今日の伊達市は35℃越えの猛暑日でした。日本一の気温も嬉しいものではありません。米沢も市のグランドは33℃ありました。練習開始して間も無く雷雨が激しく降り中断しましたが、20分ほどで雨は上がり通常練習出来ました。県新人大会の疲れがどの程度かを見ましたが、若さとは恐ろしいものでしっかり動けていました。ハードルだけは種目練習しましたがSD等の確認練習や走りの基本説明をしながらの練習をしました。投擲は投げ込みと投げのか確認をして終了、中長距離はスピード練習していました。県大会終了後コロナに罹患した部員が数名出ました。大会終了後でしたので少し救われましたが、大会中もいつもの動きでない部員もいましたので気付かないまま出場していたのかも知れません。コロナは以前より罹患しても症状が重くはならないようになりましたがコロナはコロナ、倦怠感や高熱が出ることもあるので気を付けたいものです。練習の方は東北新人大会に向けてもありますがこれから先の向上を目指した取り組みをして行きます。明日は午前中は創立記念日の祝賀会がありますが、午後は練習です。12時半から13時頃をめどに練習したいと思います。
(ビリ哲学、人の能力)
選手には持つ能力が異なるのは誰でも知る事です。余り練習しなくても良い成績を出す、子供の頃から運動能力が高い、しかし、資質だけでやろうとしたら必ず壁に当たり途中で限界を感じてやがて落ちていきます。それ以上を伸ばして行くのにはノウハウを知る信頼できる指導者がいて、その中から自分の能力開発の新しいエネルギーを作り新しい自分を作らないと向上はありません。同じ練習を何度も何度も繰り返しても余り変わらないのが実情です。走っていれば強くなる、中長選手の中には初期向上はしても3、4年過ぎると限界と感じる選手が多いのは、走っていれば強くなるや走れば走るだけ良い、の考えを変えないと変わらないと思います。中学から走り込んでいれば、早ければ高校2、3年に限界を感じます。短距離、跳躍、も同様です。正しい走りや技術向上がないと、何処に力を入れるのか、何処を直すのか、なぜそれが必要なのか、間違えた指導を受けたり、猿真似したところで駄目であれば限界と感じてしまいます。人の能力は変えられる。生まれた時の能力は有限、努力は無限、と言われますが、努力の仕方を間違うと無駄になります。有名選手を集めて強くしても、来なくなれば只の学校に変わる。次から次に新しい選手が生まれる、ビリ哲学を生かしたホンモノを身につけさせたいものです。間違えないで欲しいのは走らないで強くなる方法は無いし、跳び、投げないで強くなる方法はないという事です。