創也が口をひらいた「こんどの連休に遊びにおいでよ」
ここまでの経験からいえることは、創也といっしょに砦以外の場所にいくと、
ろくでもないめにあうということだ。
様々な口実で抵抗したものの、結局連れていかれることとなった。
耳栓や目かくしをして卓也さんに連れていかれた所は、意外にもふつうのお金持ちレベルの家。
ホームセキュリティに虹彩を登録して約束のゲームソフトを渡す。
それは、新たなるサバイバルの開始だった。
相変わらず内人は創也に振り回されているというか、利用されているというか・・・。
結局、創也自身も同じ目に合いながら二人で乗り切ってしまえるところが、いいコンビだと思いました。