こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

立川生志落語会 ひとりブタっちゃ

2016-04-10 20:01:34 | 落語
今日は、午後二時から立川生志さんの落語会に行ってきました。



三十分前に着いてしまったので、会場の小劇場の前の椅子に座って待っていたら、生志さんが表から会場に入られるところを見ることになりました。
そしたら、会場内にTV局のカメラクルーらしき人々を発見。
さらに、着物を着て生志さんを出迎える男性が。
その謎は、あとから明かされるのだった(^^;)

さて、開演してまず私服の生志さんが登場し、今回、FBSの情報番組「めんたいワイド」の松井礼明アナウンサーが初めて落語に挑戦するということを説明されました。
高座名は立川でもいいんだけど色々あるのでFBSの場所から取って清川、下は生を取って夕方やっているということで生夕。これは、夕方の生放送というのもあるという説明でした。
本当は、前座は羽織は着ないんだけどスタッフが用意したということで、これでいくということでした。

で、実際の落語ですが「元犬」を演られまして、枕噺から本題の落語までちゃんと楽しませてくださいました。
ただ、終わった後のめくりを忘れたり、羽織のひもを忘れたりというのは、ご愛敬というか緊張されていたんでしょうね。

次は待っていましたの生志さん。
生夕さんが「着物ぐちゃぐちゃ」と仰っていたのに対して「羽織のひもがなければ、そりゃぐちゃぐちゃになるよ」と仰っていました。
演られた落語は「たいこ持ち」
生志さんのサゲは、若だんなのお見舞金が再び足袋のコハゼだということ。
何のために来たのだか(笑)

仲入りのあとも生志さんで、今度は「柳田格之進」
こちらのサゲも生志さん独自のもので噺のあとに説明なさったのですが、納得の内容でした。

清川生夕さんこと松井アナウンサーの様子は、4/21の15:48から放送されるFBS「めんたいワイド」の中で紹介されるようです。

あと、今回の会場は北九州芸術劇場・小劇場なのですが、今日の同じ時間帯に中ホールで柳亭市馬さんと柳家三三さんの二人会が行われていたのですね。



何でも、先に会場を押さえたのは生志さんだったのですが、両方はっきり決まってからこの事態が主催者に分かったらしく、市馬さんが先輩とはいえ先に決めていたのはこちらだし・・・と困ったそうです。
私も、どちらにしようか迷いましたから。
で、まあ一度は拝聴したことのある生志さんに決めましたけど。
入りは良かったんじゃないでしょうか?

自分への土産に、生志さんの手ぬぐいも買いました。



珍しいこともありましたが、楽しい落語会でした。
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花見第二弾。

2016-04-09 17:01:58 | まち歩き
今日も、小倉城周辺で桜を愛でてきました。

紫川のたもとでは緑の桜を、小倉城側では舞姫という八重桜を見てきました。
ただ、緑の桜はともかく舞姫は、大部分が散っていました。
ソメイヨシノより後に咲くというので、一週間待ったのにー。
来年こそは、満開の舞姫が見たいです。

ベタ貼りですが、こちらが緑の桜。





そしてこちらが、舞姫。
ほとんど葉桜ですが。



いかがでしょうか?
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『嘘解きレトリック(6)』都戸利津

2016-04-06 19:29:26 | アニメ・コミック・ゲーム
昭和初年、嘘を聴き分ける能力を持つ鹿乃子は、貧乏探偵・祝左右馬の探偵助手として働いている。

ある日、差出人不明の仕事の依頼らしき葉書が届き、左右馬は指定の旅館に一泊してきた。
誰も現れなかったのを不審に思っていたら、左右馬が宿泊していた部屋から他殺死体が現れ、殺人容疑で逮捕されてしまう。

左右馬の冤罪を晴らすため、鹿乃子はくだんの旅館へと捜査に向かう。

今回の事件によって、左右馬の家族を少し知ることができ、史郎さんへの謎が深まりました。
今後、左右馬の家族関係の謎など、少しずつ明かされていくのでしょうが、ちょっぴり不安もあります。
どうか鹿乃子と左右馬が、少し貧乏でも平凡で幸せな生活を営めるようになってほしいです。
とはいえ、探偵だから平穏無事とはいかないでしょうね。
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『虹猫喫茶店』坂井希久子

2016-04-05 19:38:20 | 読書感想
一浪の末、センター試験ではケアレスミスで、私立も医学部は全て落ち、母にたまたま勧められて受験していた武蔵野獣医大学には合格したので、嫌々ながらも律儀に通っていた玉置翔。

そんな心理状態もあって友人もできず、サークルに入る気にもなれず、唯一、勉強以外の暇つぶしとして、認知症の老婦人の猫の世話というバイトを始めた。
しかし、その老婦人・東丸さんが曲者で・・・。

特別に動物好きでもなかった翔が、雇い主の虹猫喫茶店の店主・サヨリさんに鍛えられて猫を取り巻く環境を知り、獣医学生としての自覚を持ち始めるまでの物語です。

一つ一つのエピソードに出てくる問題のある飼い主たちの背景や、喫茶店にやってくる常連客にもある悩みなど、それぞれがお互いに反発と理解を繰り返しながら、やがて解決に至り、翔も成長させていきます。
個性的な登場人物も相まって、思ったより物語に厚みがあると感じました。
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『声のお仕事』川端裕人

2016-04-03 19:30:15 | 読書感想
結城勇樹は、二十代後半にして「実績なし」の崖っぷち声優。

そんな彼に、国民的マンガ「センターライン」で出会った人気声優・大島啓吾が、わざわざバイト先を訪ねて一緒に仕事をしたいというメッセージをくれた。
いったい、なぜ?

スタジオのマイクアクションになかなか慣れないこと、大島がメンバーに溶け込まないための不協和音、声優養成所で出会った上手くてもプロダクションの所属に選ばれない人、自主制作のドラマCDへの拒否感、そして結城と大島のルーツ。

声優としての様々なエピソードはもちろん、それを支える人々、応援してくれる人々、さらに、日常を普通に生きている人々も描いていて、とてもリアルに面白く読めました。
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