今年も、玄関先にブラックベリーの実が、たわわに実っております。
とても美味しいのですが、酸味と種が多いせいで家族にはあまり好まれず、そのままでは、食べるのは私のみとなっています。
そのうち、ジャムにでもしてみようかと、母と話し合っています。
とても美味しいのですが、酸味と種が多いせいで家族にはあまり好まれず、そのままでは、食べるのは私のみとなっています。
そのうち、ジャムにでもしてみようかと、母と話し合っています。
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メガロマニア―あるいは「覆された宝石」への旅 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2009-05 |
NHKスペシャルで、中南米の文明を扱った番組が、以前放送されました。
その連動企画で出すことになった本のための取材旅行の紀行文がこの本です。
移動するたびに様々に変わる気候・風土。
それぞれに雰囲気の違う遺跡。
観光客と地元の人々。
あれこれ個性的な美味しい食事とお酒。
ひたすら登りまくった遺跡のピラミッド。
遺跡の景観を破壊する観光リゾート。
などなど、多彩な情報が詰め込まれています。
ただ、全体の印象としては、雨にけぶるジャングルと遺跡群というイメージが強く心に残りました。
また、どこに行っても小説の題材にならないかと考えるところは、さすが小説家。
できれば、断片的に収録された小説を、いつか完成させて欲しいと思います。
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極北クレイマー 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2009-04-07 |
人口十万、財政破綻寸前の極北市。
極北大から極北市民病院にやってきた外科医・今中は、財政難その他もろもろの理由から、 非常勤として雇われることとなった。
院長と現場や事務方との確執。
2、3人の医師(1人は研修医)で患者を診なければならず、疲弊しきる現場。
メディアにそそのかされ、医師を訴える市民。
などなど、現代の日本の医療が抱える問題点を凝縮したような物語です。
医療を受ける側も、本当の真実を、感情的にならず正しく真っ当に知ろうとしなければ、
日本の医療は危ないんですね。真実を見極める目を持ちたいと思います。