確定申告の時期となり、医療費還付やふるさと納税の申告手続きe-taxでしようと思って、パソコンに向かいました。
昨年はだいぶ使い勝手が良くなった、という印象のあったe-taxでしたが、思いのほか手間取っています。
まず、e-taxは推奨ブラウザが"Internet Explorer ver.11"で、毎年まずそのことを(ああ、そうだったなあ)と思い出すのでした。
次に、手続きのために国税局提供の最新のソフトをインストールして準備を進めます。
OSはWindows10で最新ですし、一応こちらの準備は万端なはず。
最近は、税務署へ行って、本人確認ができる書類を持参して、事前にIDとパスワードを登録すれば、マイナンバーカードとカードリーダーのセットがなくてもe-taxで申請ができるようになりました。
便利になったというか、マイナンバーカードが不評なのか…。
まあ私は慣れた、マイナンバーカードとカードリーダーのセットでやりましょう。
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国税局のe-taxのサイトでは、申請書を作成する段階で、申請書を作るのに個人認証をしてから作成するということで、マイナンバーカードで個人認証をする方法を選択します。
すると…、あれ? 去年はうまくいったのに、今年はマイナンバーカードを認識してくれません。
30分くらいもがき苦しみましたが、以前から僕のカードリーダーがSony製のRC-S330という、もう古いタイプの機種であるのがちょっと気になってきました。
(機種が古くてOSと合わなかったりするのかなあ)と思って、ネットで、「e-tax マイナンバーカードが読めない」で検索をかけると、同じ悩みで苦しんでいる方はいるもので、その方が解決策を教えてくれました。
その方によると、「このカードリーダーでマイナンバーカードが読めないときは、『PC/SC アクティベーター for Type B』というソフトがインストールされていないことが原因であることが多い」とされていて、そういわれると、昨年もそんなソフトをインストールしたことがあるような気がしてきました。
https://www.sony.co.jp/Products/felica/consumer/download/pcscactivator.html
このことは国税局のサイトには全く言及がなくて、やはりまだパソコン能力に長けた人でないと、サクサクと申請には至らないのだなあ、と残念に思いました。
おまけに、これをインストールしたおかげでマイナンバーカードを認識してくれたのですが、そこで4桁のパスワードを求められたときに、3回入力ミスをしてしまったーーー!
3回ミスをすると何が起きるかと言うと、マイナンバーカードが使えなくなって、それを復活させるためには区役所へ行って手続きをしなくてはいけないのです。
今日は区役所は休みなので、結局、私個人のサイトに入れなくて今日は全く作業になりませんでした。
なんと情けない…
毎年定期的にやっている作業にもかかわらずこの体たらく。
自分なりの作業手順を、メモにしておかないとだめですね。
セキュリティを大事にするあまり、結局作業に著しく手間がかかるという、この矛盾。
誰もが使えるe-taxってのは夢でしょうかねえ。
ふー…、ちょっとショックな土曜日でした。