九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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東日本大震災の復興はまだまだです

2016年03月07日 19時30分57秒 | その他(投稿者・忍者)
5年前に東日本大震災のあった3月11日まで4日となりました。毎年この時期に相馬市を訪れています。地震と津波に原発事故、これ以上の災害はないと思われるほど苦しんだ福島県浜通り地方です。昨年は相馬港に近づけませんでしたが、今年は復興が進み岸壁まで行けました。20年間ほど合宿でお世話になった楢葉町と広野町の陸上競技場にも行きました。昔と変わらぬそのままの競技場でした。国道6号線が流通の関係で通れるようになりましたが、2輪車や人が入ることが出来ない帰還困難地域があり、浪江町、大熊町や富岡町には、道路にある放射線表示が6・3マイクロシーベルト(我が家の前は0・07)の地点もありました。忙しく動いている人や車は作業の人達だけでした。合宿で宿泊した岩沢荘は再建され、ホテル慶州も作業員の宿舎で満杯でした。懐かしさとともに復興には時間がかかると現地を見て感じました。天神岬の宿舎は新しい建物になり、(レストランで昼食を取りました)帰りに相馬のいちご園でイチゴ狩りをしたのが気持ちの安らぎとなりました。福島・伊達市内の仮設住宅にいる人がいなくなり、空き家ばかりですので、復興が進んでいるとばかり思っていましたが、後、40年かかると聞いて愕然としました。相馬港の近くの海産物屋さんに寄りましたが風評被害で安全なのに売れないとの事でした。まだまだ苦しんでいる人が多く、気の毒に思いました。今日の期末テストは出来ましたか、明日は最終日です。頑張りましょう。明日は16時から市営陸上競技場で練習します。
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