畠中恵さんの『ちんぷんかん』を読みました。
廻船問屋兼薬種問屋、長崎屋の病弱な若だんな一太郎にまつわる短編集です。
今回は、とうとう三途の川まで来てしまいました。どうすれば現世に帰れるのか?
命のはかなさと残すもの残されるものが、全体のテーマなのでしょうか?
若だんなにとっては、つらい話の流れになっています。
人は、誰でも自分が生きていたあかしを残したいものなのでしょうか?
でも、そんなものは百年もすれば消えてしまうもの。
命を受け継ぐと言っても、それができない人が多いのも事実。
戦争は絶えず、公害は広がり、様々な生物が消えていく。
せめて、新井素子さんの書いた『チグリスとユーフラテス』のように、
何かが残って欲しいと思うばかりです。
何だか、思考がかなり飛躍していってしまいましたことをおわびいたします。
かわいいところや、笑えるところも多いんですよ。
廻船問屋兼薬種問屋、長崎屋の病弱な若だんな一太郎にまつわる短編集です。
今回は、とうとう三途の川まで来てしまいました。どうすれば現世に帰れるのか?
命のはかなさと残すもの残されるものが、全体のテーマなのでしょうか?
若だんなにとっては、つらい話の流れになっています。
人は、誰でも自分が生きていたあかしを残したいものなのでしょうか?
でも、そんなものは百年もすれば消えてしまうもの。
命を受け継ぐと言っても、それができない人が多いのも事実。
戦争は絶えず、公害は広がり、様々な生物が消えていく。
せめて、新井素子さんの書いた『チグリスとユーフラテス』のように、
何かが残って欲しいと思うばかりです。
何だか、思考がかなり飛躍していってしまいましたことをおわびいたします。
かわいいところや、笑えるところも多いんですよ。