今日は平成最後となる統一地方選の開票日。
北海道では鈴木直道さんが新知事として当選確実、札幌市では秋元克広さんが二期目の当選確実と報じられています。
また道議会議員選挙と市町村議会の選挙も行われています。
政治家には行政能力も必要ですが、その前に当選する能力も必要ということで、当選された方には大いに行政能力を発揮して欲しいものですし、選挙民としては、一体どのような政治を行ってくれるかに関心を持ってほしいものです。
それにしても、相変わらず投票率は決して高くはありません。
北海道知事選挙での午後9時段階での推定投票率は59.81%だそうで、約4割もの人が投票に行っていないのが現実です。
投票は権利ではありますが、その権利を行使しない人がこれだけ存在しているとなると、もう3回連続して投票しなければ次から投票権をはく奪するというくらいのペナルティがあっても良いかもしれません。
今回の働き方改革では、労働基準法が改正されてこの4月から、すべての企業において、年十日以上の年次有給休暇委が付与される労働者に対して、そのうち5日については使用者側が取らせることが必要になりました。
これだって、年次有給化を取る権利はあるにもかかわらず、実際にはいろいろな事情があってフルには取っていないのが現実なわけです。
有給休暇の場合は、「いらないならはく奪」ということではなく、「あるからには使わせなさい」という方向での改正ですが、さて、投票の権利は一体どのように行使してもらうのが良いのでしょうか。
ネットでも投票できるといった、投票しやすさへの制度改革も必要かもしれませんし、投票したことへのメリット追加、しないことへのペナルティなど、様々な組み合わせが考えられるでしょうか。
本当なら、選挙が終わった後もそれぞれの政治家たちが公約や日頃の政治活動をどれくらいしているか、という監視や関心を強めるということも必要です。
選挙がお祭りで終わってしまうのでは残念です。
政治にもっと適切に関心を持ち続けるのも生涯学習です。
自分たちの未来に責任を持ちましょう。