斉藤洋さんの『遠く不思議な夏』を読みました。
まだ、蒸気機関車が走っていた時代。
小学校に上がる前から六年生まで、主人公の少年が母親の実家で体験した
様々な不思議な出来事が綴られています。
伯母がキツネに化かされたり、お地蔵様が釣りをしたりと、ちょっぴり怖い話がありつつも、
全体的には微笑ましい出来事が描かれています。
物語の途中で、不思議なものが見えるのは子どもの頃だけというのを読み、
主人公と共に寂しさを感じてしまったのは、それだけ、この話の中が居心地良かったからでしょう。
まだ、蒸気機関車が走っていた時代。
小学校に上がる前から六年生まで、主人公の少年が母親の実家で体験した
様々な不思議な出来事が綴られています。
伯母がキツネに化かされたり、お地蔵様が釣りをしたりと、ちょっぴり怖い話がありつつも、
全体的には微笑ましい出来事が描かれています。
物語の途中で、不思議なものが見えるのは子どもの頃だけというのを読み、
主人公と共に寂しさを感じてしまったのは、それだけ、この話の中が居心地良かったからでしょう。