九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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素敵な先生達。

2010年03月23日 10時33分23秒 | その他(投稿者・忍者)
昨日の深夜、NHKの番組で定年退職した教員5・6名がチームを組み、廃校になった幼稚園を借り、週に2回小学生に国語と算数を無料で教えている姿が放映されていました。「生涯人の役に立ちたい」そんな心がとても素敵でした。自分の持っている力を役立てる事が出来たら、悔いのない人生が送れるだろうと思うのは誰でも同じですが、なかなか出来るものではありません。経済的に得のない事はもちろん、損を覚悟でやるのですから仕事ではありません。一時的なボランテアでの自己満足とは違う神聖なものを感じました。私も定年退職して4年がたちました。九里学園陸上部を強くすることに生きがいを感じている毎日です。日大山形高を退職した小枝先生はラーメン屋さんをしながらチビッコに陸上競技を教えています。日立の女子監督をしている桜井先生も、出来れば「チームを離れて陸上競技指導をしたい」とTELで話していました。そんな気持ちのある人はどこかに引きつけるものがあります。名誉とか報酬とか、そんな邪念のない純粋さが本物を作れる源のような気がします。今日の九里陸上は休養日です。陸上競技を教える前に人間を教えなければ向上はありません。「ビリ哲学」永遠のテーマに向けて明日から頑張りたいと思います。
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