海堂尊さんの『ナイチンゲールの沈黙』を読みました。
今回の舞台は、東城大学医学部付属病院・小児科病棟。
眼球に発生する癌-網膜芽腫の子供たちのメンタルサポートが、不定愁訴外来・田口公平に依頼される。
そんな中、患児の父親が殺され、警視庁から派遣された加納警視正が捜査を開始するのだが・・・。
今回も、厚生労働省のあの白鳥圭輔が現れ、捜査をかき回しつつ、はったり半分、他人を煙に巻きつつ
解決に導いていきます。
思わぬ交友関係とその掛け合い漫才で笑わせつつも、大事なところはきっちり押さえて行きます。
有能・・・なのかなぁ?
まだまだシリーズは続くようですが、これからも殺人事件が続くなら、
病院として問題があるのではないでしょうか?
どういう展開になっていくものやら、楽しみであり、心配でもあります。