北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

一回死んだ!

2019-02-20 21:28:26 | Weblog

 

 職場について、「さて、明日の講演のパワポの最終作成をしようかな」と、パソコンのファイルを開くと…、あれ?おかしいな…。

 昨日一生懸命に作ったスライドが見つかりません。

 それに、部分修正をしたところが修正前に戻っている…。

 (なぜ…?)

 タイムスタンプを見ると、深夜の0:06になっているので、自分がこの時間に保存したファイルに間違いありませんし、ほかのフォルダーにもこのファイルが見つかりません。

 そういえば…、昨夜パソコンを閉じるときにおかしなことがありました。

 それは作ったファイルを保存して閉じて、パソコンをシャットアウトしようとしたときに、さっき閉じたはずのファイルが出てきたのです。

 閉じようとすると「保存しますか?」と聞いてきたので、「はい」を押してパソコンを閉じたのですが、どうやらそのときにトラブルの元があったよう。

 なぜかわかりませんが、同じ名前のファイルが同時に開かれていたようなのです。

 なので、私が作りこんで保存したファイルの上に、作りこむかなり前のバージョンが上書きされて、結果的に古いバージョンのものが最終保存されていたのです。

 「ま…、まずい…?」

 この状態では、明日の講演時間までに再度作りこむことは不可能です。まずいぞ、これは…。

 血の気が引いてゆく感じがしました。


      ◆


 私の場合、ファイルをdropboxというクラウドサービス上に保存していて、それで職場でも家でも作業ができるのです。

(職場のパソコンでは見られないけれど、家のパソコンなら重ねる前のバージョンが残っていないものか…)と一縷の望みを託して、家にいる妻に電話してパソコンを開いてもらいましたが、電話での指示では何をどうしたいのかがまったく伝わりません。

 仕方なく、かなり落ち込みながら、意を決して一度家に帰ることにしました。

 家についてから部屋のパソコンを操作してみましたが、やはり前のバージョンはいつも保存しているフォルダーには残っていません…。

(困ったー!)

 さんざん操作して、何かが残っていそうなフォルダーを探して探して探して…、そしてようやく見つかりました!

 フォルダーを保存していたdropboxのなかに、隠しファイルがあって、そこに非表示のファイルとして、昨夜の23時40分というタイムスタンプの同名のファイルがありました!!

 恐る恐る、そのファイルを復元してみると…、戻ったー!

 最後の20分ほどの作業は反映されていませんでしたが、それくらいなら何とかなります。

 とても1日費やした作業は復元できませんが、これならなんとかできます。

 良かった、本当に良かったー!

 その瞬間なぜか、子供の頃、本当に驚いたときに、「一回死んだー!」と叫んでいたのを思い出しました。

 まさに今日はその、「一回死んだ!」という感覚です。

 そういうことを思い出して、なんだか可笑しくなって自分で噴出してしまいました。

 皆さんも、大事なファイルの保存にはお気を付けください。

 一回死んだりしないように。

 

コメント
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