今日は孫の小学校入学式。
この春晴れて小学校一年生になる孫の入学式に、娘夫婦はもちろん私の妻も出て晴れ姿を見てきたそうです。
かくいう私はと言えば、敢えて「孫の入学式には行かないよ」宣言。
自分の楽しみとして見てみたいたい気持ちはあるものの、あまりにも関わりすぎると、親である娘夫婦と孫との間に刺さりこみすぎるような気がして、少し遠慮したほうが良いかな、と思う今日この頃です。
以前北大の先生に聞いたのですが、最近は大学の入学式も親の参加が多くて入学式会場の席が足りなくなるのだとか。
私が大学に入った40年以上前の入学式には、私の親は参加していませんでした。
それが今や親が入学式を見ることを楽しみにしている。
もしかして今後さらに長寿社会が実現すると、孫の大学の入学式に祖父母も参加するような時代が来るかもしれず、ちょっとぞっとします。
祖父母としての自分自身の楽しみではあるけれど、どこかで自制を働かせないと、かわいがっているようで実は若い世代の足を引っ張っているのではないか。
もっと独立心を養うような場面を意識して作ったほうが良いのではないか、と思います。
『若者の盾になる』のも良いが、たまには敢えて盾にならないこともまた年寄りの務めなのかも。
朝ドラの「なつぞら」の草刈正雄の愛を込めた厳しさが味わい深いなあ、と思う今日この頃です。