本川達雄さんの『ゾウの時間ネズミの時間 サイズの生物学』を読みました。
動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。
ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、
サイズによらず同じなのである。
初版が1992年で、TVなどで話題になっていたのか、大まかな概念は分かっていたので、
驚くような内容は無いだろうと思っていました。
確かに、ほとんどのことはそうなのですが、ウニやヒトデなどの棘皮動物の不思議には驚かされましたし、
まだまだ生物について分かっていないことが多いのだということも分かりました。
面白かったです。
動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。
ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、
サイズによらず同じなのである。
初版が1992年で、TVなどで話題になっていたのか、大まかな概念は分かっていたので、
驚くような内容は無いだろうと思っていました。
確かに、ほとんどのことはそうなのですが、ウニやヒトデなどの棘皮動物の不思議には驚かされましたし、
まだまだ生物について分かっていないことが多いのだということも分かりました。
面白かったです。