北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

与えられた役は楽しく前向きに ~ やらされ感じゃだめなの

2019-04-22 23:32:18 | Weblog

 

 不肖この私、新年度から都市計画学会の北海道支部長に推薦され、現在手続き中。

 大学の先生でもない私が、学会の支部長になってよいのか、という思いもありますが、これもまた役回りと覚悟を決めて臨みます。

 そこで、そもそも今年の運営をどのように進めるか、ということのために、今日は幹事会準備会を開催して意見交換を行いました。

 今年は幹事に論客を招き入れて、意見を闊達に述べて論壇風発、オープンな意見交換の場を作りたいという期待を持っています。

 案の定、私の提案にガンガン突っ込みがあって、面白い時間になりました。

 その議論。

 今年の運営方針テーマとして、「『人口減少化のまちづくり』をテーマにしてはどうでしょう」という提案をしましたが、「人口が減るときの対策として"まちづくり"でいいのか。言葉遊びかもしれないが、街を作ることができるのだろうか」、「"まち育て"というキーワードでコミュニティに飛び込んでいる人もいる」、「人口減少下ということがすでにネガティブではないか。人口減少の先を考えるか、ということではないか」とまあ議論百出。

 幹事会がこんなに盛り上がっているのは初めて見ました。

 そもそも、一人ひとりがそれだけ言いたいことを持っているメンバーばかりなので、少しだけ刺激を与えると、情報や意見が次々に出てきて面白い時間になること疑いなし。

 いやあ、楽しい時間でした。

    ◆


 人間、長く生きているといろいろな会合で役をいただくことがありますが、そんなときに"やらされ感"でやるのではなく、そこにどう貢献してなにを恩恵としてもらうか、ということをもっと考える方が良いと思います。

 幹事会が義務感ばかりの仕方がない会合に成り下がるのではなく、集まって語り合うと面白い集いだよ、ということになれば、他の約束の日を変えてでも出たい会合になるのではないでしょうか。

 今日は幹事会の後に、近くの居酒屋でさらに議論を深めて、面白い話に満ちた時間になりました。

 大人が集まるってことは、自分の持っている知識や情報は惜しみなく差し出すこと。その恩恵として、別な人の話を楽しく聞けるというものです。

 さて、楽しい時間を過ごしましょう。

コメント
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