北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

淡路島から四国へ

2019-04-28 23:45:43 | Weblog

 

 朝一番でレンタカーを借り受けて、高速道路で淡路島へ。

 国づくりを古事記のなかでイザナギとイザナミが力を合わせて国づくりをはじめたときに、鉾から潮が滴ってできた最初の島がオノコロ島。

 その伝承の地の一つが淡路島北端の「絵島」で淡路島歴史の旅はまずここからスタートです。

 次にその国生み神話のイザナギ神社へ参拝。

 古事記・日本書紀には、国生みに始まるすべてのお仕事を果たされたイザナギの大神が、子である天照大御神に国家統治の大業を譲られ、最初に作られた淡路島の多賀の地に「幽宮」を構へて余生を過ごされたと記されています。

 その御住まいの跡に御陵が営まれ、聖地として最古の神社が創始されたのが、當神宮の起源と言われています。


 お次は蝦夷地の大恩人である高田屋嘉兵衛記念館へ。

 こちらで「北海道から来ました」というと、スタッフの女性たちが「そうですか!」ととても喜んでくれました。

 こちらは展示内容も充実していて、大いに満足。北海道の人はこういう施設を訪れて歴史をちゃんと勉強すべきだと思います。

 嘉兵衛は「自分は菜の花のようだ。絞られて全国へめぐって油として世間を照らす」と言ったのだとか。

 司馬遼太郎さんの「菜の花の沖」をもう一度読みたくなりました。

    ◆

 その次は、高速道路で大鳴門橋を渡り、高速道路を降りると戻るようにして鳴門公園へ。

 ここで渦潮を見ようというので、渦潮見物のために大鳴門橋の道路の下に添架された「渦の道」へ。

 冷たい風が強く吹いて寒く、大変なコンディションでしたが、千客万来。 

 今日の渦潮は、小渦が午後13時30分~15時30分とのことで、大きな渦は見られませんでしたが、潮の流れの速さに驚くとともに、これをしっかり観光資源としている様子が素晴らしいですね。

 最後はそこから高速と山間地の九十九折を超えて祖谷渓谷のかずら橋。

 植物のツルだけでよくこれだけの橋を作ったものと感心してしまいます。

 今は横に現代の橋が架かっているし、人だけの橋に意味はないのに観光資源としては残るのでしょう。

 ただ、3年に一度架け替えるためのツルの資源が不足気味で大変だそう。

 人口も減るけれど、その陰でいろいろな資源も不足してきそうです。


 今日は高知市までやってきました。明日から天気が崩れそうだなー。

コメント
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