こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

装丁物語

2005-04-06 00:00:00 | 未分類
和田誠さん『装丁物語』を読み終えました。

私にとっての和田さんとは、真鍋博さんと共に、星新一さんの本の挿絵を描いていらした方です。

最近図書館で見つけて、この本を読んでみたのですが、面白いです。
1997年発行の本で、紹介するのが遅すぎではあるのですが、
当時の私はパソコンさえ持っていなかったので、勘弁してください。

さて、装丁のことですが、不勉強で申しわけありません。
こんなにも細かくデザインしていくとは思っていませんでした。
紙の種類、色、スピン、花ぎれまで、実用性も考えつつ本ってできあがってくるんだなぁ・・・と思うと、
今まで以上に本が愛しくなってきました。

そして、ここまで考えて作ってくださるのなら、本の無粋なバーコードに反対なさるのも解ります。
実際、あそこまで二段構えで大きくなくてもよさそうなものですしね。
それこそ、帯にバーコードを入れることにしてもいいんじゃないですか?
CDだってタスキに印刷しているんだから、できないとは言えませんよ。

コメント
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