こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

響ホールワンコインコンサートvol.20 西本幸弘(ヴァイオリン)平山麻美(ピアノ)

2020-02-18 20:31:39 | コンサート
九州交響楽団のコンサートマスター、西本幸弘さんによる45分間のコンサート。
ピアノに、大学時代の同級生だという平山麻美さんが来てくださいました。

1曲目は、クライスラーの「愛の喜び」
いい曲なのですが、私は2曲目の「愛の悲しみ」の方がヴァイオリンの音色がふくよかで好きだと感じました。

というわけで2曲目は同じくクライスラーの「愛の悲しみ」
切なさも好きなのかな?有名なのは~喜びなんですけど。

3曲目は、モーツァルトの「ロンド」
音のミルフィーユかサンドウィッチと仰っていました。
楽しいですよね?

続く4曲目は、チャイコフスキーの「ワルツ・スケルツォop.34」
難曲らしく、大学2年生の頃にチャレンジしたコンクールの課題曲だったそうで、玉砕なさってそうです。その時にピアノを弾いてくださったのも、平山さんだったとか。
でも、確かにこれでワルツを踊るのも難しそうに感じました。ステップを踏むのに飾りの音が邪魔しそうな気がします。とても、素敵な曲なんですけどね。

5、6曲目は、エルガーで「夜の歌」「朝の歌」
それぞれの時間に聴いてもピッタリの素敵な曲ですが、そうでなくとも聴いていて落ち着く柔らかく優しい曲でした。

最後は、ブラームスの「ヴァイオリンソナタ第1番『雨の歌』より第1楽章」
雨というと、日本人にはしとしとと降り続く梅雨のイメージが先にきますが、これはまた違った雰囲気の風雨でした。

アンコールは、パガニーニの「カンタービレ」
歌うようにというだけあって、本当に楽しい曲でした。

コンサート終了後、サイン会があってCDにサインをいただいたのですが、心の中に色んな思いがいっぱい湧きだしてきて、どれから話せばいいのか分からず、無言のままでいただいてしまいました。
ここでお詫びと感謝を申し上げます。
申し訳ありません。とっても楽しかったです。ありがとうございました。 

ちなみに、今回購入したのはこのアルバムです。
早速、楽しませて頂いています。
 
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『富士山が見えた』草上仁 ミステリーズ!vol.99 2020年2月号収録

2020-02-18 20:02:01 | 草上仁
 
東海道新幹線で見つかった変死体の現住所と交友関係が東京都だった事から、元々は静岡県警に引き渡された事件だったが、合同捜査本部が設置され、本庁から福川警部補が県警本部に派遣されたのが三週間前。

昨日、福川が経過報告のために本庁に戻ると、第一課長から不本意ながら(応援の?)黒崎警部を押し付けられてしまった。
黒崎警部とは、定年間近なのにいつまでも現場を離れたがらず、担当外の事件にも口出しして煙たがられている男だった。

いまだにスマホも持っていない『生きている化石』が、この事件をどう見るか訊いてみるのも面白いと、福川警部補が悪戯心を起こしてみたら・・・。

時刻表からの推理と聞くと、まず、列車のダイヤから乗り継ぎのトリックを考えてしまうのですが、こういう利用法もあるんですねえ。
あと、左富士なんてものがあるとは知りませんでした。
面白く読ませていただきました。
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