こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

プリズムの瞳

2007-11-03 00:00:00 | 未分類
菅浩江さん『プリズムの瞳』を読みました。

十年ほど前に話題になった<ピイ・シリーズ>と呼ばれるロボットたち。
ピイとは、プロフェッショナルのP。
危険を伴う特殊作業、精密な外科手術や工作、芸術における超絶技巧など、
何らかの専門に特化した機体だった。
しかし、その優秀さ、あるいは愚直さゆえに、人間と共生できず、放浪して絵を描くだけの存在となった。

彼らは絵を描くだけ、または、人命にかかわらず自分自身を破壊することにならなければ、
命令を実行するだけ。

ピイは、私の心も映し出してくれました。
何があっても、希望を持ち人間の未来を信じようとする「しーちゃん」
しーちゃんのように、私も強くなりたいと思いますし、ピイのような存在を愛せるようになりたいと感じました。

コメント
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