こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

ギャングエイジ

2011-09-14 00:00:00 | 未分類
川端裕人さん『ギャングエイジ』を読みました。

千原津市神無城小学校年3年2組の担任として採用された新卒の教師・日野晃道。
その学年は、クラス替えがあったとはいえ、2年の時に学級崩壊があったクラスの生徒たちがいた。

PTAや地域の有力者の力が強すぎて、教師が萎縮してしまう環境を、どのようにすれば
生徒によりよい環境に変えていけるのか?

現実は、このようにはいかないかもしれませんが、現代の学校教育について考えさせてくれる物語ですね。

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天冥の標I下

2011-09-13 00:00:00 | 未分類
小川一水さん『天冥の標I下』を読みました。

臨時総督の圧政に耐えかねた多くの人々が反乱を起こし、彼から権力を奪い去った時に見たものは?

確かに、小川さんがあとがきでおっしゃったように「ちょ、おいィ!?」な一巻の結末ですね。
私が言ったのは「ちょっと待て、何じゃそりゃ?」でしたけど(笑)

十巻もあるだけあって、話があさっての方向に行ってしまうそうですし、付き合うのが大変そうです。
当分、登場人物たちが苦難の道を進むのは、間違いないでしょう。
でも、楽しみです。

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天冥の標I上

2011-09-12 00:00:00 | 未分類
小川一水さん『天冥の標I上』を読みました。

西暦2803年、植民星メニー・メニー・シープは開闢300年を経たが、
植民地臨時総督に中世さながらの強権を振るわれていた。

そんな中、セナーセー市の医師カドムは《海の一統》のアクリラから、
街に謎の疫病が蔓延しているという報告を受けた。

化石燃料が採れないこの星で、それを必要以上に制限された市民がどうなるか?
臨時総督の思惑とは?とても気になります。

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アジャストメント

2011-09-11 00:00:00 | 未分類
フィリップ・K・ディックさん『アジャストメント』を読みました。

短編集です。

書記がT137区域に関する訓令をその区域の召喚係に時間厳守で伝えたのだが、
召喚係が犬だったためか、寝過ごし、任務を果たせなかった。

そのためにエド・フレッチャーは、世界の全てを陰でコントロールしている存在を知ってしまった。

ゾッとする表題作を始め、この短編集の全ての作品において、どこかしら、陰がつきまといます。

中でも「凍った旅」においては、宇宙船での冷凍睡眠が不完全だったために、
10年間、自分の悲観的なものの見方と付き合う破目になるという、つらい出来事が、
主人公を待ち受けています。目的地に到着した彼がどうなっているのか?

皮肉が強いけれど気に入っているのは、「おお!ブローベルとなりて」です。

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アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪なう

2011-09-10 00:00:00 | 未分類
ゲイル・キャリガーさん『アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪なう』を読みました。

コナル・マコン卿とアレクシアが結婚して間もなく、ロンドンで、人狼や吸血鬼が力を失い人間に戻り、
幽霊たちが消滅する現象が起きた。

原因は、反異界族の力か、化学兵器か、疫病か?
もちろん、一番に疑われたアレクシア・マコン伯爵夫人は、謎を解くために、
夫の後を追ってスコットランドへと飛ぶ。

アレクシアの活躍により、謎は解き明かされましたが、ある事実の発覚により、
アレクシアとマコン卿の間に重大な危機が訪れます。
うわー、こんな所で次巻に続くなんて、とても気になるじゃないですか。
しかも、様々な秘密って何でしょうか?
次が、早く出てくれるとうれしいです。

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