薄妃の恋―僕僕先生 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2008-09 |
舞台は中国。
楽安県という田舎町でぐうたらしていた王弁に、広い世界を見せてくれた少女は、
僕僕と名乗る仙人だった。
成り行きで弟子になった王弁は、彼女についてめまぐるしい日々を送った後、
師に去られてしまった。
その後の王弁は、僕僕に教わった薬丹の処方を使って、未熟ながら薬師として励んでいた。
そして五年後の春、彼女は帰ってきた。
早速、特級厨師の選考会に出ろと無茶を言い、相変わらず王弁を振り回している。
様々な妖怪も出て事件を起こしていきますが、雰囲気がほのぼのとして、和む物語です。
ただ、前に読んだ本が密度の濃い物語だったので、ちょっと物足りない気がしました。
まぁ、あまり密度の高い物語ばかりでも疲れるので、ちょうどいいんですけどね。