項目が減っているものですが、なかには簡易調査の年ながら調査項目として載っているものもあるようです。社会として押さえておきたい項目が社会の成熟と共に少しずつ変化していることを感じます。


 さて、集合住宅の私のメイルボックスに届いた書類は、ネットで指摘されているように封がされていませんでした。稚内というこのあたりの治安を考えれば、目くじらを立てるつもりはありませんが、ちょっと開けばIDもパスワードもすぐに見えてしまうので、(これで良いのかなあ)とちょっと不安になりました。

 私もネット世代なので今回はインターネットでの回答をしてみました。回答はパソコンに慣れた身にはそれほど難しいこともなく、淡々と該当のチェックボックスをチェックしたり文字を書き込んだりすればよく、全体で十分程度で終わりました。

 前回の調査票もネットには出ているので見てみましたが、「学歴」、「住宅の床面積」「直近の就業の有無」などの項目がありません。「5年前の住居」という項目は本当は大規模調査の年に行われる項目らしいのですが、東日本大震災があったということで、簡易調査である今年の調査にも加えられたようです。

 こうした国を挙げての大規模調査は、人口の動態や前回との変化の具合などを知る貴重な資料です。国は信用できないとか、個人情報の保護などを理由に回答したくない、という人もいるかと思いますが、国民一人一人が協力して社会全体のあり様を知ることは、巡り巡って自分たちの利益に繋がることなので、やはり協力すべきだと私は思います。


       ◆ 


 妻の実家からは、「インターネットで回答するのを手伝ってくれないか」と妻に連絡があったとか。スマホやタブレットでもやってあげられるので、こうしたことに慣れていない高齢者世帯には若い世代の協力があっても良いように思います。

 なお、統計法によると、「国勢調査を始めとする基幹統計調査では、調査対象となる個人又は法人その他の団体に対し報告が義務づけられており、これを拒み、又は虚偽の報告をしてはならない」と定められており、実に強い参加を求めています。

 法の趣旨に鑑みて、積極的に協力していただきたいものだと思います。

コメント
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