気温30℃と今日も福島は真夏日でした。今年は冷夏になるとの予報なのに連日の真夏日にうんざりです。部員は1泊2日の学年行事に出かけていますので練習は出来ません。県大会の休養日と位置づけてリフレッシュさせたいと思います。日本陸上競技選手権大会が6月6日(金)~6月8日(日)まで、福島の県営あづま陸上競技場(とうほう・みんなのスタジアム)で開催されます。3日間のA席3枚の招待券が届きました。殆どの競技は午後からですので、何日かは練習後に見に行く事が出来ると思います。地方に日本陸上選手権大会が来るのは大変珍しいことです。震災復興事業のひとつなのでしょうが、粋な計らいに感謝したいと思います。学年行事中の九里陸上部員達へ、くれぐれも怪我のないように過ごして下さい。何時なんどきでも陸上競技が頭から離れると思わぬ事故に結びつきます。楽しむ時は大いに楽しむ事も大切です。元気な姿で土曜日に会いましょう。
一昨日、栃木の櫻井先生と40分程TELで話をしました。数え切れないほどのインターハイ優勝者や入賞者を輩出した先生との対話は何時でも新鮮です。今回は宮城県の高校総体陸上競技大会にHBG校支援を兼ねて行かれたそうです。指導者が部員に期待するのは当然として、半分良い方に出れば成功、3分の2がうまくいけば大成功、半分以下ならば指導者の責任。強い選手にばかりに目が移り、力のない選手を蔑(ないがしろ)にすれば、必ずその後の指導にツケがまわる。そんな話が出来る先生は他にはおりません。個人の能力をいかに引き出すかが本物の指導者であり、大会での心理状態や身体状況、基本的な技術を把握せず、策に溺れ、只、頑張れ、頑張れ、根性だ、はド素人監督。本物の選手に対する優しさとは、ゴマスリや甘やかす事ではなく、厳しく見守ること。部員達を信じてやること。改めてそんなことを先生との対話の中で感じ取ることが出来ました。宮城県での東北大会には同宿してくれるそうです。HBG校の指導者の皆さん全て「ビリ哲学」です。東北大会に向け頑張りましょう。