こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『理系クン イクメンできるかな?』高世えり子

2015-05-23 19:42:29 | アニメ・コミック・ゲーム
高世えり子さんのダンナさん・N島クンは、理系クンでも家事育児スイッチがONになるタイプだそうで、高世さん不在でも育児できるように頑張ると出産前の段階から情報集めを始められたようです。

二人目では半年育休を取って、育休が終わる頃にはN島クンもお疲れモードに。

この本を読んでみると、お二人がお互いを思いやって、それを実践できているところが素晴らしいと感じさせられます。
お二人とも、これからも大変なのでしょうが、手を抜きつつ仲良くなさってください。
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『少年探偵 みんなの少年探偵団』小路幸也

2015-05-22 19:34:16 | 読書感想
何の気なしに小路さんの本を予約して手に入れてみたら、これって乱歩の『少年探偵団』をテーマに数人の作家が書いた本たちの中の一冊だったのですね。

私も『少年探偵団』の本は、かろうじて三冊ほど読んだのですが、この本では小林少年や怪人二十面相の生い立ちや正体が描かれていて、面白く読めました。

『みんなの少年探偵団』シリーズと共に、乱歩の方も、もう少し読んでみたいとも思いました。
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『幻影のマイコ』太田忠司

2015-05-19 19:41:00 | 読書感想
モルディブの人工島に軌道エレベーターが建設された時代。
そこの元警備部の結城世路は、テロから軌道エレベーターを守ったあと、退職して現地で便利屋をやっている。

そんなある日、ハムドゥーン・ナシードという人物が、行方不明になった妻のマイコを捜す依頼を持ち込んだ。
それは、結城をからみあった厄介事に巻き込むきっかけとなった。

SFミステリと呼んでいいのでしょうか?
マフィアやテロリストの対立もあり、事態は混迷を極めるだけに、全ての謎が解明された爽快感は何とも言えないものでした。
本当にもつれまくった糸のようで、最後まで真相が分からず、とても面白かったです。
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『レッドスーツ』ジョン・スコルジー

2015-05-17 19:42:45 | 読書感想
アンドルー・ダール少尉は、はじめての乗艦でイントレビッド号に配属された。

しかし彼を含めて新人たちは、奇妙なことに気づく。
任務でのクルーの死亡率が異常に高いのに、艦長たち上級士官、特に五人は死なず、暗黙のうちにベテランたちに避けられているのだ。
別に、彼らが部下を盾にしているわけでもないのに。

SFでメタフィクションのこの物語の主人公・ダールが、自分たちの立場を理解し解決しようともがくさまは、コミカルではありますが真剣です。
当然ですよね、彼らの命がかかっているのですから。
とはいえ、常識の殻をぶち破らなくてはならないわけで、自らに置き換えてみると、かなり困難な仕事だと思いました。

果たして彼らが自分たちの人生を取り戻せるのかどうかは読んでいただくとして、私はこの後日譚の一人称が、特に気に入っています。
彼が本当に言い訳をしなくなったときに、できたものは素晴らしいものになるでしょう。
大体のあらすじは知っていましたが、これら終章は思いがけないプレゼントで、この物語をますます面白く深いものにしてくれました。

思ったより読みやすく、スラスラと楽しめる作品ですので、未読の方はぜひお読みください。
ある意味<スター・トレック>好きの方は、もっと楽しめるかもしれません。
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国立国会図書館

2015-05-17 04:10:51 | 草上仁
昨日ふと思い立って、国立国会図書館のサイトをのぞき、草上仁で検索したところ、桃園書房の『小説club』が十数冊引っかかってきました。

国立国会図書館デジタルコレクションで、館内限定閲覧だそうですので、行ける方は読みに行かれてみては?

国立国会図書館のサイトです。

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