いろいろあって、週末もなかなか行けずにいたワカサギ釣りですが、好天にも恵まれて、今日は砂川オアシスパークまで遠征に行ってきました。
朝6時に札幌を出発して、現地には7時30分に到着。
早いほうだろうと思ったのですが、どうしてどうして、この時点で管理棟横の駐車場は満車。
参ったな、と思ったところ、駐車場の先に、遊水池沿いに作られている道路には左側にはワカサギ釣りの車が縦列でずらりと並んでいました。
これなら、少しくらい遅くなっても車が止められるので安心です。
きれいに管理されたトイレがある管理棟に近いほうが、便利は便利なのですが、十分に満足できる状況です。
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砂川オアシスパークのワカサギ釣りポイントは、北側の管理棟直下付近と、南側で奈江豊平川が流れ込んでいる付近の、大きく二つのポイントがあるようで、今回は後者の南側のポイントで釣ってみることにしました。
今日はいよいよ電動ドリルと魚群探知機の本格的デビューということで、これらの道具を使っていかに良い釣りができるかがテーマです。
先日、ワカサギ釣り名人の知人から、「まずは魚のいるポイントを探すことが一番。だから多少時間がかかっても、いくつかのポイントに穴をあけて、魚探で魚がいるかどうかをチェックして、魚の反応の強いところで釣り始めることです」というコツを聞いて、それを実践してみることに。
ところが、まず電動ドリルがやっぱり中途半端。
ドリルの長さが足りなくて、もうこれ以上突っ込めないというところまでドリルを押し込んでもなお氷を突き抜けることができません。
ドリルの継ぎ手を買えば良いのですが、今回はそれがないので、手動での穴あけに切り替えて、あけた穴に魚探を入れてみます。
ところが、どうも湖底をうまく探知してくれません。
水深はせいぜい5mくらいなのですが、その付近で湖底を探知してくれないとなると、魚の探知は及びもつきません。
穴を6~7か所開けてみたのですが、どこのポイントも魚の群れを捕捉できなくて、そうこうしているうちに、最初に荷物をばらしたところで待っていた妻が、「お隣のテントの子供さんも釣れているよ」と教えてくれる始末。
結局最初のところにテントを設営して、そこで釣り始めました。
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ところがそのポイントが今日は絶好調。
仕掛けを投入すればほぼ底付近ですぐに食いついてくる反応があって、それが途切れません。
試みに、自分の釣り穴に魚探を入れてみると、反応があって青や赤の色がぐんと濃くなる時間帯があって、魚の群れが来ていることがよくわかります。
私魚探を見ていて勘違いしていたのが、魚は皆"魚マークで教えられる"と思い込んでいたことでした。
実際には、湖底や氷の固いところは赤で示されて、ほとんど位置が変わらないのに対して、そこに一時的に青や赤などの色による反応があれば、それが魚がいるということなのでした。
だとすると、最初に穴開けたところで、湖底が出ないのは今後原因を究明するとして、湖底の反応があったところでは、魚のいる・いないの見極めができていなかった可能性もあります。
また面白かったのは、これだけ釣れているのに、釣り穴から数十センチ離れたところにあけた魚探用の穴では魚の反応がほとんど見当たらないこと。
まあそれだけ直下の穴を狭い範囲で探索する機械だ、ということなのですが、いろいろな意味で、早く新しい機械に慣れなくちゃいけませんね。
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結局9時少し前から釣り始めて、午後2時15分までの釣りで、妻が127匹、私が184匹と、とりあえず自己ベストを更新しました。
さすがに数が期待できるポイントとして有名な砂川オアシスパークです。
氷の緩むのが早くて、釣りができるのは今月末までということですが、最後に行けて良かったです。
十分に楽しませていただきました。