南極の唱和基地の地下から掘り出された氷の中には、動物を中から喰らいつくす粘体が眠っていた。
その粘体は、東京を、日本を、世界を壊滅させた。
この本は、ホラー特にスプラッタが苦手な人は読まない方がいいかもしれません。
でも、そのジャンルを苦手としている私でも、面白く読めました。
なんて壮大な大ぼらなんでしょう!
私はこういう話がとても好きです。
ただ、映像化したら不気味すぎてとても見る気にはならないかもしれません。
想像力を50%カットする必要はあります。
ひどく矛盾する感想ですが、SF好きなら絶対読むべき物語だと思います。