今回の合宿は、1・2年生中心の合宿で、3年生は今後大学で陸上競技を継続する選手のみの参加でした。発達途上の1・2年生に向上が見られた選手がいました。男子全体で100mを10秒台前後で走る選手が4・5名いる中でそれらの選手ではなく、特別にまだ力の無い選手に光るものが出て来たのは嬉しい事です。初日にコーナ―走の理論と身体の動かし方をしただけで、その後のコーナー走の動きがガラリと変わった選手も出ました。選手と言うのは何がきっかけで向上するか分かりません。「ある日突然」と言うのが米沢女子高時代も九里陸上になってもありました。ただ言えるのは、本気で必死で練習していた部員にのみ顕著に表れていたと言うことです。何もしないで、頑張る練習もしないで、「ある日突然」は無いのです。この中からインターハイ出場者をたくさん出すことと、入賞者を出すことが目標です。春合宿は3月30日頃から4月3日頃までを予定しています。岩手県の金ヶ崎町立森山陸上競技場を中心に、今年のインターハイ会場である北上競技場でも何回か練習してきたいと思います。いよいよ年が明けると冬季練習の開始です。2か月半の時間を有効に使い強い九里陸上を作りたいと思います。
「もういくつ寝るとお正月♪♪」こんな歌を歌えるのもお年玉が戴ける年齢までです。高校生だとまだ戴いている時代ですネ、羨ましい限りです。大学生でも気にしている人がいるかも知れません。お年玉をあげる年齢になって40年が立ちました。最近は孫や知人の孫にやるお年玉が多くなりました。我が家の2歳3ヶ月の孫の親も、大口寄付者のリストに私は入っているようです。さて、女川合宿の話に戻ります。合宿中、朝練習はまだ暗い6時から、1時間港の駐車場(直線200m、幅40m)で実施しました。5分前集合ですが5時45分に港に着くとすでに整列が終わっています。部員の言葉を借りれば「ハヤッ」です。寒い中での練習ですが、各校共、1時間以上の動きを中心とした練習に取り組んでいました。競技場での練習は午前10時に開始して、終了は15時ですが何時も早い時間から始まり、30分程オーバーして終わります。(1回練習で12時から13時に昼食を取ります。)選手も指導者もどんどん意識が高くなり、合宿全体がやる気と本気で、見ている方も、指導中も、時の立つのを忘れるほどです。「日本一の合宿」には集合だけ見ても当てはまる気がします。指導者(顧問)の指導理念が同じですので良い合宿になるのでしょう。夜の指導者ミーテングで連日のクジラ肉やホタテ、アワビ、牡蠣、夏場のウニとホヤの加工品、数々の刺身等々。(子供達は生ものですので食べさせられませんでした。)を戴きながら、新たに平成23年に向けて気持ちを高める事ができたのと、楽しく、美味しいものを沢山食べて、飲ませて戴きました。皆さん有難うございました。