山田正紀さんの『雨の恐竜』を読みました。
ヒトミ、サヤカ、アユミは幼なじみであり、四歳か五歳か六歳の頃、恐竜と遊んでいた。
「何か困ったことがあったら、わたしが助けたげる」好きだと言う代わりに、
恐竜と約束をした。
十四歳、幼なじみも疎遠になったある日、部活の顧問の浅井先生が東谷渓谷で亡くなった。
中学生ともなると、大人の負の部分が見えてくる年頃。
この話では、特に彼女たちにとって、あまりにも汚い面を見せられて、
つらく悲しい出来事が続いたように思えます。
でも、大人たちの偽善を乗り越えた彼女たちは、とてもすがすがしく感じられました。
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速水奨さんの語りのアルバム『言葉の空間・IV 陰陽師~天邪鬼~』を聴きました。
陰陽師は、もちろん夢枕獏さんのです。
速水さんの落ち着いた美声で聴く陰陽師。愛読書でもあり、
人に読んでいただくのもいいものだと思いました。
中原中也の詩二編もいいのはもちろんですが、与謝野晶子の『君死にたまふことなかれ』は
女性が読むものだと感じていたので、意外な選択でした。
島崎藤村の『初恋』は初めて聴くものでした。
今まで、ほとんど詩を読むことが無かったので、新鮮でした。
ヒトミ、サヤカ、アユミは幼なじみであり、四歳か五歳か六歳の頃、恐竜と遊んでいた。
「何か困ったことがあったら、わたしが助けたげる」好きだと言う代わりに、
恐竜と約束をした。
十四歳、幼なじみも疎遠になったある日、部活の顧問の浅井先生が東谷渓谷で亡くなった。
中学生ともなると、大人の負の部分が見えてくる年頃。
この話では、特に彼女たちにとって、あまりにも汚い面を見せられて、
つらく悲しい出来事が続いたように思えます。
でも、大人たちの偽善を乗り越えた彼女たちは、とてもすがすがしく感じられました。
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速水奨さんの語りのアルバム『言葉の空間・IV 陰陽師~天邪鬼~』を聴きました。
陰陽師は、もちろん夢枕獏さんのです。
速水さんの落ち着いた美声で聴く陰陽師。愛読書でもあり、
人に読んでいただくのもいいものだと思いました。
中原中也の詩二編もいいのはもちろんですが、与謝野晶子の『君死にたまふことなかれ』は
女性が読むものだと感じていたので、意外な選択でした。
島崎藤村の『初恋』は初めて聴くものでした。
今まで、ほとんど詩を読むことが無かったので、新鮮でした。