こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『微睡みのセフィロト』冲方丁

2012-12-25 19:47:18 | 本と雑誌
微睡みのセフィロト (ハヤカワ文庫JA) 微睡みのセフィロト (ハヤカワ文庫JA)
価格:¥ 630(税込)
発売日:2010-03-05

超次元能力を持つ感応者によって妻子を殺されたパットは、世界連邦保安機構の捜査官として、感情をコントロールされながら生き延びている。

ある日、世界政府準備委員会の要人である経済数学者のベシエールが、カルト教団の<黒い月教団>によって300億個の微細な立方体へと超次元的に‘‘混断’’される事件が起きる。

パットは、ヴァティシニアンによって派遣された、かつての敵と同じ感応者の少女ラファエルと共に捜査を開始する。

どことなく『マルドゥック・スクランブル』の香りがする本書。
あまりにも重い悲しみと怒りを抱えたパットは、最後においてその荷物をいくらかでも下ろすことができたでしょうか?

薄い本の中に、かなり重いテーマが詰め込まれた物語でした。

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微睡みのセフィロト

2012-12-25 00:00:00 | 未分類
冲方丁さん『微睡みのセフィロト』を読みました。

超次元能力を持つ感応者によって妻子を殺されたパットは、世界連邦保安機構の捜査官として、
感情をコントロールされながら生き延びている。

ある日、世界政府準備委員会の要人である経済数学者のベシエールが、カルト教団の
<黒い月教団>によって300億個の微細な立方体へと超次元的に‘‘混断’’される事件が起きる。

パットは、ヴァティシニアンによって派遣された、かつての敵と同じ感応者の少女ラファエルと共に
捜査を開始する。

どことなく『マルドゥック・スクランブル』の香りがする本書。
あまりにも重い悲しみと怒りを抱えたパットは、最後においてその荷物をいくらかでも
下ろすことができたでしょうか?

薄い本の中に、かなり重いテーマが詰め込まれた物語でした。

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