次女が旦那さんと一緒に中国へ旅立ちました。
入籍したのが今年の1月で、婿さんは2月に中国の蘇州市へ単身赴任開始。
次女は3月半ばに東京のアパートを引き払って、半月ほど札幌の我が家で過ごしていましたが、今週の水曜日に婿さんが迎えに来て、いよいよ今日新千歳空港から上海空港へと旅立って行きました。
1月に入籍をしたということはあっても、二人が離れて暮らしていたり、半月も昔のように我が家にいたので、実はあまり『お嫁に行った』という実感がありませんでした。
それが、本当に二人して離れていった、ということで『お嫁に行っちゃったんだなあ』という実感がわいてきて、言葉にしきれないような寂しさが押し寄せています。
でも心の中の半分は、これからの数年間の中国での生活をうらやましくも思っています。
新たな広い世界を見分することや体験は、これからの人生を彩る財産になるでしょう。
日本とは異なる暮らしになるでしょうが、その違いはつらいとか苦しいとかではなく、それを楽しむという前向きな気持ちを持ち続けて欲しい。
そうすれば、日々は新しい発見と出会いの連続になるはずです。
二人の人生のスタートを豊かにする時間を過ごしてほしいと思います。
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私の父は転勤族でしたが、転勤の範囲は北海道の中にとどまりました。
私も転勤族になりましたが、おずおずと本州まで渡り歩くような転勤生活。
そうして私の娘の世代は、いよいよ日本も出て異国に飛び出して行く転勤生活となったわけで、これもまたグローバル化していく時代の証なのだろうと思うのです。
幸いなことに通信技術の発達で、中国の現地の二人とはWechatで会話をすることも可能です。良い時代になりました。
我々が遊びに行く範囲も広がりそうです。
朝ドラ「なつぞら」のウッチャンのナレーションに似せれば、「なつよ!」じゃなく「夕貴よ!がんばれ!」だな。