大倉崇裕さんの『オチケン』を読みました。
優柔不断で決断力が無く、プレッシャーに弱く本番に弱い越智健一が入学できたのは、
入るつもりが無く、リラックスして受験できた私立大学・同学院。
落研に入部したのも、落とした学生証を拾ってもらった流れで部室に連れて行かれ
何となく、といった調子。部員があと一人いなければ廃部、という状態で見込まれたのだ。
落語なんて、まったく知らないのに、二人の先輩に振り回され、これまたいつの間にか
学院内の事件と陰謀を解決させられる破目に・・・。
おかげで、ろくに授業にも出られず、落第しそうだ。
越智にヒントだけ与えて事件を解決させ、ほとんど落語の稽古をつけてくれないあたり、
どちらかというとミステリ研っぽいのですが・・・。
研究会は増えるのに部室が増えない現在、部室を巡る陰謀はまだまだ続きそうです。
謎に古典落語がからむあたり、まだまだ知らない噺を知る機会が増えそうなのが
楽しみです。特に、上方落語に触れる機会が少ないので、そちらが増えるのを希望します。
本編はともかく、エッセイで大倉さんが落語はミステリに似ているというのには、異論ありですね。
ジャンルにとらわれない様々な要素を含んだ幅広い面白さ、懐の深さが落語の魅力だと思っていますから。
まぁ私などは、落語を聴き始めたばかりのひよっ子で、偉そうに言える立場ではありませんけどね(^^;)
優柔不断で決断力が無く、プレッシャーに弱く本番に弱い越智健一が入学できたのは、
入るつもりが無く、リラックスして受験できた私立大学・同学院。
落研に入部したのも、落とした学生証を拾ってもらった流れで部室に連れて行かれ
何となく、といった調子。部員があと一人いなければ廃部、という状態で見込まれたのだ。
落語なんて、まったく知らないのに、二人の先輩に振り回され、これまたいつの間にか
学院内の事件と陰謀を解決させられる破目に・・・。
おかげで、ろくに授業にも出られず、落第しそうだ。
越智にヒントだけ与えて事件を解決させ、ほとんど落語の稽古をつけてくれないあたり、
どちらかというとミステリ研っぽいのですが・・・。
研究会は増えるのに部室が増えない現在、部室を巡る陰謀はまだまだ続きそうです。
謎に古典落語がからむあたり、まだまだ知らない噺を知る機会が増えそうなのが
楽しみです。特に、上方落語に触れる機会が少ないので、そちらが増えるのを希望します。
本編はともかく、エッセイで大倉さんが落語はミステリに似ているというのには、異論ありですね。
ジャンルにとらわれない様々な要素を含んだ幅広い面白さ、懐の深さが落語の魅力だと思っていますから。
まぁ私などは、落語を聴き始めたばかりのひよっ子で、偉そうに言える立場ではありませんけどね(^^;)