事件は、1941年のハルビンから始まった。
仮名文字新聞記者・和智雄平は、そこで悪夢のような事件に関わるとともに、森江春策の祖父・春之助と出会うこととなった。
時を経て21世紀。
いよいよ政界の暗闇が、正義の顔をして現れようとしたとき、森江たちはその陰謀を明るみにさらすことができたのか?
2010年には、まさか東日本大震災が起こるなど予想もつかなかったことで、芦辺さんが仰るように、この物語は現実から乖離してしまったのかもしれません。
それは少し寂しいことで、今後のこの世界がどう変わっていくのか気になるところでもあります。
どうか今後も森江氏が活躍し続けることができますように。
そして、現実でも架空世界でも平和が続きますように。
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時の審廷 価格:¥ 1,728(税込) 発売日:2013-09-26 |